●マックス・フォン・シドー 出演映画 ベスト10 | 映画いろいろベスト10 + 似顔絵

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まったくの独断で選んだ映画10作品。
ペイントでの似顔絵もやっています。

マックス・フォン・シドー 出演映画 ベスト10

 

90歳になったスウェーデン出身の名優です。

 

1 コンドル

シドニー・ポラックのサスペンスは、緊張感ある展開と複雑に絡み合うCIA内部の黒幕関係に興味深く観ることができました。フェイ・ダナウェイの存在がやや中途半端なのが気になったが、最後まで結末を読ませず、しかも新しい展開が起きていくストーリーは見応えがありました。マックス・フォン・シドーは殺し屋として登場。

 

 

2 ニードフル・シングス

最初はなんとも小さな町を舞台に、静かな立ちあがりと思ったのですが,次第に事態は混乱し、狂気じみていきます。怒りの連鎖が複雑化し、結末が見えてこない面白さはたっぷり。最後は、すっきりしない終わり方で,心地よくはないですが、それが返って皮肉っぽくて、ブラックさを増長させているようです。残酷かつクールに、人間の心の闇の部分を非情に描いている作品でした。古道具屋の店主がマックス・フォン・シドー。

 

 

3 勝利への脱出

単純明快で爽快なスポーツ娯楽作として楽しめる作品。次第に気分を盛り上げていき、最後の勝利で気持ちよく終わるという、典型的なスポーツ映画の構成ですが、そこに脱走の試みという要素を入れ込むことで、サスペンスフルな味付けをしています。スタジアムに押しかけた大観衆は圧巻で、映像にリアリティを与え、ナチス側の最後の呆れたような表情が、この物語のすべてを物語っているようでした。マックス・フォン・シドーはドイツ将校役。

 

 

4 スター・ウォーズ フォースの覚醒 

過去6作に最大限のリスペクトを持って作られていることはものすごく感じます。ハン・ソロ、レイア姫、ルークだけでなくC-3POR2-D2の登場シーンはそれぞれ待ってましたとばかりに工夫された演出で迎えいれており、拍手が起こるほど。乗り物や武器もそう。とにかく過去の作品のファンをまず喜ばせる、満足させることが第一に作られているようで、その点ではきちんとつかむところは掴んでいたという印象です。そのあとはファースト・オーダーとレジスタンスとの激しい戦いの中に、巻き込まれていくわけですが、結果として新3部作の序章といった内容で、まだまだ激しい戦いが今後待っているというワクワク感を持たせて終わっていくわけです。探検家ロア・サン・テッカ役でマックス・フォン・シドーが演じています。

 

 

5 処女の泉

イングマール・ベルイマンの描き出す衝撃的で濃厚なドラマの中に、人間の本質が見えてくるようでした。殺された娘の復讐を遂げようとする父親の凄まじさが伝わってきます。その父親を演じるのがマックス・フォン・シドーでした。

 

 

6 10億分の1の男

風変わりなストーリーではありますが、充分観ている者を弾きつける力を持っているサスペンス映画です。やや強引ではありますが、意外な敗戦などもあり、次の展開が読みにくいところがなかなかスリリング。強運の男、強運の女、結局だれが本当に強運だったのか、答えはそれほど単純でないところもまた面白い。主人公を助け、運を授けた男をマックス・フォン・シドーが演じます。

 

 

7 ものすごくうるさくて、ありえないほど近い

この子、頭が良すぎ。この年齢でここまでの調査を子供一人でやるなんて普通できませんし、彼の作ったノートもまた子供の作るものではないですよね。その点でやや出来過ぎという気はありますが、それでも父親を亡くしたことからの喪失感からくる不安定さが絶妙に表現されていたと思います。観ている側も一緒になっていらだったり、あせったり、消沈したり、怒ったり…。いつの間にか少年に同化して成り行きを観ていました。脇にも名優が揃い、味わいのある作品に仕上がったのではないでしょうか。ただ9.11というテーマありきで考えると、必ずしもこの流れでなくてもいいような気はしました。一人の少年の父親が死んだ、それがたまたま9.11だった、ぐらいの感覚でもこのストーリーが成り立つところが、もう一工夫欲しかったと思う部分。9.11だからこそ、という部分がより伝わってくれば、さらにテーマが伝わりやすくなったのではないでしょうか。口のきけなくなった老人役でマックス・フォン・シドーは出演。

 

 

8 ファーザー

名前を変え、戦争で虐殺の過去を隠す父親と娘、そして生き残った女との確執。最後の自殺のシーンと、家から追い出され、久しぶりに現れた父親の寂しさと、事情を知らぬ孫達の無邪気さが切ない。マックス・フォン・シドー主演。

 

 

9 ハリケーン

白人と現地人の禁断の恋、それを引き裂こうとする父親、そして島を襲う嵐。特に嵐のシーンは迫力満点で、悲惨な自然の脅威を映像と音がなかなか。悪役と善人がはっきりしていて、最後は二人だけが残るというもの。医師役でマックス・フォン・シドーは登場。

 

 

10 マイノリティ・リポート

SF色は強くなく、むしろサスペンス劇に重きを置いた構成になっており、特に後半は未来らしい要素も新しく登場してこず、トム・クルーズが真犯人を暴き出すことが出来るかどうかが焦点になります。しかしその中で別居中の妻が局長の犯行だと気付くきっかけとなる「口からポロリ」はあまりに使い古された手段であり、未来的で斬新なムードを一気にぶち壊す残念な展開でした。それがなければ複雑過ぎず単純過ぎない事件の背景はそれなりに興味を持って観ることが出来ましたし、主人公への感情移入も上手にさせてくれます。最後のもう一工夫が欲しかったところ。トム・クルーズの上司がマックス・フォン・シドー。

 

 

11 デューン 砂の惑星

12 エクソシスト

13 潜水服は蝶の夢を見る 

14 シャッター・アイランド

15 ロビン・フッド

16 キス・オブ・ザ・ドラゴン

17 ハイジ

18 レナードの朝

19 ハンナとその姉妹

20 第七の封印