●玉木宏 出演映画 ベスト10 | 映画いろいろベスト10 + 似顔絵

映画いろいろベスト10 + 似顔絵

まったくの独断で選んだ映画10作品。
ペイントでの似顔絵もやっています。

玉木宏 出演映画 ベスト10

 

そろそろ40歳が近づき、

仕事はコンスタントに活躍を見せていますが、

そういえばこの人はまだ独身でしたね。

 

1 ウォーターボーイズ

楽しくて感動的な青春映画の快作。ダメ部員の情けなさぶりで笑いを引っ張っておいて,クライマックスでは見事なシンクロの演技。音楽も踊りも楽しくて,みんなが楽しそう。 玉木宏や妻夫木聡ら5人のキャラクターが抜群。同性愛の相手の勘違いや、アフロヘアが燃えるシーン、水族館での案内、テレビで紹介されるシーンなど笑い所は充分。最後は,一つのことに夢中になって結果を出すということの素晴らしさを再認識させられ、すがすがしい気分に。

 

 

2 ただ、君を愛してる

この映画に関しては玉木宏演じる主人公・宮﨑あおい演じるヒロイン、双方の気持ちに見事浸ることができました。主要の登場人物が、その2人に黒木メイサを合わせた33様の切なさがひしひしと伝わってきます。ヒロインの家族について会話の中で若干触れられる以外は、二人の家族・出身等の背景も描かれず、とにかく3人以外の煩わしい背景は不必要とばかりに、徹底的に3人だけの世界を作り出そうとしたことが成功しました。

ただ君を愛してる 

 

3 KIDS

他人の傷を自分に移す「超能力」を持ち合わせた小池徹平演じる主人公アサトの心の痛みを、繊細に切なく描いた好編に仕上がり、観ていてチクチクと心が痛んでくるような思いになりました。受けた体の傷の痛み以上に、その能力があるゆえに苦しんできたアサトの抱える心の痛みが伝わり、そのナイーブな心のうちの揺れに、なんともいえない気持ちにさせられます。自らを犠牲にしてまで他人を助けようとするアサト、彼のそうした行動は、同じように心と体に傷を抱えた玉木宏演じるタケオや、栗山千明演じるシホにも大きな影響を与えていくのです。

 

 

4 聯合艦隊司令官 山本五十六

名前こそ聞いたことはある者の、実際にどういう人物なのか知らなかった私のような観客にとっては、親切丁寧で分かりやすい戦争映画になっていたと思います。山本五十六の見識、人となりにスポットを当てながらも、当時戦争に突入していった背景や、その作戦の意味、戦争に対する当時の世論など、戦争そのものについても解説されていて、一見無駄に思えるシーンも、実はその解説的な意味合いが込められたりしている好感が持てる作品です。幾分生真面目すぎるきらいはありますが、多くの人に太平洋戦争のさわりだけでも知ってもらうという部分で意義深いと思いますし、十分に見応えあるものでした。玉木宏は新聞記者役。

 

 

5 変身

二つの人格を使い分ける玉木は演技的にも難しかったでしょう。演技そのものよりも演出に多少違和感を持つ場面がないではないですが、現実的な設定ではない作品をまずまず無難にこなしています。一方ヒロインを演じる蒼井優、健気で一途に主人公を愛し続ける役どころで、泣いたり笑ったり表情豊かに演じています。原作自体がある意味SF映画的な作品でもあるのでリアリティを持たせるのが難しく、そこが映画としての欠点かもしれませんが、一度この設定を受け入れてしまえば、あとは切なくも悲しいラブストーリーに浸ることが出来るでしょう。

 

 

6 すべては君に逢えたから

クリスマスも色んなクリスマスがあるということで、ロマンチックで楽しいクリスマスもあれば、家族を思ってせつなく過ごすクリスマスもある。そんなそれぞれのクリスマスまでを描いた群像ドラマとして、いいバランスで構成されていたと思います。メインとなるエピソード、サブ的なエピソード、それぞれが長すぎず短すぎずで、その加減が難しい群像劇の中では、適当な配分だったと思います。そしていくつかのエピソードがありながらも、そのほとんどがどこかで鎖のように繋がってきて、その繋がり加減もわるくなかったです。玉木宏は若き社長の役。

 すべては君に逢えたから

 

7 MW-ムウ-

展開としてはスリルも緊張感もあって、先を楽しみに期待しながら観ることができましたし、なんといっても玉木宏の艶っぽさが、いかにも心に闇を抱えているような謎めいた雰囲気をかもし出していて、私は好きです。『真夏のオリオン』の物分りのいいさわやか艦長よりも、ずっと合っていたと思います。ただし、一方の山田孝之が精彩を欠き、玉木の存在感の影でただただ暗く陰気な神父だけで終わってしまったのが残念でした。

 

 

8 のだめカンタービレ 最終楽章 後編

もともと世界観が既に構築されている作品ですし、よくあるドラマの映画化にあたり海外ロケしましたという部分でも、テーマからしてまったく違和感はないですし、かといって吹き替えや金髪かつらをみてもリアリティを追及している作品でないことも明らかなので、ファンにとって安心して観られるものになっていたのではないでしょうか。ドラマの延長といってしまえばそれまでかもしれませんが、ロマンスに加えサクセスストーリー的な要素も軸となっているので、映画としても盛り上がりやすい題材です。多少長いかなと感じる部分と、某金髪のお姉さんの演技が相変わらず…であることなど、多少のマイナス点はありますが、相対的にみれば、よくできていたと思います。

のだめカンタービレ最終楽章前編

 

9 スマイル 聖夜の奇跡

弱小チームが次第に強くなって勝ち進んでいくというストーリーはもちろんスポーツ映画の王道なのですが、さらに丁寧に音楽や演出で、盛り上がるべき場面、沈み込んで欲しい場面をきちんと分けて伝えてくれています。そういう意味ではとっても親切な映画であるともいえるでしょう。ここから挽回、というところでは音楽もノリの良いものがかかりますし、それ以上にスクリーンの雰囲気がパッと明るくなります。そして落ち込んだり、劣勢になったりする場面では、途端に雰囲気が暗くなっていきます。とにかくストーリーの転調がはっきりしているので、観ていてこれからどう展開するかが早めに分かる分、安心感はありました。玉木宏は先生役。                                                                    

 

 

10 群青の夜の羽毛布

゛なんともいえなす異様なムードを醸し出す3人の女性の家庭に入り込む運命となった大学生の主人公、浮世離れしているとも感じ取れる空間の中でのやりとりが不思議な雰囲気となって、映画を特徴づけています。最初から父親のことが何かあるように振っておきながら、終盤でやっとその正体を明かす。そのやり方はあまりにもみえみえではありますが、、どこか話の続きが気になるような面もあって、全体として捉えどころのない映画として出来あがった。

 

 

11 ミッドナイトイーグル

12 神様はバリにいる

13 探偵ミタライの資源歩 星籠の海

14 大奥

15 雨鱒の川 ファースト・ラブ

16 のだめカンタービレ 最終楽章 前編

17 真夏のオリオン

18 プリンセス トヨトミ

19 幕末高校生

20 ロッカーズ