ジョシュ・ブローリン 出演映画 ベスト10
実に濃いルックスのおっさん。
そのあくの強い風貌で存在感を示すジョシュ・ブローリンを取り上げます。
色んなタイプの作品に顔をだし、実はなかなかの実力派。
1 アメリカン・ギャングスター
リドリー・スコット+ラッセル・クロウ+デンゼル・ワシントンで面白くないわけがありません。犯罪者と刑事、黒人と白人、悪と正義、大家族と孤立、二人のコントラストによる緊張感で次第にドラマに引き込まれ、そのまま最後まで緊張感が持続されたままのあっという間の2時間30分でした。ジョシュ・ブローリンは汚職麻薬捜査官役。
2 インビジブル
一言でいうと透明人間映画。とにかく研究者役のケヴィン・ベーコンが後半はうってかわって悪人に変身、殺しまくる展開。ジョシ・ブローリンはその同僚役で出演。
3 マンハッタン花物語
クリスチャン・スレ-ターが終始いい人を演じているのが印象的なラブストーリー。愛されることに不安な女性の揺れる心が、コンパクトな時間におさめられていて、好感が持てる作品です。ヒロインのボーイフレンドをジョシュ・ブローリンが演じています。
4 L.A.ギャングストーリー
ギャング映画としてはわりと構図がシンプルで、「正義感あふれる刑事たち」対「カリスマボスに率いられた強力ギャング団」という形で終始展開していくので、この手のものとしては非常に分かりやすかったです。その分個性的で濃い面々が刑事側を演じることで、繰り広げられる男臭いドラマを堪能することはできました。ジョシュ・ブローリンは巡査部長役。
5 メン・イン・ブラック3
奇天烈な格好のエイリアン、現実離れした夢のある小道具たち、そこにタイムスリップの要素が加わった第3弾。時代背景が変わると、同じエイリアンでもまたちょっと違った雰囲気になるものですね、組み合わせとしては新鮮でした。昔の”K”役でジヨシュ・ブローリンは出演。
6 とらわれて夏
監禁とか誘拐事件で犯人との間に恋が芽生えるということは、映画の中ではままあることですが、この映画もそんな映画。逃げ込んできたこの男(ジョシュ・ブローリン)、母子を縛り付けるわけでもなく、脅しつけるわけでもなく、外部との接触を禁じるわけでもなく、いつ誰に通報されるかわからないような危うい状況の中、信頼だけで保っている均衡が実にスリリング。
7 ボーダーライン
なんとも後味の悪さだけが残る作品。良心の通じない世界、犯罪組織とFBIがつるんでいる。FBIが狙うのは犯罪のない社会でなく、自分たちの管理下で犯罪が行われる社会。とにかく唖然とするしかない映画でした。ブローリンは麻薬特別捜査官役。
8 ミルク
ショーン・ペンを観る為の映画という印象。ペンに関しては非の打ち所のない演技で、しぐさや物腰の一つ一つまで、完全にハーヴィー・ミルクという人物になりきっています。見事です。ジョシュ・ブローリンは同僚議員の役ですが、この作品ではたいへん重要な人物となります。
9 トゥルー・グリット
ロードムービーの形をとった西部劇です。コーエン兄弟にしては癖が少なく、見やすく分かりやすい作品ではありました。この作品では敵役を務めるブローリン。
10 ウォール・ストリート
元祖版に比べるとだいぶ甘い印象ですが、決してつまらないというわけではありません。ただマネーゲームの中で翻弄される若者が経験する苦さ・酸っぱさ・辛さ、そんなものを期待していていると、肩透かしにあうかも。金融王をジョシュ・ブローリンが演じています。
11 ノーカントリー
12 シン・シティ 復讐の女神
13 エベレスト3D
14 告発のとき
15 ブッシュ
16 恋のロンドン狂騒曲
17 メリンダとリンダ
18 オールド・ボーイ
19 グーニーズ
20 プラネット・テラーinグラインドハウス