●エリザベス・バンクス 出演映画 ベスト10 | 映画いろいろベスト10 + 似顔絵

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まったくの独断で選んだ映画10作品。
ペイントでの似顔絵もやっています。

エリザベス・バンクス 出演映画 ベスト10

 

年齢的には中堅の域になってきています。

話題作にもたびたび出ていますが、

どちらかというと地味な存在。

近年は監督業にも進出するなど、多才な女優さんです。

 

1 ピッチ・パーフェクト/ピッチ・パーフェクト2

最初はいまいちだったパフォーマンスが最後には素晴らしい出来栄えで拍手喝采、その最高のパフォーマンスは練習シーンでも決して見せず、変化していく過程も隠し、一気にクライマックスで披露。このパターンはこうしたチームパフォーマンスものでは常套手段であり、当作もいまいち冴えない歌とダンスをさんざん見せた挙句に、最後にとびきりのパフォーマンスを見せてくれます。当然盛り上がりますし、観客の気分も高揚。アカペラ大会のコメンテーター役のエリザベス・バンクスは2作目では監督も務めています。

 

 

2 スパダイマーン シリーズ

2002年の旧シリーズ最初の作品が、今思えばやはり一番面白かったように思います。新聞社の秘書役で、当時出たてのエリザベス・バンクスが秘書の役で出演。青春映画的な趣に、スピード感あふれるアクションシーンがうまく融合され、なかなか味わい深い作品になっています。今はない市内の映画館の大スクリーンで観たことが懐かしい。

 

 

3 ハンガーゲーム シリーズ

とりあえず理由をつけて多くの人々を集めて殺し合いをさせ、だれが生き残るかのサバイバルを楽しむ殺人大会映画がここのところ増えてきていますが、それをエンタテイメントとして楽しませちゃおうと派手に演出したのがこの作品。ライバルたちのキャラクターづけが多少弱いのは気になりましたが、殺人ショーの視聴者の一人としてこのエンタテイメントをそれなりに楽しむことは出来ました(殺人ショーを楽しむというのは不謹慎なんですけどね)70回以上大会を重ねると、選ばれた若者たちも、覚悟が出来るのでしょうか、恐怖に慄いたり、怖気づいて逃げ出したりという参加者が一人もいなかったですね。エリザベス・バンクスはシリーズを通して顔を出しています。

 

4 崖っぷちの男

まずはビルの外に立ち飛び降りようとしている男を映し出すことで観客をひきつけておいて、その後少しずつどうしてそうなったのか背景を明らかにしていきながら、正義と悪の構図を明らかにし、最後にきちんと収めるという形。一見突拍子もない設定に思わせながら、実はサスペンス映画の王道をいく構成で、そのあたり巧みにかつ正攻法に作られていたと思います。バンクスは女刑事役。

 

 

5 インヴィンシブル 栄光へのタッチダウン

アメフトという日本ではマイナーなスポーツということで未公開だったのでしょうか。実話を基にしているというだけに、まさにアメリカンドリーム的なサクセスストーリーは盛り上がりますし、観ていてついつい主人公を応援し、そして一緒に喜びたくなるような作品です。主人公が出会う恋人役でエリザベス・バンクスは出てきます。

 

 

6 やさしい嘘と贈り物

最後に事実が明かされたときに、驚きと納得の両方を覚えました。チャーミングなおじいちゃんとおばあちゃんの仲の良い様子が描かれていますが、なるほど、そういうことだったわけですね。おばあちゃんの娘をエリザベス・バンクスが演じています。

 

 

7 キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン

小気味いいテンポで、クライムムービーならではの陰湿感がなく、またもやられたかと、ついつい感心してしまうような手口と、刑事と詐欺師の不思議な関係に、娯楽作として充分な出来になっています。10代の役も簡単にこなしてしまうディカプリオはそんなに違和感もありません。ルーシーという女性でエリザベス・バンクスは出演。

 

 

8 シービスケット

馬と人間の触れ合いを描いたドラマです。エリザベス・バンクスは乗馬の愛好家の女性役で出演。ほぼ紅一点ですが、ジェフ・ブリッジスにしつこく(?)ついて回る役で、存在のわりにストーリーにはあまり必要のない役どころ。それぞれが挫折を乗り越えていく状況を描いてはいますが、ややあっさりしていた印象。

 

 

9 スリーデイズ

妻の殺人罪が本当だろうが、冤罪だろうが、この作品としてはあまり関係のないこと。とにかく夫が妻を無実と信じている、そのことがすべてという割り切りが、この作品を徹底した脱獄準備映画として成立させています。謎解き映画でも法廷映画でもなく、妻を想うゆえに悪人に変貌する普通の市民。そういう意味では分かりやすく、潔さを感じる作品でした。殺人容疑で逮捕される妻をエリザベス・バンクスが演じています。

 

 

10 ブッシュ

息子ブッシュ悲哀のようなものを、どこかで茶化しながら、どこかで皮肉りながら、そしてどこかで同情しながら描いた作品。風刺コメディでありながら、社会派ドラマの要素もあり、その部分ではストーン監督の挑戦的な意味合いの強い映画ともいえるでしょう。ブッシュの妻をバンクスが演じます。