今まで、チキンビリヤニは、チキンを煮てグレーヴィーを作り、その上に茹でたバスマティライスを載せて蒸しあげる、パッキ式で作って来ましたが、

 

鶏肉が硬くなってしまうところが気になっていて、スパイスとヨーグルトでマリネした鶏の生肉を鍋の底に敷いて、その上に茹でたライスを載せて蒸しあげるカッチ式もやってみようと考えていました。

しかし、カッチ式では、鶏肉から水分が出てしまって、ライスがビチャビチャになってしまうんじゃないかという不安があり、なかなか1歩が踏み出せていませんでした。

 

しかし、やってみないとわからないので、失敗してもまあ良いやというつもりで、今回、カッチ式に挑戦しました。

 

レシピは水野仁輔さん監修のレシピ本 ビリヤニ から渡辺玲さんのチキン・カッチ・ビリヤニのレシピを使いました。

ちなみにパッキ式も同じ本の渡辺玲さんのチキン・ダム・ビリヤニのレシピを使っています。(ダムは蓋を密閉して蒸す調理法のことなので、本来はパッキ式でも、カッチ式でも両方ダムビリヤニだそう)。

https://philosophycurry.com/chicken-kacchi-biryani

 

渡邊玲さんのレシピの場合、まずは中火で10分、続いて、弱火で15分。火を止めて、10分蒸らしの計35分かかるので、

その間にアヴォカドとサニーレタスのサラダに合わせて、

前日に開けたバローのサンヴェランを1杯。

 

そうしている内にできました。

 

晒し玉ねぎとコリアンダーをトッピング。

 

もちろんワインも。

 

ライスがビチャビチャになることなく、フワフワ、パラパラの仕上がりになりました。

チキンも硬くなることなく、ジューシーな仕上がり。

 

お代わりして、キュウリのライタをかけて味変。

 

これは、まずグレーヴィーを作る必要が無いので、1ステップ減って、楽。そして、フワフワ、パラパラ感は変わらず、肉もジューシー。

次回からは、カッチ式だな。

 

今回は、参考にしたレシピ通り、マリネした肉、茹でたバスマティライス、その上に、無塩バター、コリアンダー、ミント、フライドオニオン、サフラン水、ガラムマサラを載せて蒸しあげた関係で、蒸し上がった後で、全体を混ぜてしまいましたが、マリネした肉の上に、フライドオニオン、コリアンダー、ミントを載せ、その上にバスマティとすれば、必ずしも全体を混ぜる必要がなく、底からすくいあげる感じで盛って、ライスの色のグラデーションも楽しめそう。