佐津川愛美 出演映画 ベスト10
大きな作品では若きバイプレイヤーとして、
小ぢんまりとして作品では主役も演じ、
とにかく色んな作品で重宝される女優さん。
おそらく使い勝手がいいのでしょう。
舌足らずな喋り方も可愛いです。
1 横道世之介
2階建ての木造アパート、シャツインのファッション、連絡は固定電話、ねるとん、車…まるでタイムスリップをしたように、心はあの頃に連れて行かれました。バブル景気で世の中全体が浮かれている時代、そんな背景の中での二人の恋愛模様も、進んだり止まったりで、どこかもどかしい感じが微笑ましかったです。高良健吾演じる主人公が教習所で出会ったのが佐津川愛美。主人公の友人に惚れる役です。
2 グラスホッパー
クライム・サスペンスのエンタテイメントムービーとしては面白く観られました。殺し屋たちと裏のチーム、超悪女、そしておどおどしどおしの元教師とまさに群雄割拠(?)。複雑に絡み合った鎖が絡み合いながらも一つの場所に集結し、そこで行われる惨状は、どぎついところもありましたが、先の読めない展開でワクワクもさせられました。そして最後に待っていたあっという意外な真実。佐津川愛美はキャッチセールの女役。
3 ヒメアノ～ル
吉田恵輔監督しては珍しいサイコ殺人を扱ったスリラー映画ですが、ブラックコメディ的な側面を持つ作品でもあり、このあたりはなかなか一筋縄ではいかない監督だけあります。森田剛の殺人鬼がなかなかの怖さで、容赦なく人を次々に殺していく様子は恐怖そのもの。濱田岳と佐津川愛美のカップルは危機が迫ってくるのをどうやって脱するのか、観ている方もドキドキ。
4 蛇のひと
上司の失踪というミステリアスなところから始まるドラマは、やがて失踪した課長の謎の人格と背景がクローズアップされていくという展開。西島がミステリアスで正体不明の男を好演しています。佐津川さんはローンで疲弊しているマンション住まいの奥さん役。
5 紙風船
4編のオムニバス映画。難しいオムニバスとしてはわりとまとまっていた方でしょう。佐津川愛美は2編目に登場。かつての同級生と先生を呼び出して振り回す奔放で危なっかしい女性を演じ、とんでもない行動に出ます。
6 鈍獣
この手のナンセンス・コメディはある一線を越えると、異様に腹立たしいだけの作品になる危険性を秘めているのですが、そのあたりは脚本クドカンの技術なのか、あるいは監督の演出のセンスか、ギリギリの線で許せて笑えるところに落ち着かせていました。ただどうしても癖が強いので、好き嫌いは分かれるかもしれませんね。佐津川さんはぶりっ子のホステス役。
7 腑抜けども、悲しみの愛を見せろ
どこまでが真剣で、どこまでがギャグなのか、その境目が分かりにくい独特の雰囲気で、ある一家の悲喜劇を描くブラックコメディです。変人だらけの一家を演じる俳優たちの熱演も話題になりました。佐津川愛美は漫画に才能を見出される次女役。
8 悪夢のエレベーター
前半は息の詰まるような密室劇、ここまでは悪くなかったです。しかし一旦登場人物の関係がわかった後の後半は、かなり脚本的にも破綻が見られるようになってきます。もともと彼らの計画自体が完璧なものでなく、無理のあるものであったことがわかったところで、それまで保っていた緊張感が一気に緩んでしまいました。それでも基本ブラックコメディという作りなので、許容範囲。ゴスロリファッションの女を佐津川愛美が演じています。
9 蝉しぐれ
佐津川さんにとっての映画デビュー作。良く言えば日本古来の奥ゆかしさが、自然の景観と重なって叙情豊かに描かれているといえるし、わるく言えば主人公の二人に人間くささがあまりかんじられない悟りきった清廉潔白に描かれすぎているともいえる品の良い時代劇。木村佳乃演じるヒロインの子ども時代を佐津川愛美が務めています。
10 nude
業界入りからAVデビューまでのいきさつは、想像するところの一番ありそうな王道パターンといった印象です。芸能人の憧れ、スカウト、グラビア、伸び悩み、そして…。さらには恋人との別れ、親友との絶好、それぞれごくごく自然に綴っていました。そんな主人公の親友役で佐津川愛美は出ています。
