●ヴァネッサ・レッドグレイヴ 出演映画 ベスト10 | 映画いろいろベスト10 + 似顔絵

映画いろいろベスト10 + 似顔絵

まったくの独断で選んだ映画10作品。
ペイントでの似顔絵もやっています。

ヴァネッサ・レッドグレイヴ 出演映画 ベスト10



79歳になるベテランの女優さんを特集します。

映画界で約50年も活躍し、今なお健在。

それだけでも素晴らしいことです。



1 アンコール!!

歌というものには大きな力があるということを、こうした映画を観るといつも再認識させられるわけですが、今作に関しても、まさにその「歌の力」を感じる作品でした。長年連れ添った妻(レッドグレイヴ)の死、息子とのぎくしゃくした関係、偏屈がもたらす社会からの孤立、そんなものをすべて収めてしまう独唱シーンは素敵です。


アンコール


2 フォックスキャッチー

威圧的でどこか病理的とさえ思えるレスリングコーチと、彼に師事するオリンピックのメダルが有望な兄弟。33様の独特の心理状態が緊張感を持って伝わり、そして迎えるショッキングなラスト。重い作品です。そのコーチの母親がヴァネッサ・レッドグレイヴ。


フォックスキャッチャー


3 ディープ・インパクト

巨大彗星の接近による世界滅亡の危機を背景にしたパニックムービーですが、女性監督らしく家族ドラマを中心に描いています。奇想天外な話を感動的に仕上げているところはさすが。作品中のヒロイン(ティア・レオーニ)の母親役でヴァレッサ・レッドグレイヴは出演。



4 ジュリエットからの手紙

おばあちゃん(レッドグレイヴ)世代の恋と、孫世代の恋。一代間に挟んだ二世代の男女の恋を可愛らしく、そしてせつなく描き好感が持てました。都会を離れてやってきたイタリアの田舎の風景、そして効果的に使用される音楽の数々が、この二つの恋物語を盛り上げ、旅情をも誘います。


ジュリアからの手紙


5 ミッション・インポッシブル

テンポある頭脳戦が終始展開され、スパイ映画として見応えのあるものになっている。トンネルでのアクションシーンもトム・クルーズが熱演。後にシリーズ化されますが、最初の本作はキャストも豪華。ヴァネッサ・レッドグレイヴは武器商人の役。


ミッションインポッシブル


6 大統領執事の涙

数十年にも渡る主人公と家族のドラマを、当時の社会情勢と黒人の地位との関連を盛り込みながら、重厚に描いたヒューマンドラマです。一人の執事の目を通して、米国における黒人の地位の向上のための歴史の一部分を学ぶことができるというでは意義ある作品となりました。レッドグレイヴは主人公を給仕として育てる女主人役。


大統領執事の涙


7 つぐない

少女が深く考えずに犯した1つの罪の重さとその贖罪について、いろいろ考えさせられる深い作品です。最も罪を償わなければならない人物が、一番幸せになっていくという、もやもやした気分はどうしようもなかったですが…。老年となったその少女をヴァネッサ・レッドグレイヴが演じています。


つぐない


8 上海の伯爵夫人

1936年代、激動の時代の上海を舞台にしたドラマティックな恋愛ドラマになっています。時代の雰囲気のあるムーディな映画の中で、謎の日本人を演じる真田広之も不思議な存在感。レッドグレイヴは公爵夫人役。



9 わが命つきるとも

伝記映画として、かなり重いテーマになっている。トマス・モアの信念と宗教感、限りなく頑固で一徹な行き様は、かなり考えさせられる。ヴァネッサ・レッドグレイヴが出立ての頃の作品で宮廷の女官を演じています。



10 ジュリア

ナチの時代に翻弄される女性同士の友情ドラマです。国境や時代を広く渡り、グローバルな作品。最後は殺されてしまう親友を追っても、思うままにならない様子が哀感を誘います。アカデミー助演女優賞。


ジュリア


11 いつか眠りにつく前に

12 もうひとりのシェイクスピア

13 湖畔のひと月

14 17のカルテ

15 オリエント急行殺人事件

16 アガサ愛の失踪事件

17 クレイドルウィルロック

18 悲しき酒場のバラ

19 英雄の証明

20 ルルオンブリッジ