●西田敏行 出演映画 ベスト10 | 映画いろいろベスト10 + 似顔絵

映画いろいろベスト10 + 似顔絵

まったくの独断で選んだ映画10作品。
ペイントでの似顔絵もやっています。

西田敏行 出演映画 ベスト10

 

大物俳優を取り上げます。

泣かせるのも笑わせるのも一級。

シリアスもコメディもすべて自分のものにしてしまう

凄い俳優さんです。

 

1 釣りバカ日誌シリーズ

やはり西田敏行といえばこのシリーズを挙げないわけにはいきません。ハマちゃんと三國連太郎演じるスーさんとの名コンビは、どの作品でも安心して楽しめました。一作一作分けるとそれだけで20作になってしまいますので、まとめて一作扱いとします。

釣りバカ日誌イレブン 

 

2 アウトレイジ 最終章

メンバーは入れ替わっても、やっていることは期待通りの敵味方入り乱れての殺し殺されの大抗争。時々挟む1つのカットにユーモアを取り入れるセンスは北野武ならではですが、誰が味方で誰が敵で、最終的にどう収まるのか、今回も目が離せない展開で楽しかったです。3作目で、俳優もかなりそれまでに死んでしまっているので、その点で迫力的にやや欠けたというものはありますが、それでもこの先の読めない展開が最後まで続き、面白く観られました。そして今度こそは明確に大友が死んでしまうことで、本当にこれが最終章になるという意思も強く感じました。西田敏行は若頭役。

 

 

3 THE 有頂天ホテル

次から次へと出てくるキャラクターが登場し、シーンが目まぐるしく動いていくので2時間16分があっという間です。複雑にからみあった人間関係がうまくまとまっていて、三谷の脚本はさすがという感じです。豪華キャストももちろん魅力ですし、それぞれがそれぞれの役割を果たしています。物を介して意外なところで繋がってくる連鎖は物語としても面白いです。西田敏行は演歌歌手の役で出演。

THE有頂天ホテル 

 

4 ザ・マジックアワー

さすがうまいなぁというのが感想です。今作は「勘違いコメディ」ということで、言葉のあやや、動作の二面性を巧みに利用した脚本はさすが三谷監督といったところです。くすくすニヤニヤしながらの鑑賞は、まずは期待通りといったところでしょうか。特に最初の港での取引現場の場面は秀逸で。事情を知らない登場人物たちを、すべて事情を知っているわれわれ観客が見ている優越感の上に成り立つ笑いを上手に引き出し、まさに面目躍如でした。西田敏行はギャングのボス役。

 

 

5 太陽を盗んだ男

スケール感のあるアクション映画になっています。沢田研二の色気と菅原文太のすごみが対峙し、全体として1犯人対1刑事の対決の構図で常に映画が展開されていきます。よくよく見るとかなり強引で、池上演じるDJの絡み方(こんな奴いないでしょ)、最後のビルからの落下シーンなど結構突っ込みたい部分も多いのですが、それ以上のパワーとエネルギーで抑え込まれた感じです。サラ金の男役で西田敏行は登場。

 

 

6 アウトレイジ ビヨンド

大衆向けでスマートなエンタテイメント映画であったと思います。その「らしさ」の消滅がいいか悪いかは好みによるとは思いますが、どことなく寂しさを感じる一方で、商業映画監督としての引き出しの広さを認識させられた思いでもあります。北野映画としてはかなりスピーディにストーリーが展開され、いつも見せてくれる意味深な「間」も、極力排除。登場人物がこれだけ多くても、今作ではいつも以上にすっきりと分かりやすく見せてくれました。「らしさ」はなくても、娯楽映画としては充分に楽しめる映画です。

 

 

7 日はまた昇る

マジメでありながら娯楽性も伴っていて、テンポも良く、無駄も少ない   (挙げるとすれば緒形と篠原のプロポーズのシーン)作りで、飽きさせないです。俳優も子役以外は安心して見ていられる陣容で、意外性はないものの、それぞれが得意のポジションで力を発揮してくれていました。企業名が日本の映画としては珍しく実名で登場し、リアリティを増しています。クライマックスは、自分がもしこんな風にされたらやっぱり泣いてしまうだろうなという心憎い演出。全体としても安心して見られる作品に仕上がっていて好感が持てました。

陽はまた昇る 

 

8 天国の駅 HEAVEN STATION

運命に翻弄されて波乱万丈の半生を送る主人公を吉永小百合が熱演し、冒頭からストーリーに惹きこまれる見ごたえのある映画に仕上がっています。西田敏行は知恵遅れの男を演じています。

 

 

9 はやぶさ/HAYABUSA

詳しい知識がなくても分かりやすいようにきちんと説明してくれ、およそ堤幸彦らしからぬ丁寧で万人向けの分かりやすい作品になっていたと思います。3作競合の初っ端としては、ぴったりの内容でした。ともすると専門的過ぎてついていけなくなる可能性を孕んだテーマでありながらも、そのあたりの危険をうまく回避していたように思います。さらに携わる人々の熱意も温かく描かれ、自分が子供のころに望遠鏡を買ってもらって夜空を眺めていた頃の気持ちを思い出してしまいました。キャストのみなさんもみな好感の持てる演技でしたね。宇宙科学研究所の職員役で西田敏行は出演。

 

 

10 探偵はBARにいる

以前はよく作られた探偵が主人公のハードボイルドものに、ひょうひょうとした大泉洋の個性が味付けされたような作品。その意味で懐かしさと新しさの両方を感じる映画です。話の展開も飽きさせないように工夫され、硬軟とりまぜてまずは面白く観られました。ただ電話のはっきりとした声の演出はどうなのでしょう、観客からするとだいたい想像はついてしまいますが、そこを敢えて疑心暗鬼にさせることが狙いなのかな。観客に対してはそれでいいけれど、だとしてもちょっと気づくのが遅いんじゃない?と、細かいところで気になるところはありますが…。西田敏行は大物実業家を演じています。

 

 

11 悪魔が来りて笛を吹く

12 旭山動物園 ペンギンが空をとぶ

13 虹をつかむ男

14 武士の献立

15 寒椿

16 おろしや国酔夢譚

17 人生の約束

18 椿山課長の七日間

19 終戦のエンペラー

20 相棒-劇場版-絶体絶命!42.195km東京ビッグシティマラソン