●ドウェイン・ジョンソン 出演映画 ベスト10 | 映画いろいろベスト10 + 似顔絵

映画いろいろベスト10 + 似顔絵

まったくの独断で選んだ映画10作品。
ペイントでの似顔絵もやっています。

ドウェイン・ジョンソン 出演映画 ベスト10

 

プロレスラーから転身したアクション俳優。

以前はザ・ロックの名前を使っていましたね。

 

1 カリフォルニア・ダウン

ドウェイン・ジョンソンが救助隊パイロットを演じた主演作。この手のパニック映画の中でも、迫力、スケール感、そして連続性の面で他に追随を許さないものになっています。次から次へと襲い掛かる災難の中で逃げ惑うしかできない人々。高層ビルや橋が簡単に壊され、おそらく考えられる最大級の被害を映像化し、観ている者の恐怖を増長させ続けます。息をつく時間もないほどのスピード感で襲ってくる災害の数々には、思わず息をするのも忘れてしまうかと思うほど。たまたま主人公一家が救助隊の家族ということで、ちょっとした知識を家族も持っていたということが、ややずるいかなと思う部分はありますが、実際にこんなことが起こるのかと思うと、恐ろしいとしかいいようがないでしょう。不謹慎かもしれませんが楽しめました。

 

 

2 ワイルド・スピード SKY MISSION 

息をつく間もないというのはこういうことなのでしょう。ストーリーどうこうを言わせないほど切れ目のない激しいアクションが続き、しかも見せ場見せ場の連続。シリーズのラストを飾るには相応しい迫力とスケールの作品に仕上がっています。圧巻でした。崖を落下していくバスからなんとか逃げ推せたシーンや、高層ビルから隣の高層ビルへ車ごと飛び移るシーンなどは、どうやって映したのかと思うような凄いシーンで、まだ続くのかまだ続くのかと、もうとにかくお腹いっぱい。そしてシリーズをしめくくる最後のシーンは、過去の映像もフラッシュバックさせながら懐かしさを誘い、そして最後にポールを悼む文字。最後まで心憎い演出で、シリーズのファンにはたまらないものになったでしょう。とにかく回を追うごとに話題性が高くなっていったという稀有なシリーズ。最後は少しさびしさを感じました。

 

 

3 ファースター 怒りの銃弾

単純な復讐映画ではありますが、主演のドウェイン・ジョンソンの圧倒的存在感が、そこに別の意味を持たせているように感じてしまいます。ビリー・ボブ・ソーントンの胡散臭い刑事がスパイスになって、映像的にも色に工夫を加え、そこそこ見応えのあるものになっていました。

 

 

4 ワイルド・スピード MEGE MAX

中盤までは「売り」であるはずのカーアクションが控えめで、じらされたところはありますが、最大の見せ場になる終盤の金庫強奪シーンの迫力は圧巻!これでこそお金を払ってハリウッド映画を観る価値があるというもので、人気シリーズとなった今でこそここまでできるようになったのかもしれません。過去のシリーズのキャラクターを集めて組ませたり、顔見せだけでワクワクさせることができるのも、長期化したシリーズならではのもの。2作目、3作目と迷走したシリーズも、目指す方向が定まってきたようで、まだまだ続きそうですね、というのが当時の感想でした。

 

 

5 ワイルド・スピード アイスブレイク 

ドミニクがファミリーの知らないところで敵に使われ、その背景を知らないファミリーたちと対決する形になることに、観ていてハラハラドキドキ。実は息子を人質にとられているんだよと言ってあげたい気持ちになりながらの鑑賞ということで、そこが作り手の狙いでもあったわけですね。またちょっと違う味わいで、今回も面白く観ることが出来ました。ポール・ウォーカーの穴を埋めようと、シャーリーズ・セロン、ヘレン・ミレンとスター俳優もまた増えて賑やかな布陣。敵役のセロンが生き残ってしまったので、まだまだ続きを作れそうですし。

 

 

6 スカイスクレイパー

陽に包まれた高層ビルでクレーンに乗ったり、そこからビルに飛び移ったり、窓の外に出て配線を切ったり、観ていてヒヤヒヤドキドキするシーンが連続で、それだけでも元はとれたというところでしょうか。一番いいシーンを予告編で見せざるを得なかったのは痛し痒しだったでしょうが、この作品の売りはやはり高層ビルへ飛び移るシーン。客を呼ぶには必要だったのは理解できます。家族愛だの、裏切りの構図などはどの映画にもある要素で、ストーリーは見せ場に持っていくための手段にすぎません。いいお父さんをしているドウェイン・ジョンソンもなかなか良かったです。久しぶりのネーヴ・キャンペルも懐かしい感じでした。

 

 

7 ヘラクレス

展開自体にこれといった目新しさはないものの、この手の神話的な時代の戦争アクション映画として正々堂々と作り上げたといった感じです。必要なスケール感は当然満たしていますし、ドウェイン・ジョンソンを中心とした俳優たちの迫力もうまく見せられています。その時その時の敵味方の立場も、途中で変わりはするものの明確で、難しいことを考えずに観られるのがいいですね。長さも適当で程よい感じ。

 

 

8 G..ジョー バック2リベンジ

ストーリーもアクションも奇想天外荒唐無稽。その無茶苦茶さを楽しめるか楽しめないかに、この映画の評価や感想は変わってくるでしょう。山岳での戦いのシーンはスピード感もスリルも迫力もあって私は楽しめましたし、核サミットをめぐる展開もあまりにも馬鹿馬鹿しすぎて、ここまで徹底していると逆にSF映画的なノリで面白かったですよ。そう、所詮虚構の世界なんですから。

 

 

9 ワイルド・スピード EURO MISSION

回を重ねるごとに、これだけ変化を見せていくシリーズも珍しいもので、普通は「お約束」の展開に、ファンは「待ってました」とばかりにほっと一安心して帰っていくもの。対してこのシリーズの最新作はとにかくここまでやるかという、派手を通りこしてハチャメチャのめちゃくちゃぶり。サーカスのようなアクロバティックなアクションから、奇想天外の人殺し戦車の大行進と、まあここまでやってくれれば、大したものです。ただ、短いカットの映像が次から次へと切り替わっていく飛行機でのシーンは、繋がりが分かりにくく、どこからどう移動したらそこへ行くのか、常識では判断できない動きばかりだからこそ、きちんと分かるように見せて欲しかったというのはありますね。それにしても騒動が一段落した後のラストがまた心憎いです。

 

 

10 ジュマンジ ウェルカム・トゥ・ジャングル 

ジュマンジのシリーズも現代に合わせて、テレビゲームの世界にと様変わり。単純なすごろくの時代が懐かしく、ひとつひとつミッションをこなしていくロールプレイングゲーム的な世界は、われわれ世代からすると、他の映画と変わりないじゃんということで、わくわく感は逆に減ってしまったように思いました。