●前田亜季 出演映画 ベスト10 | 映画いろいろベスト10 + 似顔絵

映画いろいろベスト10 + 似顔絵

まったくの独断で選んだ映画10作品。
ペイントでの似顔絵もやっています。

前田亜季 出演映画 ベスト10

 

 

5年ほど前にお姉さんの前田愛さんはとりあげましたが、

姉妹で子役のころから人気を博してきました。

しかしながら、お姉さんの結婚のころから映画には出なくなり、

ドラマ中心の活動になってきています。

30歳を過ぎ、結婚の方はどうなのでしょうか。

正直、映画の作品には恵まれていない印象です。

 

1 リンダ・リンダ・リンダ

女子高生がバンドを組んで文化祭のステージを目指して頑張るという正統派の青春女子高生映画です。前田亜季はドラム担当。作品の構成もまさに王道中の王道で、練習場面では下手な演奏と歌しか見せず、いよいよクライマックスの本番で上達した歌や演奏を披露するという手法により、クライマックスで最高潮。等身大の女子高生を身近に感じられる作品でした。

 リンダリンダリンダ

 

2 バトル・ロワイアル

中学生が殺しあう原作が話題になり、そこからそれほど時間をかけずに映画化されたのがこの映画。当時売り出し中の若手俳優がたくさん揃う中で行われる殺し合い。賛否いろいろ言われた作品であることは確かです。前田亜季はその中でヒロイン役を務めています。

 

 

3 ガメラ2 レギオン襲来

前田亜季が子供のころに出演したガメラシリーズの一作。仙台にいる少女の役で顔を出しています。映像自体は作り物っぽさを拭えないものですが、昔ながらのイメージを継承しているのかなという部分も感じました。

 

 

4 この世の外へ クラブ進駐軍

戦後間もないころに進駐軍のクラブでジャズバンドを組んで演奏をしていた若者たちの青春をノスタルジックに描いています。阪本順治としては人間の描き方がやや薄く、いまひとつ訴えてくるものは感じられなかったです。前田亜季はジャズシンガー役。

 

 

5 次郎長三国志

エピソードの積み重ね積み重ねで退屈はしないのですが、その分メリハリのない、山場に欠ける作品に。登場人物が多いために、子分たちのキャラクターの描かれ方も浅いですし、つまるところ登場人物にあまり魅力を感じません。前田亜季はかわいいという評判の飲み屋の娘役。

 

6 ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃

この手の映画にはちょくちょく顔を出している前田亜季さんですが、今作はお姉さんと共演しています。キャストの人数も多い作品です。いわゆるひとつの怪獣映画。

 

 

7 最終兵器彼女

前田亜季主演作。奇想天外な発想。普通の女子高生が兵器に改造させられ、彼女と付き合うボーイフレンドは???という設定は、いかにもコミックを原作としているというところ。世界が破滅するなど重々しいセリフや音楽やシーンに、平凡な高校生の恋愛を絡め、10代向けの割り切った映画に思えました。わりと映像的に凝っているシーンもあってチープ感がそれほどないのはいいのですが、如何せん肝心のドラマが安っぽい。馬鹿馬鹿しさとシリアスな部分がうまく融合せず、結果として中途半端な作品になってしまいました。

 

 

8 学校の怪談3

基本的に子供向けの映画のため、「優しさ」とか「強さ」とか教訓めいたことをおりこみながらの、冒険心いっぱいの怪談話といったところ。大人にはちょっと物足りないかも。前田さんはシリーズの23に出演。

学校の怪談3 

 

9 銀色の雨

母親と喧嘩して家出した陸上部の期待の男子高校生、かつて彼を可愛がっていた若い女性(前田亜季)、帰郷を決めた元日本チャンピオンのボクサー、3人の共同生活の中でそれぞれが転換期を迎えていく人間ドラマ。せっかく色んなエピソードを詰め、登場人物たちの新しい旅立ちを優しく描こうとしましたが、脚本が破たん。

 

 

10 千年の恋 ひかる源氏物語

現実と物語を交錯させる構成ではあるが、ただストーリーを追っているだけの台詞回しには、心が見えてこない。そのせいかすべてのシーンもセットも心なしか陳腐に見えてくるから不思議であります。せっかくの豪華キャストもほとんどが顔見せになってしまって、「千年」のタイトルが釣り合わないほどのちんけな作品になってしまいました。前田亜季は藤原賢子役。