温水洋一 出演映画 ベスト10
今ではすっかり人気者の温水さん。
出演した映画の数もかなりのもの。
その多くはチョイ役だったりするわけですが、
一瞬顔を見せるだけで存在感を残してしまう独特の個性は
彼特有のもの。
1 ALWAYS 三丁目の夕日
2 ALWAYS 続・三丁目の夕日
多くの人からの支持を集めたシリーズです。説明やうんちくは要らない、純粋に映画の世界に入り込めて、今の時代では忘れ去られつつある人と人の気持ちの繋がり、情の通い愛を充分に感じることができる作品です。けっして裕福な生活をしているわけではなく、文化的生活にはまだ遠い次代でも、日々の生活の中に楽しみを見つけ、精一杯楽しく暮らそうとしている人々に共感を覚えずにいられません。続編も期待を裏切りません。温水洋一は自転車屋の役。
3 GSワンダーランド
レコード会社の思惑で、とにかく音楽からファッションまで奇抜なアイディアに乗せられていく若者たちの戸惑いが、可笑しくもほろ苦く伝わってきて、こんな時代も経て今の日本のミュージックシーンがあるのだなと、改めて思い知らされました。こんな風にうたかたの「お祭り」を笑ってしまおうという開き直りの一方で、同時に懐かしんじゃおうというノスタルジックな感傷もふんだんに入れ込んでいますので、青春映画としても楽しめるものになっています。歌手の役で歌まで披露している温水さん。
4 夜のピクニック
等身大の高校生の姿が自然に描かれ、好感の持てる作品になっていました。一晩歩き続けるというだけのストーリーを、うまくまとめていたように思います。主要の4人はごく普通の高校生としてリアルに映し出し、脇に何人か多少極端なキャラクターを配置して時々からませることでメリハリをつけていたのが、うまく作用していたのでしないでしょうか。チョイ役で温水洋一も出ています。
5 ALWAYS 三丁目の夕日’64
3作目もインパクトこそ薄れたものの、一定以上の水準に仕上げてきたところには恐れ入りました。
6 彩恋 SAI-REN
高校3年生の女の子3人仲良しトリオ。恋に友情に進路に家族関係に悩む等身大の姿に好感が持てます。それぞれに悩みを抱えながら日々を一生懸命生きている3人やその家族たちに、前向きな気持ちにさせられます。3人の一人である関めぐみ演じる女子高生の父親役で温水洋一は出演。
7 ハンサム★スーツ
楽しく笑えて、わかりやすく教訓も込められたラブ・コメディとしてきちんと仕上げてきました。「イケメン」といわず「ハンサム」としたのがまたいいですね。出オチで色んな俳優が顔を見せており、それがまた笑えます。謎の男として顔を見せる温水氏。
8 麦子さんと
吉田恵輔監督の過去の作品群と比べると、ユーモアも抑え目に、人情物語を前面に押し出してきた印象ですが、ヒロインの思いが少しずつ変化していく様子がじっくりと描かれて、気持ちが伝わりやすいものになっていたと思います。子供に会えない母、母親に会えない子供、そんな人々の複雑な思いがにじみ出ていて、思った以上にしんみりとした気持ちにさせられました。タクシー運転手役でぬっくん登場!
9 ぐるりのこと。
1組の夫婦の10年を描いた家族ドラマです。子供ができて結婚を決め、その子供を失ったことから徐々に妻の心理状態が崩れ始め、そしてまた希望が差し込むまでの夫婦の物語。その時々で木村多江演じる妻の心理状態の浮き沈みが大きいわけですが、その場面場面でまったく別人のような表情を見せる木村の様子だけで、すべてを物語っているようです。温水洋一は出版社の上司役。
10 人のセックスを笑うな
19,20歳ぐらいの男の子・女の子の恋心の表現としては、かなり現実味のあるものであったと思う反面、20歳年上の女性との男の子の恋愛、そしてそんな彼を振り回す39歳の女性の振る舞いには、やはり映画ならではという部分もあります。毎日を生きている彼らの生々しさが伝わってくるキュートな恋模様は、観ていて楽しかったし、自然に笑みもこぼれてくるような感じで、私は結構好きです。山田先生役の温水さん。
11 築地魚河岸三代目
12 ペコロスの母に会いに行く
13 ラブ★コン
14 亀は意外と速く泳ぐ
15 星守る犬
16 ワルボロ
17 MIRACLE デビクロくんの恋の魔法
18 トリック劇場版2
19 高校デビュー
20 サイドカーに犬