●ダイアン・レイン 出演映画 ベスト10 | 映画いろいろベスト10 + 似顔絵

映画いろいろベスト10 + 似顔絵

まったくの独断で選んだ映画10作品。
ペイントでの似顔絵もやっています。

ダイアン・レイン 出演映画 ベスト10

 

1 陽だまりのグラウンド 

酷評されようとも、これだけ純粋なストレートを放られれば、けなげな黒人少年達の楽しそうな笑い顔をみると、否応がなしにジーンときてしまうのではないだでしょうか。設定を聞けば展開が読めますし、ロマンスも子供たちの家庭上級も、学校での勉強も、いろいろ詰め込み過ぎて突っ込み不足の点も多いです。ギャンブルを捨てて子供達のコーチに専念していくのも、エリザベス(ダイアン・レイン)がコナー(キアヌ・リーヴス)に惹かれていくのも、簡単すぎるといえばそうかもしれないですが、それでもいいじゃないの。いい話なんだから。多分リーヴスのフィルモグラフィの中では忘れられて行くような作品になってしまうのでしょうが、へんな役よりよっぽどいいです。好感が持てる作品でした。

 

2 グラスハウス

最初から最後まで緊張感を保っていて、登場人物も限られた密室スリラーとしてはテンポも悪くないです。お約束の意味のないサービスショットも(リーリーの水着などバストを強調した衣裳がやたら多い!)あって、スリラーとしてはますまずまの出来。もう一押し欲しかったとすれば、ダイアン・レイン演じるエリンが悪者になりきれず、良心を見せてしまうことでしょうか。途中までのジャンキーぶりは不気味だっただけに、最後までそれで徹していれば、もっと強烈なものになったように思いました。

 

3 アウトサイダー

類は友を呼ぶ的な群れる若者達の苦悩が積み重なって1つの青春映画となっています。今見ても古さを感じさせないということは、いつの時代も同じような悩みを若者たちは抱えているということなのでしょうか。ただしその作品そのものの価値観以上に、この映画については当時の若手俳優たちがこぞって出演しており、その後の活躍ぶり、またはその逆も含めた行く末を比べてみるという楽しみ方があるでしょう。一番目立たないトム・クルーズが最もスターとして輝いている現状を見ると面白いですね。

 

4 リトル・ロマンス

ダイアン・レインの魅力が光る可愛らしい好感の持てる作品。レインばかりがクローズアップされますが、相手役のテロニアス・ベルナールもいいです。達観したような笑顔に包容力さえ感じさせられます。ただベネチア旅行に出てからの展開がやや長い。前半いいテンポだけに、たるんでしまった感はあるのですが、それでもベネチアの観光気分も味わえるし、最後の爽やかな別れのシーンできちんと締めくくっていました。

 

5 マイ・ドッグ・スキップ

単なる動物映画というよりも、人間対人間と同じような友情ドラマのような雰囲気に仕上がっています。戦中を回顧する形式で、ノスタルジーもたっぷりで、情感があふれる味わいある作品でした。ダイアン・レインは少年の母親役。

 

6 ストリート・オブ・ファイヤー 

話自体は陳腐だし、主人公がふらっと帰ってきて一暴れし、またふらっと帰っていくというたわいのない話。なぜ帰ってきて、しかも愛する女をいとも簡単に置いて出て行けるのか、深く考えると疑問符だらけで、お世辞にもよく練られたストーリーとはいえないのですが、ラストの2つの音楽と余韻を残したなんともいえないラストシーンがそれらを取り戻すことの素晴らしさ。一人去ろうとしているところをマッコイが赤い車で拾っていってTHE ENDという心憎いシーンを最後に持ってきて、やられたという感じでした。ダイアン・レインはロック・クイーン役。

ストリートオブファイヤー

 

7 ジャンパー

大作というほどのスケール感ある映画ではなく、むしろ88分という短い時間の中でコンパクトにまとめられていたという印象です。内容的にはかなり浅いです。社会的メッセージなどはもちろんあるわけないし、「ジャンパー」たちと彼らを追う「パラディン」との背景にあるものについても、かなり描き方が薄いです。とりあえず「パラディンがジャンパーを追う、そういう設定にしたという程度の説明に留まっています。ただ、この映画に課せられた役割というものは、次から次へと世界中どこへでも瞬時に移動しまくる夢のようなジャンパーの能力を、1時間30分に満たないほんのわずかな時間だけ堪能させること、それで十分のように思います。そういう意味では、テレポートからテレポートを続けるシーンは映像でも音でもかなり迫力がありましたし、世界中の観光名所も観ることができて、なかなか楽しいものでした。

 

8 運命の人

リチャード・ギアの普通の夫ぶり。いつもとは違った浮気もしない平凡な役柄は、帰って強い印象を残す。体をはったダイアン・レインの演技は予めインプット済みであったのですが、それ以上に哀れな夫の役は、観ている側に強い同情を誘います。ストーリー自体はそれほど機を衒ったものではなく、むしろこういう設定だったら一番あり得る展開。しかもそれ以上には物語が発展しないので、やや物足りなさは残りますが、対照的な夫婦を主演二人が好演していることで、まずまずきちんと収まったというところ。

 

9 ザ・シークレットマン

たびたび映画で取り上げられるウォーターゲート事件ですが、今回は内部告発者であったFBI副長官を主人公にした視点で描いています。自身が内部告発の当人にもかかわらず、周りから犯人は誰か探すように言われたり、あるいは盗聴器を仕掛けられてピンチに陥ったりと、緊張感あるやりとりが繰り広げられ、見ごたえのある展開となっています。ただそのわりに演出が地味で、極端に緊張感を煽るような見せ方をしていなかったのが、娯楽性としては、いまひとつ物足りなさに繋がってしまったのかもしれません。正義と保身の間で揺れる主人公の苦悩を、リーアム・ニーソンがやつれたような表情をもって巧みに表現していました。

 

10 トスカーナの休日

ダイアン・レインファンにはたまらない映画かも。ほぼ出ずっぱりでまるでPVを見ているかのよう。展開自体は中年の哀しさがなんとなく感じられるイタイ映画なのですが、イタリアの風景に癒され、明るさを取り戻していくヒロインを応援したくなります。

 

11 トランボ ハリウッドに最も嫌われた男

12 チャーリー

13 ランブルフィッシュ

14 ジャスティス・リーグ

15 ワイルド・ビル

16 マン・オブ・スティール

17 マッド・ドッグス

18 ブラックサイト

19 コットンクラブ

20 パーフェクト・ストーム