9/29/21(水)

Rosso ¥3,025 ドラジェ/日欧商事

 

この日の夕食のメインは、ウルグアイ産牛ランプ厚切りステーキ。

レアの焼き上がり。

カマルグのフルールドセル、刻みワサビ、黒胡椒で食べました。

 

ワインは、トスカーナのバルコ・レアレ・ディ・カルミニャーノ DOCG。

品種はサンジョヴェーゼ、カベルネソーヴィニョン、カナイオーロ。

 

アメブロでブログ「SLトスカーナ号」を書かれているFREDYさんがカルミニャーノDOCGを紹介されていて、

1500年代からサンジョベーゼやカナイオーロだけでなく、カベルネを加えたワインが造られていたという話をされていました。

そこで、これは飲んでみなきゃと買ったものです。

なんでも、1533年にメディチ家のカテリーナが後のフランス国王アンリ2世に嫁いだことで、フィレンツェにボルドータイプのワインがもたらされ、そのワインをとても気に入ったメディチ家がカルミニャーノワインにカベルネ種をブレンドすることを命じて造られるようになったとのこと。

 

色は濃いガーネット、エッジは紅色に染まります。グラスの底は見えません。

 

グラスからは、酸を連想する赤系果実、プラムを思わせる黒系果実、赤身肉を思わせる旨味を連想する香り、鉄の香り、赤や紫の花の香り、甘草、鼻腔の奥をツーンと刺激するトーンの高い芳しい香り。

 

口にすると、滑らかな舌触り、仄かな甘み、やや強めの酸、やや強めの苦味、舌を巻く感じでギュギュッと締めるやや強めのタンニンの収斂味。

 

確かに、カシス系の香りを少し感じて、それがカベルネソーヴィニョンかな。

 

赤身のランプステーキとの相性は申し分なし。