●貫地谷しほり 出演映画 ベスト10 | 映画いろいろベスト10 + 似顔絵

映画いろいろベスト10 + 似顔絵

まったくの独断で選んだ映画10作品。
ペイントでの似顔絵もやっています。

貫地谷しほり 出演映画 ベスト10

 

いつのまにか30代になっていたのですね。

とにかく私の好きな高得点作品がベスト10にはずらりと並んでいます。

 

 

1 ALWAYS 続三丁目の夕日

非常に話題になり出来もよかった作品の続編ということで、かなりプレッシャーも大きかったのではないでしょうか。しかしそのプレッシャーを跳ね除けて、期待を裏切らない作品に仕上げてきたことに、拍手を送りたいと思います。前作よりコミカルな味付けにはなっていますが、いろんなエピソードを盛り込みながらの構成は前作どおり。前作で登場人物のキャラクターや人間関係がしっかり築かれていますので、その説明がいらない分、さらに色んな要素を詰め込むことが出来たのでしょう。貫地谷しほりは踊り子役。

 

 

2 白ゆき姫殺人事件

湊かなえ×中村義洋とくれば、期待しないわけにはいかないでしょう。そしてその結果は、期待を裏切らない、掛け値なしに面白い映画に仕上がっていました。計算された構成、適材適所の配役、巧みな映像表現、込められた現代社会への風刺、そして魅力的なストーリー展開と、冒頭から結末までぐいぐいと惹きこんでいく力もまた見事。娯楽映画として観客を楽しませながらも、一方で現代の社会的病理をテーマとして送り込んでいく強かさ。ワイドショーでの取り上げ方など、多少の誇張は気にはなりましたが、全体としては些細なことに思えるほど、よく出来た作品でした。主人公の子供時代の親友を貫地谷しほりが演じています。

 

 

3 僕達急行 A列車で行こう

森田監督の新作がもう観られないのは非常に残念なのですが、不本意な作品で終わるより、最後にこの作品を残せたということは良かったのかなと思います。監督の得意とする力の抜けたほのぼのコメディは、非常に「らしい」映画でした。鉄道にあまり興味がない者にとっては、二人のオタク的知識についてはまったくついていけないマニアックな会話でありながら、二人が心から楽しんでいる様子が伝わってきましたし、同じ鉄道ファンといっても、その中でも興味の対象は人それぞれであるということもよく分かりました。眼鏡店のOLさん役で貫地谷しほりは登場。

 

 

4 夜のピクニック

等身大の高校生の姿が自然に描かれ、好感の持てる作品になっていました。個人的にも好きなタイプの映画なので、多少甘いかもしれませんが、一晩歩き続けるというだけのストーリーを、うまくまとめていたように思います。主要の4人はごく普通の高校生としてリアルに映し出し、脇に何人か多少極端なキャラクターを配置して時々からませることでメリハリをつけていたのが、うまく作用していたのでしないでしょうか。捉え方によると過剰演出とも言われかねないのかもしれませんが、調子のいい野郎、受け狙いばかりに走る奴、小悪魔的な女生徒、正義感で突っ走る者、どこにもそんな生徒はいるもので、映画の展開を見守る一方、「こんな奴いるいる」というような別の楽しさもあってなかなか面白かったです。そんな高校生の一人として貫地谷しほりも出演。

夜のピクニック 

 

5 僕らのワンダフルデイズ

こんなに笑えて温かくて素敵な作品だとは想像していなかったです。設定を聞いたところでは、おじさんたちが青春を取り戻すお涙頂戴映画かなと思っていましたし、実際そういう側面も多々あるのですが、それ以上に観ていて楽しくなるような作品でした。結構笑える部分も多かったし、何人か出てくるいわゆる「出オチ」のようなゲストの登場も、なかなか冴えていました。主演の竹中直人は相変わらずの調子なのですが、それよりも周りのメンバーのキャストに皆味がありましたね。特にせりふ棒読みの稲垣潤一が実は結構はまっていまして、こいつありえないというキャラクターに、不思議とぴったり。竹中演じる主人公の娘が貫地谷しほり。

