●クリス・ヘムズワース 出演映画 ベスト10 | 映画いろいろベスト10 + 似顔絵

映画いろいろベスト10 + 似顔絵

まったくの独断で選んだ映画10作品。
ペイントでの似顔絵もやっています。

クリス・ヘムズワース 出演映画 ベスト10

 

1 パーフェクト・ゲッタウェイ

まんまと騙されました。まさか主人公が犯人だったとは。このパターンはあまりないので、完全に気づかなかったですね。二度見たくなる作品ですし、二度見るとなるほど気づくこともありますね。登場人物が限られる中でも、こうした工夫で面白くなるのですね。ハワイという背景もマッチして、面白かったです。ただテントで逃げようかと相談していたくだりだけは、どうもわからなかったです。道中登場し逮捕されてしまう二人連れの一人がクリス・ヘムズワース。

 

 

2 ラッシュ/プライドと友情

F1にあまり知識がない人、興味がない人にも分かるように、専門的な技術や駆け引きよりも、二人のレーサーの関係性をメインにドラマを描いている点では、比較的万人向けに作られていたと思います。ただその分最初から最後までを時間を追いながら、こんなことがあった、あんなことがあったと、平均的に淡々とエピソードを連らねたという印象は残ります。二人の関係にしろ、それ以外のエピソードにしろ、それぞれをあまり深く突っ込まないでいるので、出来事の繋がりとしては非常に理解しやすいのですが、そこにある心情の描き方がやや弱い! ですので、観ていて心を揺さぶられたりとか、強く感情移入させられるとか、そういう部分がないのは、ドラマとしては物足りなさを残します。浅く広くか、狭く深くか、映画のターゲットであったり、エピソードの取り上げ方だったり、どちらをとるかは難しいですが、この作品の場合は前者をとって、結果として手堅いけれど無難なところに落ち着いた感じですね。天才レーサージェームズ・ハントをクリス・ヘムズワースが演じています。

 

 

3 白鯨との闘い

白鯨との闘いがダイナミックに行われるかと思いましたが、どちらかというと漂流をメインにした展開になっています。戦いの部分あるものの、中盤での山場以後は、瞬間的に二度現れるのみ。そして決着もつかないまま最後は消えていく形であり、主人公の葛藤はむしろ生きるために仲間の肉を食べたことに重きが置かれています。1800年代の話ということで、リアリティを壊さないようにという意思があったのかもしれません。これについては邦題にも問題があるかもしれません。原題は「海の中心」であるからすると、むしろ白鯨との闘いはサイドストーリーのひとつと言った方がいいのかもしれないです。全体としてはそれほど強い印象の展開はなかったものの、手堅くはまとめられていたのではないでしょうか。クリス・ヘムズワース主演。

 

 

4 ホース・ソルジャー

9.11の直後の隠された偉業を、これをもっと世界にアピールしようという意図がどこか見え隠れしているところはありますが、まずは過酷な条件の中で、12人全員がミッションを果たしたうえで帰還に成功したことには拍手を送りたいと思います。タリバンを倒したいという思いだけで手を組む地元の将軍率いる戦士軍。彼らを完全に信用するには至らず、別のチームを現地に送り込み、敵対する将軍の協力を失いかけさせた司令部。困難がいろいろある中でのミッション達成は、とにもかくにもタリバンをおとなしくさせたという意味では、間違いなく貢献しているわけですから。主人公ネルソン大尉をクリス・ヘムズワースが演じています。

 

 

5 スノー・ホワイト-氷の王国-  

ストーリーとしてはテンポもあって楽しめるものになっています。ただひとつひとつに深みがなく、意外とあっけなく、とんとん拍子で進んでいくのが拍子抜けではありました。一瞬で敵と味方の立場を変えてしまうようなシーンが多々あり、おいおいそんな簡単かよと突っ込みたくなるようなことがしばしば。女王姉妹の互いのやりとりもくるくる変わってしまいますし、隠された鏡も案外簡単に盗れてしまったのも意外。二人の愛の再燃もあっという間でしたし、難航するはずの王宮への侵入も、ハードルはひとつだけ。まあ時間内にストーリーをすべて押し込めようというところなのでしょうけれど、演出にもう少し粘りとかタメとかがあった方が、観ている方は盛り上がるとは思うのですがね。女王を滅ぼしたハンターがクリス・ヘムズワース。

 

 

6 ゴーストバスターズ

人気作を性別だけ変えて作り直すということで、ハリウッドにおけるアイディアの枯渇を露呈しているようなものですが、作品自体は元の作品の面白さに、現在ならではのCG技術を加えて、それなりに安定した作品になっていました。知名度よりも個性を重視したようなキャスティングにより、4人組のそれぞれの役割が分かりやすく、基盤がきっちり構築されていたような印象。そこに前作をリスペクトしてかビル・マーレイも対立する側として登場させ、人気のヘムズワースを添え物的に参加させることで、作品に華やかさを与えることにも成功。新鮮さはないもののまずまず楽しめ、合格点というところでしょう。

 

 

7 マイティ・ソー ダーク・ワールド 

そもそもが得意でないジャンルだけに、前半はいまひとつ乗り切れなかったのですが、かなり凝った映像で見せる山場の戦闘シーンはそれなりに見応えがありましたし、脇役まで含めてキャストも豪華。まずまず楽しめました。タイトルロールをクリス・ヘムズワースが演じています。

 

 

8 キャビン

よくある無軌道な若者たちが、人里離れた別荘で次々に殺され、最後に一人が生き残る…的なちんけでありふれたサバイバル・ホラーかと思いきや、話はどんどん大きな方に転がり、なんと人類滅亡の危機にまで繋がってくるとは…。まあ奇想天外すぎて、最後の方は可笑しく可笑しくて。話が大きくなるにしたがって、怖さはどんどん馬鹿馬鹿しさに転換されていくという、むしろちんけな前半の方が怖かったぐらい。でもこんな映画に、シガーニー・ウィーヴァーとかリチャード・ジェンキンスとかがしっかり顔を出しているわけですから、とんでもない映画です。

 

 

9 マイティ・ソー

典型的なアメコミ映画といった感じですね。それなりに迫力もありましたし、映像的にも力が入っていたのも伝わってきたので、それなりのものには仕上げてきたなとは思いましたが、やはりこの手の作品が溢れている中では、突出した面白さがなかったのもまた一方で受けた印象です。そもそも同様のアメコミ作品にさほど魅力を感じる方ではないというのもあるかもしれませんが、ワクワクさせられるように要素はあまり見つけられなかったです。

 

 

10 アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン

好きな人にはいいんでしょうが、いつも同じに見えてしまいます。ガチャガチャとうるさく戦い続けているだけで目新しさがないというか…