2人兄弟映画 ベスト10
兄と弟の2人兄弟の映画の特集です。
名作もたくさんのテーマです。
このテーマは邦画に良い作品が揃っていました。
1 ぼくたちの家族
4人家族の関係性、それぞれの性格や生活背景などの描写が実にリアルで、こと長男と次男の対比は見事というしかありません。長男は長男ぽく、次男は次男らしく映し出していますし、本音で常に話しているように見えた次男が、母親の手術のあとでぽろりと本当の思いをこぼしたシーンは秀逸。
2 間宮兄弟
もてない兄弟のゆる~いコメディ。大人になってもある意味気味が悪いくらい仲が良い兄弟を微笑ましい視線で描いているのが心地よい作品です。森田芳光監督ならではの味わい。
3 ブラザーフッド
一家を支えてきた兄と病弱に弟。対照的な二人が朝鮮戦争の戦地でみせる意地。そして兄弟愛。ドラマもドラマティックな展開、戦闘シーンも生々しくリアリティを可能な限り追求、しかも社会的な背景による悲劇も用意されていて、誰が観てもお腹いっぱいになりそうなボリューム感のある作品です。
4 雪に願うこと
帯広で輓曳競馬場を営む兄と、逃げるように都会から戻ってきた弟。最初は冷たく当たっていた兄や厩舎仲間、そして馬とまでも、次第に堅い心が解きほぐれて行く過程がなんとも心地よさを感じます。北海道の帯広の自然の中の懐の深さでしょうか。
5 お盆の弟
仕事も芽が出ず、妻からは離婚を言い渡され、悪友との腐れ縁からは逃れられず、兄は大腸がんでふさぎこみ、女性からはうそがばれひっぱたかれる。弟役の渋川の飄々とした雰囲気でなんとも可笑しみの漂う作品になっています。
6 ゆれる
兄弟の感情の揺れを緊張感の中に見事に表現し、見応えある作品にはなっていました。何を考えているのか、本気なのか冗談なのか、正気なのか狂気なのか、ぎりぎりでひねた演技を要求される兄・稔を香川照之はさすがの演技を見せてくれます。
7 レインマン
トム・クルーズが好演。ダスティン・ホフマン演じる自閉症の兄にだんだん心を開いて行く様子が、全編にわたって描かれていますが、やはり別れのシーンがジーンときます。兄弟映画の代表的存在。
8 重力ピエロ
2人兄弟を中心に、正義について、家族について、少年犯罪について、そんな複数のテーマを上手に入れ込んだ脚本。回想部分を巧みに散りばめた構成もきちんと整理されていました。原作をそつなくまとめた印象。
9 シェフとギャルソン,リストランテの夜
兄弟で経営するレストラン。二人の恋模様や、ビジネスに徹する周囲の関わりを描きながら、最後は裏切られ、恋人に逃げられ、切なさが漂ってくる作品です。
10 マイ・ブラザー
戦争というものが、現場から離れたあとも本人や周囲の人々をいかに苦しめているのかということを切々と訴えてきます。まるで別人になって戦争から戻ってきた兄、出所したばかりの弟。常に重苦しい雰囲気が漂うドラマは、戦争の傷跡を深くえぐり出して描いた作品です。
11 マンボ・キングス わが心のマリア
12 ザ・ファイター
13 ブラザーズ・グリム
14 恋のゆくえ ファビュラス・ベイカー・ボーイズ
15 なくもんか
16 ルド and クルシ
17 光りのほうへ
18 男たちの挽歌 A BETTER TOMORROW
19 ヒマラヤ、運命の山
20 家族日誌