ジュード・ロウ 出演映画 ベスト10
一時はイケメン俳優的な存在で人気を博したジュード・ロウ。
今では頭髪もだいぶ禿げ上がり、
かつてのイメージとはまた違った存在感にはなっていますが、
どうどうと晒している潔さに、逆に今の方がかっこいいと私は思っています。
1 A.I.
賛否いろいろあるSF作品ですが、私は好きです。天才子役ハーレイ君の演技が光りますが、ジゴロ・ロボットを演じるジュード・ロウも個性的な役で見事に存在感を示しています。未来世界の映像には思わず惹きこまれてしまいましたし、展開もテンポもよく、スピルバーグの作り出す世界に夢中にさせられました。
2 サイド・エフェクト
謎が謎を生み出す展開は最後まで目が離せませんでしたし、仕事熱心でしたことから窮地に陥った精神科医(ジュード・ロウ)がその窮地からどう逆転していくかという復讐劇としても見応えがありました。緻密な心理推移描写も巧みで、ソダーバーグ監督作としては見やすくなっていたとも思います。
3 ホリデイ
心温まるロマンティック・コメディ。女優もさることながら、この作品に関しては特にジュード・ロウがいいです。演じるグラハムというキャラクターの持つ、ほどよい軽さと適度な不器用さをうまくブレンドし、好感の持てる演技を見せています。これならキャメロン演じるアマンダが一目で気に入ってしまうのも仕方ないでしょう。そしてジュード・ロウのパパぶりがまた素敵なのでした。
4 クローサー
大人の恋愛心理ゲーム。時間が時々急に飛んでしまいますし、登場人物が4人しかおらずに、互いに絡み合っているので時々分からなくなってしまうのが難点ですが、それぞれが気持ちと行動とのずれを微妙に映し出してスリルが伝わってきます。やはりナタリー・ポートマンの今までには演じたことのなかった大人の役が驚きでもあり、女優として前進していきたいという意気込みも感じられてきました。その同棲相手役がジュード・ロウ。
5 ロード・トゥ・パーディション
よくまとまった雰囲気のある作品ですが、ただそのまとまり感が逆に難点であるかもしれません。家族を殺され復讐に燃えるトム・ハンクス演じるギャングが、息子をなんとか守ろうと殺し屋と対峙するその殺し屋がジュード・ロウ。その他ポール・ニューマン、スタンリー・トゥッチ、ダニエル・クレイグとそうそうたるキャストです。
6 コールドマウンテン
南北戦争下におけるジュード・ロウとニコール・キッドマンの二人を中心とした純愛を描いたメロドラマです。ジュード・ロウ演じる負傷兵が残してきた恋人に会うために脱走。追われながらも恋人のところへたどりつき、そしてある結末を迎えるまでを追っています。
7 ガタカ
スタイリッシュかつ若干の皮肉も込められた独特のムードを持つSF作品。黄色がかった映像に近未来の冷たくも不条理な世界を映し出し、その中で生きる若者達の哀しみのようなものをしっかり描き切っています。下半身不随となった宇宙飛行士の卵だった青年役でジュード・ロウは登場。最後は悲劇的な結末へと。
8 レポゼッション・メン
人々が高額なローンで人工臓器を買うことで長寿を得るようになった未来を描くSFサスペンス。奇抜なアイディアはなかなか面白く、良心との間で葛藤する主人公の苦悩がみてとれますが、それにしても怖い社会。なぜなら、ローンが払えなくなると強制的に臓器を回収されてしまうのです。その回収屋がジュード・ロウ。
9 こわれゆく世界の中で
心理状況がやや難解の印象はありますが、物語としては心理的緊張感が伝わってきて、見所はありました。ジュード・ロウとロビン・ライト・ペンのカップルの心情、特に犯人である少年を、嘘をついてまで見逃そうとする気持ちがこの映画の肝。
10 スカイキャプテン ワールド・オブ・トゥモロー
セピアっぽい映像で独特の雰囲気を出していますが、演技派の出演陣も肩の力が抜けて楽しんでいる様子が伝わってきます。時代は1939年でありながら、空に浮かぶ滑走路や遠隔操作の巨大ロボットなど、中身はSF映画そのもので、その取り合わせがこの作品の特徴でもあるでしょう。、力を抜いて気楽に観る分には充分楽しめる作品でした。
11 イグジステンズ
12 アルフィー
13 レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語
14 スターリングラード
15 コンテイジョン
16 アビエイター
17 オール・ザ・キングス・メン
18 オスカー・ワイルド
19 マイ・ブルーベリー・ナイツ
20 ヒューゴの不思議な発明