 

 

6 ゴールデンスランバー

さすがに売れっ子作家の原作に、ベストセラー小説の映画化作品に長けている中村監督の組み合わせということで、面白く観ることができました。わけもなく犯人に仕立て上げられて追いかけられる不条理こそが、この作品の生命線。ですから「なぜ?」は不必要なのですね。「なぜ?」を問いだしたら、この作品はまったく成立しなくなるわけで、とにかく背景にあるものはすべて無視。「なぜ彼が?」「犯行の狙いは?」などと探るのは野暮というものということでしょ。主人公がどう冤罪を晴らすかでなく、どう逃げ切るか、それだけに絞った展開によって、スピード感と緊張感にあふれた作品に仕上がったのだと思います。貫地谷しほりは暴漢に襲われたアイドル役。

 

 

7 ジェネラルルージュの凱旋

医療の現場を舞台に、社会問題とミステリーを組み合わせたシリーズの第2弾。俳優陣がいずれも素晴らしいですが、特に救命センター長の堺雅人が秀逸。熱い医師を熱演しています。前作に比べて、謎解きというよりは、現代の病院が抱えていると思われる問題を浮き彫りにするほうに重きを置き、見ごたえあるものになっている。貫地谷しほりは看護師役。

 

 

8 包帯クラブ

傷ついた人の傷ついた場所に包帯を巻いて回る、そのことでその人の傷を癒したい…。10代の彼らが半信半疑で始めたこの行為が意外な効果と反響を呼んでいきます。主要登場人物6(貫地谷しほりもその一人)が皆それぞれに大なり小なりの傷を抱え、その傷が大きければ大きいほど、いろいろ理由をつけては包帯治療を頑固にも拒み続けるのですが、最後にその傷を乗り越えるきっかけを与えたのは仲間の励ましであり思いやりだったのです。傷を抱えた仲間、それがたとえ見知らぬ相手であっても、仲間に対する優しさ・応援・共感、その象徴が包帯であったのでしょう。それゆえに、包帯によって、自分は一人じゃないんだと元気付けられたり、励まされたりして救われるということなのです。この映画では、さらに「自分がいるだけで傷つく人もいる」ということにも触れられました。

 

 

9 くちづけ

貫地谷しほりが知的障害を抱える主人公を好演した主演作。知的障害者の方々、或いはそのご家族の方々に対し、社会としてどんなケアが必要なのか、映像として感覚的に問題提起をしてくれたという意味では、大きな意義のある作品だと思います。作品として暗く沈みっぱなしにならないよう、ユーモアをあちらこちらに散りばめることで、健常者の生活同様に彼らのいる生活にも笑いも涙もあるんだよというところを示していたようにも感じました。重くやるせない結末にはいろいろ意見はありそうです。

くちづけ 

 

10 スウィングガールズ

「ウォーターボーイズ」の二番煎じを敢えて正面に打ち出した今作はまさにその踏襲型。そういった意味で安心してみられる部分と、完全に予想通りの展開に落ち着いて新鮮さにかける部分がありましたが、それでも作品自体の力は充分持っています。最初から最後までだれることなく突き進む。前作同様突然上達したり、出発時には会場でといっていた吹奏楽顧問がいつジャズグループの不出場を知ったのか、どうして戻ったのか。電車はだめでバスはいいのか、などなど突っ込みどころはたくさんありましたが、されでも力業でねじ伏せてしまうような勢いは感じた。このあたりはさすが矢口監督。貫地谷しほりもメインの生徒の一人として活躍。

 スウィングガールズ

 

11 彩恋 SAI-REN

12 パレード

13 SURVIVE STYLE5+

14 結婚

15  KARAOKE-人生紙一重-

16 氷菓

17 バンクーバーの朝日

18 ぱいかじ南海大作戦

19 青空のルーレット

20 ノーボーイズ、ノークライ