●感謝祭を描く映画 ベスト10 | 映画いろいろベスト10 + 似顔絵

映画いろいろベスト10 + 似顔絵

まったくの独断で選んだ映画10作品。
ペイントでの似顔絵もやっています。

感謝祭を描く映画 ベスト10

 

日本ではなじみのない感謝祭ですが、

米国やカナダでは祝日になっています。

今回はそんな感謝祭のシーンが出てくる映画の特集です。

 

 

1 三十四丁目の奇蹟

ニューヨークの百貨店で感謝祭に行われるクリスマスパレードを舞台に、サンタクロースと自称する老人を中心とした周囲の人々の心温まる話です。周りのひとたちのかたくなな心が、その論陣の言動で次々にとけていく過程が優しく、快い気持ちにしてくれる作品でした。

三十四丁目の奇蹟 

 

2 西部の男

19880年代のテキサス。牧畜業に携わる人々と農民たちとの争いがエスカレートする中で迎えた感謝祭の日、農民たちがお祝いしている間に焼き討ちをかけられ、死人まで出るという悲劇が起こります。西部劇らしく善悪、敵味方の構図が明確ながらも、その間に友情にも似た感情が介在する、まさに男同志の対決もの。

西部の男

 

3 フォー・ブラザーズ/狼たちの誓い

感謝祭に集まった4人兄弟。殺された育ての母親の復讐のために立ち上がった4人の兄弟が、仕組まれた犯罪の黒幕を追って思いを成し遂げるまでを描いたバイオレンス・アクション。ストリートを舞台にした暴力と銃撃戦の男くさい映画ですが、恩義のある人間への思いというものがベースにあっての展開なので、それほど残酷さは感じません。マーク・ウォルバーグガはまり役。

 

4 プリズナーズ

感謝祭の日に姿を消した幼い少女2人。そして3人の容疑者。子供は結局何のために、そして何をされ、どうやって過ごしていたのか。容疑者たちの異様な生態はぼんやり伝わってくるのですが、どうも核心の部分が゜明確にされていなかったのが、分かりづらかったです。

プリズナーズ 

 

5 M★A★S★H

戦争をあっけらかんと捉えた、なんとも人を食ったような映画です。エンドロールがまた独特。最後の場面で感謝祭の日にフットボールの試合が行われます。

MASH

 

6 ベンジャミン・バトン 数奇な人生

アイディアも興味深いし、最新技術を駆使して映像化した意義も小さくはないと思われる。ただドラマとしては人生を長く描いたせいか、山場の小さいものになってしまったのは惜しい。感謝祭の日のひとつの出会いが大きく主人公の人生を変えることとなります。

ベンジャミンバトン数奇な人生

 

7 ハンナとその姉妹

感謝祭のパーティに集まった三姉妹。ヴティ・アレンの代表作の一つですが、まさにアレン節炸裂といったところ。ウィットに富んだ小気味よい会話で男女の恋愛劇を楽しめ、収まりもすっきりしています。

 ハンナとその姉妹大災難PTA

 

8 ホーム・フォー・ザ・ホリデイ

それぞれにいろいろ問題を抱えた家族たちが集まった賑やかな感謝祭前後を描いたコメディタッチのホームドラマ。ちょっと収拾がつかない感はありますがね出ずっぱりのホリー・ハンターが好演しています。

ホームフォーザホリデイ 

 

9 大災難P.T.A.

感謝祭に家族で過ごすためにニューヨークからシカゴへ向かおとうした男がとんだ災難に見舞われ、大回り遠回りするはめに。それでも最後には感謝祭をともに祝うことが出来てめでたしめでたし。

 大災難PTA

10 おとなのにはがある

離婚し子育ても一段落した時に人淋しくなったときに再び恋に落ちた二人。とはいってもそれまで背負ってきた人生がお互いにあるわけで、そのすべてを晒しあってと言うような恋愛にはどうしてもなりづらく、密かに抱えているような癖も修正もポリシーもあるということ。すべてあけすけにというのはなかなか難しいでしょう。そんな中年の恋愛の難しさをこの映画からは感じました。最後のシーンが感謝祭の日。

おとなの恋には嘘がある