そけいヘルニア日記 ④術後編 | つれづれログ

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色々な事を徒然なるままに書いていこうと思います

手術後、病室に戻り1時間ほどは酸素マスクと点滴。

下半身麻酔が効いているので、触っても感覚が無い。
当然、痛みも無いのですやすやと眠る。

病室は通話こそ禁止だけど、メールなどはOK。
スマホで暇をつぶしていた。

術後、2時間が経過し徐々に麻酔が切れてくる感じ。
そのせいか、下半身がだんだんと暖かく感じてくる。
痺れさえ感じなかったが、徐々にそれを感じるようになり、やがてそれが治まる。


酸素と断飲で口の中がカラカラ。
お茶を飲んでいいと言われ、上半身をゆっくり起こす。
痛い!
重力で内臓が降りてきて負担がかかっているらしい。
でも激痛という程では無く、お茶を飲んで落ち着く。


更に時間が経過し、トイレの為立ち上がる。
やはり痛い!
最初は危険が伴うため、トイレまで看護師さんが付き添ってくれる。
ゆっくりと一歩ずつ前に進む。
思ったよりは歩ける様子。
そんな状態であるため、小でも便座に座って用を足す。

立ち上げるとかなり苦しく、顔が真っ青だったらしい。
病室までフラフラしながらなんとか戻る。
看護師さんには、かなり励ましてもらった。
トイレに行くにも一苦労の自分がなんだか情けなかったw

排泄で血圧が急激に下がることがあるらしい。
目の前が真っ暗になりそうだった(汗)
冷や汗だか、脂汗で汗だく。
ベッドに横になってしばらくすると安定してきた。

トイレの後、痛みが強くなって来たため、痛み止めの薬を貰って飲む。
ヒドいときには座薬を入れるらしい。


日帰りするかどうかの判断は夕方まで。
痛み止めで少しは痛みがマシになったが、帰宅できるかというと…。
10メートル先のトイレにさえまともに行けない状態。
電車の乗り換えとかは無理だと判断した。
そこで看護師さんに一泊させて下さいとお願いし、入院が決定した。
記憶にある限り人生初入院だ。


その⑤に続く