●井川比佐志 出演映画 ベスト10 | 映画いろいろベスト10 + 似顔絵

映画いろいろベスト10 + 似顔絵

まったくの独断で選んだ映画10作品。
ペイントでの似顔絵もやっています。

井川比佐志 出演映画 ベスト10



またまた渋いところをとりあげてみました。

今年80歳になる名脇役の井川比佐志さんです。

とにかく作品数が多いのですが、近年の作品を中心に絞ってみました。



1 さよなら、クロ

一匹の犬を中心に学生時代と大人になってからを対比させてノスタルジックに描く青春映画。井川比佐志は用務員のおじさん役。10年越しで気持ちが伝わった二人の恋には応援をしたい気分。



2 くちびるに歌を

東京から逃げるように離島にやってきた女性教師が中学生に合唱を教える中で、生徒たちと共に成長していく様子を描いた青春ドラマ。生徒の一人のおじいちゃん役で井川さんは出演。


くちびるに歌を


3 日本のいちばん長い日

敗戦を受け入れた日本の歴史的な一日を描いた作品です。ポツダム宣言受入れの裏でさまざまなドラマが渦巻いていたことを知らし召され、衝撃さえ受ける内容でした。のちにリメイク。井川氏は憲兵役。



4 悪人

どの人物に一番共感できて、どの人物に最も反感を買うか、人によって多少異なるのかもしれませんが、法的に裁かれる罪の重さやマスコミやその他によって受ける社会的な制裁の大きさと、実際に観ていて感じる「悪」の程度の乖離もまたこの作品のひとつのテーマでしょう。主人公の寝たきりのおじいちゃん役で井川比佐志は出ています。



5 映画女優

この役を演じることは吉永小百合にとっては思い切った挑戦であったのでしょう。不世出の先輩女優を熱演しているのが光ります。同時に日本の映画史もなぞり観られたようで、興味深い作品でもありました。井川さんの役名は五十屋時雄。



6 県庁の星

食品スーパーを舞台に、エンターテイメント性と社会性をバランス良く配合させて完成した、大衆向けの分かりやすい、誰もが楽しめる作品です。井川比佐志はスーパーの店長役。



7 春を背負って

出てくる人が皆心優しく、その優しさ温かさと、それらを包み込むような山々の風景が調和して、心地よい作品でした。時に優しく時に厳しく時に穏やかに時に激しい山の表情が描かれていました。井川さんは民宿の番頭役。


春を背負って


8 劔岳 点の記

とにかく時間をかけて丹念に撮り上げたというところに、昔ながらの映画ならではの力というものを感じることができました。俳優たちの伸びきったひげを見るだけでも、監督の映画へのこだわりというものが十分に伝わってくる山の映画。寺の総代役の井川比佐志。



9 日本の熱い日々 謀殺・下山事件

実際の事件を丹念に独自の視点から描いていく熊井啓得意の社会派映画です。自殺か他殺か、結局迷宮入りとなったこの事件、当時の関連映像も盛り込みながら、重厚で実直、それでいて真実追及への熱さを感じることができる本格的作品。



10 陽はまた昇る

VHSとベータの争いをVHS側から観たビジネスムービー。マジメでありながら娯楽性も伴っていて、テンポも良く、無駄が少なく分かりやすい作品に仕上がっています。下請け会社の社長さんを井川比佐志が演じています。


陽はまた昇る


11 激動の昭和史 沖縄決戦/12 不毛地帯

13 切腹/14 同胞/15 キトキト!

16 嗤う伊右衛門/17 Beauty うつくしいもの

18 阿弥陀堂だより/19 家族/20 博士の愛した数式