●水川あさみ 出演映画 ベスト10 | 映画いろいろベスト10 + 似顔絵

映画いろいろベスト10 + 似顔絵

まったくの独断で選んだ映画10作品。
ペイントでの似顔絵もやっています。

水川あさみ 出演映画 ベスト10 

 

鼻にかかったような声が色っぽい一方で

さばさばした男っぽさをも感じる女優さんです。

 

1 深紅

殺人犯の親を持つ娘とその被害者の娘、同い年の2人が近づくことで、表面的に見せる顔とは別の、心の裏側で交錯する複雑な思いの探り合いがなんともいえないスリルを醸し出し、緊張感がビシビシと伝わってきました。12年前の真実を併行して事実を小出しに見せていく構成はなかなか心憎く、2人の娘の心理的な揺れを表現するために効果的でした。水川あさみは犯人の娘を演じ、被害者の娘役の内山理名とともに作品を引っ張っています。

 

 

2 明日の記憶

若年性アルツハイマーを患った企業戦士とその妻との夫婦愛を描いたドラマ。あまり強烈な刺激を与えるでもなく、無理に泣かせようとするでもなく、病気は病気として事実を受け止めながらも、どこかに生きがいを見出せるような暖かさが感じられる作品になっています。その主人公の部下役で水川あさみは出演。

 

 

3 GO

喧嘩、恋愛、友情、親子、進路と、普通の高校生でも迎えるあらゆる問題を、在日韓国人たちがどう向き合って、何を考えて生きているかを自然に描いた青春映画です。当時人気上昇中のの窪塚洋介と柴咲コウが好演し、各種映画賞を総なめ。無名だった水川あさみもチマチョゴリを着て登場。

 

 

4 ときめきメモリアル

当時売出し中のアイドルたちも、今となっては懐かしい面々。榎本加奈子、矢田亜希子、中山エミリ、吹石一恵、山口紗弥加…みんな色んな人生を歩んでいます。その中でチョイ役で登場した水川さん、女優としての出世頭は吹石さんかどちらかという感じでしょうか。

 

 

5 太陽の坐る場所

高校時代のいろいろなわだかまりを引きずったままの二人(水川あさみと木村文乃)が再会するまでをミステリータッチで描いた作品。女性同士ならではの複雑なおもいが交錯し、なかなか感情的に理解するのが男には難しいながらも、興味をひく作品になっていました。

 

 

6 バイロケーション 表/

前半は自分や仲間の分身に襲われ続ける恐怖を中心に描き、観ている方も結構ドキドキ。後半からは謎に迫る中で次々に複雑な構図の真相を明かしていき、映画の展開と頭の中との追いかけっこ。一筋縄ではいかないストーリー立ては、期待以上に面白く観られました。水川あさみ主演作です。

 

 

7 福福荘の福ちゃん

森三中の大島美幸が男役で主演。彼女ならではの不器用な優しさがにじみ出ていて、女性にもてず友達も少ない彼らの日常のほのかな交流に、ほっこりさせられます。その彼(彼女?)が恋する相手が水川あさみの役。

 

 

8 今度は愛妻家

なんといっても豊川悦司と薬師丸ひろ子の夫婦の息がぴったり。年が近く子供のいない友達夫婦のような雰囲気がごくごく自然に出ていました。一見粗野でぐうたらな夫、でもその裏に秘められている深い愛情。不器用なのか、照れくさいのか、あまり上手に表現できなかった妻への思いをはっきりと口にできるようになったとき、観ている方も二人の関係をほんとうに愛おしく感じました。水川あさみは彼らの周辺をいろいろとかき回すような役どころ。

 

 

9 のだめカンタービレ 最終楽章 後編

もともと世界観が既に構築されている作品ですし、よくあるドラマの映画化にあたり海外ロケしましたという部分でも、テーマからしてまったく違和感はないですし、かといって吹き替えや金髪かつらをみてもリアリティを追及している作品でないことも明らかなので、ファンにとって安心して観られるものになっていたのではないでしょうか。水川さんはシリーズのレギュラーの一人。

 

 

10 まだまだあぶない刑事

 この映画に対する期待というものは充分に満たしてくれる出来になっています。深く突っ込めば、犯罪の過程の中で突っ込みどころはないわけではないが、その部分に緻密さを求めるようなタイプの映画ではないことは明白。いかに主人公の二人が危機を脱しながら事件をカッコよくコミカルに解決していくかがメインテーマにあるのだから、とりあえず展開らしいものがあれば、あとははちゃめちゃでも許されてしまうのです。少年課の警察官役の水川あさみ。