●トム・ハンクス 出演映画 ベスト10 | 映画いろいろベスト10 + 似顔絵

映画いろいろベスト10 + 似顔絵

まったくの独断で選んだ映画10作品。
ペイントでの似顔絵もやっています。

トム・ハンクス 出演映画 ベスト10

 

ようやく取り上げることにしました大物俳優。

数々の名作ヒット作に出演。

その中から選ぶのはなかなかたいへんでした。

 

1 すべてをあなたに

監督と出演をトム・ハンクスが務めたほろ苦い青春音楽映画です。田舎のバンドの成功からあっという間の解散までをテンポよく描いていますが、特にオリジナルの音楽が効果的に使われていて心地よく響いてきます。年代設定も60年代を選び、古き良き時代というノスタルジックな感じもまたこの作品の雰囲気付けに一役買っているでしょう。バンドメンバーのキャスティングも個性的で、いかにも普通の少年がパッと出てしまったという雰囲気がありますね。

 

2 めぐり逢えたら

出会いそうで出会えない、そんな二人がようやく出会うまでを描いたラブ・コメディです。ということでよく考えると,主演の二人は二つのシーンでしか共演していないのですが、運命に引き寄せられるように、最後に対面にまでこぎつける展開がロマンティックに感じられるのです。

めぐり逢えたら

 

3 プリティ・リーグ

前後に現在の舞台を持ってくることで、ノスタルジックな感傷をより強く感じさせるような作りになっています。古き良き時代の女子野球に打ち込んでいた選手達の一生懸命さが充分伝わってきました。兄弟愛・チーム愛・仲間意識といったものがそれに加わって、楽しいし、感動的だし、懐かしいし、そんな素晴らしい映画に仕上がっています。何よりも女子選手達のプレイぶりがかなり本格的で迫力あるシーンになっているのが素晴らしい。誰もが楽しめる作品でした。女子野球チームの監督をトム・ハンクスが演じています。

 

4 ユー・ガット・メール

今の時代では当たり前になってしまったネットを通じての恋愛も、1990年代後半においてはまだまだ目新しいもの。トム・ハンクスとメグ・ライアンの黄金コンビによるメールを通じてのロマンスを描いたラブ・コメディです。涙あり笑いありで、メグ・ライアン演じる主人公の働く書店をたたんでしまったあとの淋しさなどはしんみりもしてしまいましたが、メグ・ライアンの魅力が充分発揮され、そしてそれが作品全体のキュートな印象にも繋がったと思います。

ユー・ガット・メール

 

5 キャプテン・フィリップス

映画としてよく出来ていたと思います。狭く限定された空間での出来事を中心に描き、決して動きの激しい映画ではないのですが、最初から最後までだれることなく惹きつける演出は見事だったと思います。窮地に追い込まれながらも、船長として毅然とした態度は失わないトム・ハンクスの演技も見事ですし、海賊側の4人もそれぞれキャラクターに個性があり、緊張感を失うことがなかったです。こうして娯楽的な要素をきちんと抑えた上で、事件の背景にあるソマリアと米国の社会の違いについても、敢えて説明はしないものの、時折こぼす海賊一味の言葉の端々によって言及する形で、作り手側としての問題提起をしているところも巧みです。救出されたあとのハンクスの演技が特に秀逸。撮る側撮られる側含めて高いレベルでまとまっていたのではないでしょうか。

 

6 ブリッジ・オブ・スパイ

さすがスピルバーグ、冷戦時代の水面下の人質交換の史実を手堅く娯楽作品に仕上げてきました。緊張感を保ちながら、人質交渉に雇われた弁護士の米国人救出への強い熱意を感じさせるドラマとしても成立させています。国にとっては取るに足らない一学生ですが、彼にとっては学生も国家スパイも同じ一人の人間、一つの命。そういう意味で人道的な彼の態度は非常に感服を受ける者で、こういう人がいてこその1対2の人質救出であったのだと思い知らされました。最後にソ連のスパイを返したとき、抱擁されずに車の後ろ座席に乗せられるだけであった姿をみて、彼の行く先を案じるトム・ハンクスの姿が印象的でした。直前にソ連スパイがつぶやいていた通りの展開。一方で法要で迎えられる米国スパイ。そのあたりにはアメリカの国家主義的な面もチラリと垣間見られたりもしましたけれど。

 

7 アポロ13

月面着陸を達成したあと、さらに宇宙開発を進める中での事故。帰還へ向けての、機内・基地の人々ともども緊迫感と一体感が伝わってくる作品です。見ていて飽きないですし、最後はハッピーな形で終われます。国家の力を示すために競って宇宙開発に力を注いでいた時代の話。トム・ハンクスは主人公のベテラン飛行士役。

アポロ13

 

8 フォレスト・ガンプ/一期一会

数奇な人生を追っていく人間ドラマ。さすがに評価の高い作品だけに、安心して見られますが、なんとなくトム・ハンクスの演技が鼻につく感はありますね。ただいずれにせよトム・ハンクスの代表作であることには違いありませんし、他の作品にはない独特のオリジナル感というものにあふれた作品であることも確かでしょう。

フォレストガンㇷ゚一期一会

 

9 ザ・サークル

一種の宗教のような感覚さえ覚えましたが、24時間行動すべてを監視されているSNSの行き過ぎた技術が、人のプライバシーを奪うだけでなく、命まで奪ってしまうという悲惨な結果に。使い方を正しく節度を持てば、いざという時の監視ツールとして、あるいはコミュニケーションツールとしてこの上ない便利なものにはなるもの。そこに気づいた主人公が、最後に全否定するような極端な行動に出るのではなく、改善という方向に出たのは、冷静でよい判断だったと感心させられました。そしてトム・ハンクス演じる上司を最後にギャフンといわせ、その点でも爽快感もありました。会社の中でいろんなイベントや集まりがあって、最新の企業は違うなあと、圧倒もされました。快活な主人公をエマ・ワトソンが好演。

 

10 天使と悪魔

2時間半という長さもほとんど苦痛に感じることなく、終盤の目まぐるしい展開にはワクワクもしましたし、まずは手堅くまとめてきたという印象です。ただ手堅い分だけ、ここが凄い!とか、特筆すべき箇所もさほど感じられなかったというのもまた事実。前作の反省を生かそうという意志も強く感じましたし、実際もより分かりやすく作られていましたで、全体としては評価したいとは思います。宗教が絡むと、特にわれわれ一般の日本人からすると難解になりがちなものですけど、その点でも比較的すんなりと消化することができましたし。ただどうしても、これだけ大きくあちらこちらで扱われていると、どうしてもそれ以上を期待してしまう部分もあるのですよね。ですから、過度の期待をしないこと、そうであれば多くの人にとって十分に面白く観ることができるのではないでしょうか。

天使と悪魔

 

11 ロード・トゥ・パーディション

12 ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書 

13 ターミナル

14 ものすごくうるさくて、ありえないほど近い 

15 レディ・キラーズ

16 グリーンマイル

17 キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン

18 ダ・ヴィンチ・コード

19 ポーラー・エクスプレス 

20 ビッグ

 

21 インフェルノ

22 ドラグネット 正義一直線 

23 キャスト・アウェイ

24 マネー・ピット

25 プライベート・ライアン

26 王様のためのホログラム

27 独身SA・YO・NA・RA! バチェラー・パーティ

28 幸せの教室  

29 ターナー&フーチ すてきな相棒 

30 フィラデルフィア