板尾創路 出演映画 ベスト10
いうまでもなくお笑い芸人なのですが、実は映画にもたくさん出演しています。
さらには監督も務めたりもしていて、映画との関わりの深い芸人の一人です。
今回はそんな板尾氏の出演作から10本、プラス10。
1 愛のむきだし
4時間近くの長さを一気に見せてしまう面白さ！園子温監督と若い俳優陣のエネルギーが見事に結合した、パワーがあふれる傑作とでもいっておきましょう。そんな俳優陣の一人が不気味な「コイケ」を演じた安藤サクラであり、その父親を演じていたのが板尾創路です。
2 デスノート the Last name
どんな展開になるのか、ワクワクの連続。最後まで誰が勝つのか全く分からず、スクリーンに釘付けでした。やはり原作の力によるところが大きいとは思いますが、その独特の世界を体現した金子修介監督らの演出力も無視はできません。板尾創路はキラ否定派のテレビキャスター役で登場。
3 東京タワー オカンとボクと、時々、オトン
まさにマザコン万歳！！です。多少怠けぐせはあっても優しい息子と、息子第一で自分の生活を捧げてきたオカン、その二人の関係が心に染み入ってくるような優しい映画です。息子に対し思いっきり愛情を注いで頑張ってきたオカンが年を取り次第に弱っていく中、それでも息子が活躍姿に喜び、息子のしてくれたことに嬉しがる姿。ほろりときます。板尾氏は店のお客さん役。
4 女の子ものがたり
ほろ苦い女の子同士の友情物語。ノスタルジックな雰囲気を漂わせる田舎の街並ともあいまって、しみじみとさせられてしまう、なかなか素敵な作品でした。家庭環境に恵まれない同士の3人が仲良くなりつつも、いつまでもなにもかもが同じというわけにいくはずもなく、次第に互いに違和感を覚えていくその過程が丁寧に描かれていました。主人公の父親を板尾創路は演じています。
5 空中庭園
家族について鋭くしかし皮肉っぽい視線で描いたホームドラマです。家族4人それぞれに秘密を抱えているのですが、秘密を抱えながらも秘密はないと装い、表面的な幸せ家族を演じる一家には、やはり破綻が訪れてきました。家族にとって、何が必要なのか、それを実に考えさせられる作品です。その一家の父親という重要な役どころで板尾創路氏は出ています。
6 蛇のひと
上司の失踪というミステリアスなところから始まるドラマは、やがて失踪した課長の謎の人格と背景がクローズアップされていくという展開。なかなか重石色作品です。西島秀俊がミステリアスで正体不明の男をそれらしく演じていたのが印象的。その幼なじみとして板尾創路は出演。
7 地獄でなぜ悪い
1とおなじ園子温監督作ですが、今作は映画愛を前面に押し出して、自らの映画への気持ちを代弁させたような、そんな作品だったと思います。かなりコメディ色の強い作品で、好き嫌いは分かれそうな作品ですが、相変わらず俳優の新しい魅力を引き出すのには長けています。看板業者の役で板谷創路は出演。
8 クローズＥＸＰＬＯＤＥ
鈴蘭高校自体が、もはや喧嘩のテーマパーク的な存在になっていて、完全な異空間として成立してしまっています。先生もいなければ授業もなく、校内すべて要塞のようなイメージ。お金を払ってでも見学したくなるセットです。そしてそこで行われるてっぺん取りは、まるでボクシングのタイトルマッチ。チャンピオンがてっぺんを狙ってくる相手を倒せば防衛、負ければ王座交代。その馬鹿馬鹿しさがますますエスカレートして、個人的には今回も結構楽しめました。板尾氏はヤクザのボスの役。
9 板尾創路の脱獄王
自ら監督、主演を務めたシュールなクライム・コメディです。板尾氏らしいオチは嫌いではないです。脱獄しては捕まってはを繰り返す主人公、その裏にあったものは？あくまでも板尾特有のギャグの世界を映画にしてみたらこんな風になったというところで、理解しています。
10 魁!!クロマティ高校 THE★MOVIE
ばかばかしすぎてこれはこれで面白いとは思います。ありえない不良たちの極端な描写。それでもみんな憎めないのですよね。適度な愛嬌を持たせているところに、陰湿さがなくて良いです。ハイジャック犯役で板尾創路は登場。
11 武士道シックスティーン
12 ラッシュライフ
13 ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ
14 さや侍
15 大日本人
16 あさひるばん
17 MY HOUSE
18 太平洋の奇跡 フォックスと呼ばれた男
19 ＮＥＣＫ ネック
20 人間椅子