●ジム・ブロードベント 出演映画 ベスト10 | 映画いろいろベスト10 + 似顔絵

映画いろいろベスト10 + 似顔絵

まったくの独断で選んだ映画10作品。
ペイントでの似顔絵もやっています。

ジム・ブロードベント 出演映画 ベスト10



イギリスのベテラン俳優を取りあげます。

コアな映画ファンはご存じでしょうが、

顔は見ていても名前がすぐに浮かんでこないような

そんな存在ではないでしょうか。

文芸作からファンタジー対策までの幅広い作品で

堅実な仕事をこなしている印象です。



1 ブリジット・ジョーンズの日記

正統派のラブ・コメディに仕上がっていますが、何よりもまるまる太って、気取ったところがないレニ-の存在感と演技によるところが大きいでしょう。30女の開き直りの演技が共感を呼び、恋愛物としての落ち着き先は分かっていながらも、ついつい応援したくなってしまうものです。ブリジットの父親を演じるのがジム・ブロードベント。


ブリジットジョーンズの日記


2 リトル・ヴォイス

誰とも口を利かなくなった少女を演じたジェーン・ホロックスがなんとも不思議な魅力を放っています。そんな彼女が歌の才能を見出されていくという風変わりな作品。ジム・ブロードベントはクラブのオーナー役で出演。



3 ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女

半神半獣のタムナスやCGのビーバー、ティルダ・スウィントン演じる邪悪で冷酷な魔女など子供たちを支える(惑わす)脇のキャラクターたちが魅力なファンタジー映画。ゆっくりと継続中のシリーズの第一作です。ブロードベント氏は教授役。



4 魅せられて四月

古城を舞台に繊細で優しいムードに包まれた味わいのあるドラマになっています。大きな事件があるわけではないですが、冴えない日々を送る主婦にとっては大きな冒険でかつ価値ある体験の意味が伝わってくる作品。ゆったりとして時間の中で愛を取り戻していく様子が染み入ります。ブロードベント氏はそんな主婦の一人の旦那役。



5 ヴィクトリア女王~世紀の愛~  

いつの時代も王族・皇族のロマンスは大衆の話題になるもので、その中でも理想の二人といわれる二人の成り行きは、ある意味手に届かない夢の世界の御伽噺として観てしまうところがあるのでしょう。立場として妻の方が権力者であるという難しい関係の中で、信頼関係を気づきあげ、周りからも認められるカップルのあり方、実にうらやましい限りです。ジム・ブロードベントはウィリアム4世役。



6 アイリス

二つの時代を交錯させ、その中でも時間を前後に行ったり来たり見せながら、1組の夫婦のあり方を描いている作品。ジュディ・デンチはいうまでもなく、ケイト・ウィンスレットも好演しています。老年期のアイリスの夫役でジム・ブロードベントは登場。


アイリス


7 ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12か月

1作目よりお笑いムードが強くなった2作目。レニー・ゼルウィガーの太りっぷりが凄まじかった…。ヒュー・グラントは脇役に徹し、相変わらずの女たらしの役。よく考えると若い男がブリジットの同僚にコカインを預けた理由が分からないですが、所詮コメディの世界。最後はおさまるところにおさまってハッピーエンド。



8 マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙

とにかくメリル・ストリープのなりきり演技がすべてでしょう。映画では思ったより政治的な緊張感の中でのドラマは描かれておらず、老後の姿が中心。夫デニス・サッチャー役でブロードベントは出演。


マーガレットサッチャー鉄の女の涙


9 家族の庭

老いを自覚しながらも、完全には人生を捨てきれない年代の、人生の生き方を辛辣に表現した作品です。人生の秋を迎えた初老夫婦の夫をジム・ブロードベントが演じた主演作。仲間が寂しさを紛らわすために同僚夫婦の家に押し掛けたり、年甲斐もなく息子ほどの夫婦の子供に恋して嫉妬したり、見ているのが辛いところも。


家族の庭


10 ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン! 

ブラックでシュールでナンセンス、パロディも込めたなんとも不思議なムードのコメディなのです。アクション、サスペンス、ホラー、ミステリーといった要素もかなり本格的に取り入れ、特に後半はこれコメディ映画なの?と思ってしまうぐらいの派手な銃撃戦が繰り広げられたりもしました。ブロードベントは警察署長役。

ホット・ファズ俺たちスーパーポリスメン!