●スティーヴ・ザーン 出演映画 ベスト10 | 映画いろいろベスト10 + 似顔絵

映画いろいろベスト10 + 似顔絵

まったくの独断で選んだ映画10作品。
ペイントでの似顔絵もやっています。

スティーヴ・ザーン 出演映画 ベスト10

 

くしゃくしゃっとした愛嬌のある顔が魅力の俳優さん。

 

1 すべてをあなたに

トム・ハンクスが監督。彼らしい好感の持てる青春映画になっています。田舎のバンドの成功からあっという間の解散までをテンポよく描いていますが、特にオリジナルの音楽が効果的に使われていて心地よく響いてきました。年代設定も60年代を選び、古き良き時代というノスタルジックな感じもまたこの作品の雰囲気付けに一役買っているようです。バンドメンバーのキャスティングも個性的で、いかにも普通の少年がパッと出てしまったという雰囲気があり、その一人がスティーヴ・ザーン。

 

 

2 ユー・ガット・メール

Eメールでの恋愛がまだ新しかったころ、トム・ハンクスとメグ・ライアンの黄金コンビが主演したラブ・コメディです。涙あり笑いあり、店をたたんでしまったあとの淋しさあり。メグ・ライアンの魅力が充分発揮され、そしてそれが作品全体のキュートな印象にも繋がっています。スティーヴ・ザーンは本屋の店員さん役。

 

 

3 パーフェクト・ゲッタウェイ

まんまと騙されました。まさか○○○が犯人だったとは。このパターンはあまりないので、完全に気づかなかったですね。二度見たくなる作品ですし、二度見るとなるほど気づくこともありますね。登場人物が限られる中でも、こうした工夫で面白くなるのですね。ハワイという背景もマッチして、面白かったです。ただテントで逃げようかと相談していたくだりだけは、どうもわからなかったです。スティーヴ・ザーンはミラ・ジョヴォヴィッチとのカップル役で出演。

 

 

4 ロード・キラー

激突の理由なき追撃に、多少動機づけをして、姿もちらりと見せた感じ。全体的に緊張感は続いているし、若者の悪戯が災いを招いたという、ある部分教訓のようでもあり、退屈しないで最後まで見せてくれます。トラックでの追走だけでなく、室内での監禁とドアの仕掛け、裸のハンバーガーショップなど、設定もそれなりに工夫が見られて、緊張感が最後まで続きます。ポール・ウォーカー演じる主人公の兄がスティーヴ・ザーン。

ロードキラー 

 

5 ダラス・バイヤーズクラブ

ここまでマコノヒーにこの役に取り組まれてしまうと、何人とも太刀打ちできないです。今までほとんど演技賞には無縁と思っていただけに、クリスチャン・ベイルのおかぶを奪うような体重操作ぶりには恐れ入りましたというしかないですね。そのおかげで、この重いテーマの作品に強いリアリティを与えることができたのも事実で、作品への貢献度も抜群。作品の方は近い年代の実話ベースということで極端な脚色がしにくいということもあるでしょう、淡々と進行していきます。リアリティと作品として魅せるという部分の兼ね合いは難しいところはありますが、主人公の現状への貢献を知るだけでも意義の大きい映画ではあると思いました。ザーンは主人公の友人の警官役。

 

 

6 サンシャイン・クリーニング

不器用ながらも一生懸命生きようとしている一家の姿に、最後は元気をもらった思いです。姉と妹、父と娘、母と息子、そして娘と母、それぞれが時にぶつかり合いながらも互いに必要とし、なんとか現状を打開しようと頑張る姿には好感をもてましたし、その中でもどうしようもない失敗をしてしまう姿を見ると、何をしているんだと叱咤したくもなりました。それぞれがちょっと変わっていて、よく言えば個性的な面々なのですが、不思議と応援したくなる魅力を持っているのですよね。そのあたり、キャラクターの描き方が絶妙だったとおもいます。スティーヴ・ザーンは主人公の不倫相手役。

 

 

7 ニュースの天才

マスコミの一つの姿を描いた社会派ドラマ。結末がわかっているストーリーを面白く緊張感をもって描いていくのはなかなか難しい。そんな中どこか歪んだ性格の主人公をクリステンセンが好演しているのは評価できます。少しずつ犯したことを認めるが、すべてを認めず、なんとか最小限で逃れようとする浅はかな態度が表情とうまくかみあっていました。記者の役でスティーヴ・ザーンは出演。

 

8 猿の惑星 聖戦記(グレートウォー)

今回は人間と猿との交流という面はほとんどなく、唯一口のきけない少女を助けて仲間に加えたことぐらい。一方で対立図式の敵側としての役割をウディ・ハレルソン演じる大佐が一手に引き受けた形で、完全に猿中心の物語となった今作、ひとつひとつのシーンが全体的に長く、だれてしまうことが多かったです。3頭の猿と一人の少女が仲間を救い出そうとするシーンだったり、大佐とシーザーの対立だったり、見せ場はそれなりにありましたが、不必要に長いシーンがいくつかあり、もっとコンパクトにスピード感ある編集ができたのでしないでしょうか。シーザーの憎しみにあふれる表情がとにかくすごかったです。スティーヴ・ザーンは猿役。

 

9 クリムゾン・タイド

潜水艦からのミサイル発射を巡る艦長と次官の緊張感あるやりとりの顛末。限られた空間なので広がりは薄いが,互いにプライドの高い二人のやりとりが高い緊迫感を生んでいます。ザーンの出演シーンは短い、駆出しの頃の作品。

 

10 チャーリーと14人のキッズ

ファミリー映画らしくかなり良心的な作品になっています。展開は観ているものの期待を全く外さない、典型的な形で進行して行く。マーフィの笑いも抑え目ながら、子供達とのやりとりは微笑ましいし、悪役を買って出たヒューストンのおかげで構図も明確で、主人公グループに徹底的に肩入れして観られるようになっています。新鮮さも刺激もないけれど、とにかく優しい気持ちになれるという点では想像以上にちゃんとした映画でした。オタク風の郵便係でスティーヴ・ザーンは出演。