●ディラン・マクダーモット 出演映画 ベスト10 | 映画いろいろベスト10 + 似顔絵

映画いろいろベスト10 + 似顔絵

まったくの独断で選んだ映画10作品。
ペイントでの似顔絵もやっています。

ディラン・マクダーモット 出演映画 ベスト10

 

1 ニューオーリンズ・トライアル

法廷シーンは多くはないですが、裏の世界における緊迫感がワクワクさせてくれます。裁判の結果よりも、そこまでの過程を楽しむ映画といった印象でした。ジョン・キューザック演じるニックが陪審員に滑り込み、以下企てどおりに進んで行く様子はいささか映画的ではありますが、社会派サスペンスをより盛り上げる意味では、重要な脚色でもあります。ジーン・ハックマンの存在感もさすが。ディラン・マクダーモットは冒頭で銃の乱射で殺されてしまう役どころ。

 

2 ウォールフラワー

主要登場人物のキャラクターがきちんと立っているので、米国の高校生の日常生活をそのまま映し出しているようであっても、作品として魅力のあるものになっています。それぞれ個性が違うようであって、実は似ている、まさに類は友を呼ぶといった感じで連れ合っている彼ら。観ている方からしても、決して完璧でない彼らの誰かに感情移入しやすかったのではないでしょうか。もっともパーティーをしているか、ランチを食べているかばかりで、勉強のシーンは僅か。遊び放題の高校生活に見えてしまうのですが、きちんと進学を決めているわけですから、そのあたりの将来に向かって努力もしている様子もきちんと映してくれたら、より共感できる作品になったようには思います。それでも青春時代のほろ苦さ甘さ酸っぱさすべて思い出させてくれるようなムードに小一時間浸ることができました。ディラン・マクダーモットは主人公の父親役。

 

3 サバイバー

オーソドックスな巻き込まれがたのサスペンスです。罠にはめられた主人公が、いる現場ごとになんらかの事件が起き、さらにやっていない容疑を重ねられつつ、一人で真実を暴こうと奔走。よくあるタイプの王道的逃亡サスペンスではあります。罠にはめられて逃げながらも、真実を見つけるために走る姿は、ミラ・ジョヴォヴィッチにはピタリとはまります。どんどん周りも世間も敵が増えていく彼女を見ていると、もっと警戒しろよとついつい思ってしまう逃走劇でしたが、最後は潔白を証明できるだろうなと思うと、少し安心感はありました。 ミラ・ジョヴォヴィッチの上司役がディラン・マクダーモット。

 

4 テキサス・レンジャーズ 

時間も短く単純明快な勧善懲悪の世界は西部劇ならでは。しかその短い時間のせいか、せっかく登場するキャラクターの関わり方の描き方が薄いのです。なぜリンカーンは信頼されたのか、レンジャーに入隊した若者達の友情もほとんど扱われず、牧場の娘との恋もどこか表面的。本選のストーリーは分かりやすいし、西部劇だからこれで悪くないので、それを膨らませいてくやり方が弱く、表面的なもので終わってしまったのは残念でした。それにしても、大量の人間が次から次へと殺されていくのは、いくら西部劇だといっても、どこか違和感が残る部分でもあります。

 

5 ハンバーガー・ヒル

若者たちがベトナムの最前線で戦い散っていく姿に、果たしてこの戦いにどんな意味があるのか、彼らの死に値するものを何か得られているのだろうか、物語性よりもとにかく最前線の兵士たちの姿を映し続ける作品だけに、戦争の虚しさが余計に響いてきます。もちろんストーリー性がある方が映画として面白いと感じられるのは間違いないでしょうが、面白くはなくても、伝わってくるものはあったように思います。分隊の指揮官がデイラン・マクダーモット。

 

6 ホーム・フォー・ザ・ホリデイ

コメディタッチのホームドラマといったところでしょうか。主演のホリー・ハンターがほとんど出ずっぱりでしたが、さすがという存在感と演技で非常に魅力的なキャラクターになっていました。ただ内容はどこかとっちらかった印象が残りました。主人公の弟が連れて来た謎の美男子がディラン・マクダーモット。最後は新しい恋の予感?が。

 

7 マグノリアの花たち 

なかなかの豪華メンバーですが、今思うとあのジュリア・ロバーツがウェディングドレスを着て、死んでしまう悲劇のヒロインを演じているというなかなかレアな設定。物語そのものは女性達をメインにした真面目な人間ドラマで、どちらかというとストーリーよりも演技を見せるための映画であるように思います。腎臓を悪くしながら周囲にはそれを感じさせずに出産し、移植を選択の上若くして死んでいくという悲しい物語ではあるのですが…。そのジュリア・ロバーツと結婚する弁護士がディラン・マクダーモット。

 

8 ワンダーランド

実話を元に、伝説のポルノ王が関係した殺人事件を、違った視点から描いています。異なる証言、行ったり来たりする時間軸、そして人によって異なる主人公のホームズ像、肝心な真相をはぐらかしながら見せて行く編集には感服します。しかしながら主人公にどうして周りの男女が引きつけられるのか、その人間的な魅力を全く感じることができず、ただただ欲望のままに自堕落な生活を送りながら、いざとなると周りに怯え、或いは頼らざるをえない器の小ささしか感じ取ることが出来ませんでした。彼のために証言を隠していた女たちの肝心な気持ちがそれでは解りません。証言を基にした謎解き風の構成はそれなりに面白く観られただけに、すべてにおいて説得力がもっと欲しかったです。惨殺事件にかかわる男の一人としてディラン・マクダーモットは登場。

 

9 ザ・シークレットサービス

大統領を守る男と犯人のやりとりは、いささか緊張感に欠け、しかも単調な内容とあっては、乗り切れませんでした・ヒロインのレネ・ルッソの役もあまり存在意味がないでしょう、これでは。クリント・イーストウッド演じる主人公の唯一の相棒がディラン・マクダーモット。

 

10 パーティ・モンスター

実話だから仕方ないですが、いまひとつ入り込めず、終盤前までは退屈。マコーレー・カルキンの私生活とだぶってしまって、どうも演技として観られないのが辛いところ。