●ファニー・アルダン 出演映画 ベスト10 | 映画いろいろベスト10 + 似顔絵

映画いろいろベスト10 + 似顔絵

まったくの独断で選んだ映画10作品。
ペイントでの似顔絵もやっています。

ファニー・アルダン 出演映画 ベスト10

 

貫禄十分な女優さん。

 

1 8人の女たち

女達の陰湿な秘めた思いがぶつかり合って、次は何が出てくるのか目が離せない展開。しかもミステリーの形をとっているために、犯人探しの興味も最後までつきない。時折訪れるミュージカルのシーンはコミカルで愉快だし、キャラクターもそれぞれがいい味を出しています。とにかく若手からベテランまで、キャストが凄い!ドヌーヴ、ベアール、ユペール…。その中でファニー・アルダンは一家の主人の妹役。

 8人の女たち

 

2 日曜日が待ち遠しい!

本格的なサスペンス・ミステリー作品。これがトリュフォーの遺作でもあります。モノクロの映像でフィルム・ノワールの雰囲気を前面に押し出して、60年代風のタッチを表現。主演のファニー・アルダンが活動的な女性秘書を好演してます。

 

 

3 隣の女

重い恋愛劇。偶然が運命を狂わしたのか、運命が偶然を装ったのか、そんな悲劇の結末の過程を追っています。特に最後の夫人のセリフ「あなたが居ると苦しすぎる。いないと生きていけない」という語りが印象に残りました。隣の美しい妻がファニー・アルダン。

 

 

4 エリザベス

正統派の時代劇。キャストも演技派が揃って充実の演技の中、もちろん主役のブランシェットが凛とした女王らしい演技で奮闘していマス。迷いながらも国の元首としての覚悟を確立していくまでの気持ちの動きを、王位を巡る策略の中で描き切っていました。ファニー・アルダンは殺されてしまうメアリ・オブ・ギーズ役。

 

 

5 ウェルカム!へヴン

個性的なファンタジックなコメディです。壊滅的な天国と、超過密な地獄。両者のバトルは二転三転の展開に。同性愛も絡めながら、とにかく不思議な感覚にさせられました。

 

 

6 愛のめぐりあい

オムニバスの恋愛映画集。出てくるカップルの結末がどれもきちんと描かれていないのが、特徴ではあるのだろうが、なんともすっきりしない思いが残る。それにしても出てくる女優陣が皆大胆なこと。

 

 

7 パリ、ジュテーム

5分ずつのちょっとした物語が20話というオムニバス映画は、パリに暮らす人々のちょっとした日常的なエピソードをつなぎ合わせたものです。やはり大都会、パリのここかしこで、色んな人が色んな暮らしをしているということを、改めて思い知らされます。若いカップル、年老いたカップル、親娘、外国から来た者、一人で過ごす者、重傷で動けない者、出会い、別れ…。それぞれが、どの都市でも起きているような何気ない出来事なのですが、パリを舞台にすると、不思議に絵になっていくのです。それぞれの目に映るパリの街もまたそれぞれなのでしょう。その中の1つ、9区の話にファニー・アルダンは登場。

 

 

8 永遠のマリア・カラス

マリア・カラスの人生の一部を切り取った伝記映画で、マリア・カラスを演じているのがファニー・アルダン。理解あるプロモーターのアイアンズもあまりに優し過ぎて、人を許してばかりいるところが、かえってカラスのわがままぶりを際立たせているようでもあります。

 

 

9 百一夜

映画を語る「映画万歳」的な作品なのだが,ややマニアックな話題も多くて,一般向けには楽しみにくいカ感じである。豪華ゲストが見物。

 

 

10 星降る夜のリストランテ

1つのレストランでたまたま居合せた客たちの人間模様が繰広げられるのですが、その割りにいささか単調な構成で、11つの組のドラマもたいした盛り上がりがなく、消化不良のまま客たちは去って行きます。贅沢に俳優を使っているのだが、どうも個性が生かされていない気はしました。店を切り盛りする奥さんがファニー・アルダン。