●野村宏伸 出演映画 ベスト10 | 映画いろいろベスト10 + 似顔絵

映画いろいろベスト10 + 似顔絵

まったくの独断で選んだ映画10作品。
ペイントでの似顔絵もやっています。

野村宏伸 出演映画 ベスト10

 

実はちょくちょく映画に出続けています。

 

1 ポチの告白

正義感に燃えた普通の警官が悪の道に誘い込まれ、悪徳警官に化していくまでを描く社会派ドラマ。力感抜群、ボリュームたっぷり、ずしりずしりと響く重さ十分。3時間を超える長さもまったく苦にならず、途中で緩慢になることもなく、最後までぐいぐいと引き付ける脚本と演出力は見事でした。野村宏伸は後輩刑事役。

 

 

2 大失恋。

1995年当時の旬な俳優が勢ぞろいした群像ラブコメディ。バブルははじけた後ではありますが、どこか浮かれた感覚を引きずったようなところもあって、そのキラキラ感がどこか懐かしい気もします。野村宏伸は結婚詐欺師役で鈴木京香の相手を務めています。

 

3 沈まぬ太陽

一言で「力作」という言葉が相応しい作品。上映時間、テーマ、ロケーション、キャスト、どれをとっても邦画では稀有なスケール感で見応えいっぱい。同時に企業としてのあり方についても、今一度考える機会にもなり、「コンプライアンス」という概念が一般的に浸透している現代だったら、この国民航空社の対応は少しでも違ったものになったのだろうかと、長い上映時間ですから、いろんなことが頭の中を駆け巡りました。野村宏伸はケニアにいる日本人社員役。

 

 

4 の・ようなもの のようなもの

空気感は森田芳光のコメディを引き継いでいて、どこか緩い感じのコメディがくすくすと笑えて楽しかったです。先の見通しも明るくないので、のんびりと落語界に身を置く主人公のゆったりとしてスタンスは羨ましくもあり、そのゆるさが心地よく感じられました。落語家の一人として野村宏伸は出ています。

 

 

5 花と蛇

杉本彩がとにかく体を張って張って張りまくった官能ムービー。まあ大人の映画です。野村宏伸は杉本彩の旦那さんの役。

 

 

6 ゼウスの法廷

裁判官の婚約者が被告席に…設定としても話の展開としても面白いです。加えて現代日本の法曹界の裏側を見せながら、法曹界へのメッセージも明確に込められていて、作り手の思いというものも十分すぎるほど伝わってきました。野村宏伸は裁判官から転じた弁護士の役で、なかなかいい役どころ。

 

 

7 極道の妻たち・赤い殺意

このシリーズにも出ていました。安心して期待通りの展開を見せてくれるシリーズですね。

 

 

8 福沢諭吉

展開は慌ただしいので、すべてのエピソードをしっかり描くことは難しかったのでしょう。結婚とか自害とか結果だけパッと見せるだけの重要な出来事も多いのですが、話の展開としては動きがあるので、この手の伝記ものとしては面白く観られました。諭吉の生徒の一人として野村宏伸は出演。

 

 

9 恋人たちの時刻

前半はナンパな出会いをきっかけとしてミステリー的な要素で人探しをメインに展開。後半は恋人の過去を知ってしまった男の心の葛藤と、その過去を振り払おうにもなかなか振り払うことができない女の葛藤が入り乱れて、切ないラブ・ストーリーに転じていきます。当時新人の河合美智子が思い切った演技をしていますが、相手役の野村宏伸ともども演技力が残念。

 

 

10 キャバレー

ヤクザ構想に巻き込まれた若きサックス奏者の周囲を描いています。それでけにいかに夜の裏側の世界で生きる人たちの闇を本格的に描けるかという部分にかかってくるところなのですが、そこは良くも悪くも角川映画。野村宏伸主演作。