渡辺いっけい 出演映画 ベスト10
最近NHK朝ドラからブレイクする俳優が多いですが、
そういえばこの方もNHK朝ドラがきっかけでした。
以後バイプレイヤーとしてコンスタントに活躍中。
1 ＡＬＷＡＹＳ 続･三丁目の夕日
人気を博した1作目を受けての2作目も期待に違わぬレベルのものに仕上がっています。前作で登場人物のキャラクターや人間関係がしっかり築かれていますので、その説明がいらない分、さらに色んな要素を詰め込むことが出来たのでしょう。小さなドラマの積み重ねをうまく交差させながら、最後にそれらが終結することで、ちょっと幸せな気持ちになれるような感動を生み出す巧妙な構成も見事。いっけいさんは劇場の客の役。
2 容疑者Ｘの献身
ミステリー映画としても、恋愛ドラマとしても成立させ、被害者や加害者、或いその家族の苦悩を描き出す東野作品の良さがきちんと出せていました。どうせテレビドラマの流れで作った映画だと思っていましたら、いやいやなかなか侮れない出来栄え。原作者の安定感もあるでしょう。福山雅治演じる博士の助手を渡辺いっけいが演じています。
3 ライアー・ゲーム ザ・ファイナルステージ
ごくごく簡単なルールのゲーム1本で2時間以上持たせるのか？と思って観始めたものの、なかなかどうして。練られた展開で、最後まで飽きさせません。すでにテレビの世界でもその独特な世界が築き上げられたものでもあり、そのあたりだけ割り切って観れば、映画としても鑑賞に耐えられるものだったと思います。渡辺いっけいは交番の警察官役。
4 ストロベリーナイト
竹内結子演じる主役のキャラクターがきちんと立っていて軸がしっかりしているので、安心して観られる作品です。テレビドラマを観ることなく映画を観たものですが、なかなか見応えがあり、初めて観た者でも十分に理解できる内容でした。渡辺いっけいは警視の一人として出演。
5 沈まぬ太陽
一言で「力作」という言葉が相応しい作品。上映時間、テーマ、ロケーション、キャスト、どれをとっても邦画では稀有なスケール感で見応えいっぱい。そしてこれを観ながら、企業の中の一員として生きるってどういうことだろうと、一サラリーマンとして考えることが次々にあふれ出てくる思いでした。渡辺いっけいさんは官僚の役。
6 同窓会
最後のオチが強烈なオチでした。高校時代のフィルムと今とを交錯させることで、過ぎ去りし青春時代の懐かしさがこみ上げてくるような作品に成っています。特に高校時代の雪を演じた尾高の笑顔がなんとも愛らしく、恋心がよく伝わってきました。いっけい氏はチョイ役での出演。
7 同級生
ケータイ小説はどうしてみんな死んでしまうのか、そういう点からもいかにも携帯小説的ではありますが、叙情的な映像で雰囲気を出し、切ない思い、無念の思いが伝わり、そりなりの作品にはなっています。渡辺いっけい氏は主人公の高校生の父親役での出演。
8 ライアー・ゲーム－再生－
3からの続編。多少新鮮味が欠けてくるのは仕方ないところですが、また新しいゲームを仕掛けてきてくれるので、今作についても面白く鑑賞することができました。オーバーな表現も含めて、この作品の世界に求めるものは大部分満たしてくれていたと思います。
9 つやのよる ある愛に関わった、女たちの物語
そんな奔放で不安定な女を愛し続けた主人公、周りから見ればかっこ悪いけれど、彼なりの愛情の示し方と、そして最後に見せたちょっとした復讐に、少しだけ理解してあげたくなるような、そんな不思議な物語です。社員と不倫中の不動産屋の社長が渡辺いっけい。
10 七人の弔
ダンカン氏がメガホンをとった2作目。本職ではないだけに、脚本含め流れはややぎこちなさも感じ召し、子役たちの演技も拙さは目立ちますが、社会問題をテーマにブラックな味付けで描き、その個性は発揮されています。キャンプに参加した子供たちの父兄の一人として渡辺いっけいは出演。
