西村雅彦 出演映画 ベスト10
今回取り上げるのは西村雅彦氏。
独特の演技とルックスはコメディでもシリアスな作品でも存在感を発揮。
他には真似できない存在になっています。
髪もすっかり…ですが、そんな西村氏出演作から10本。
1 ラヂオの時間
三谷幸喜初監督作品。三谷さんとの組み合わせでいえば、古畑任三郎シリーズも浮かびますし、作品との相性がいいのでしょうね。この作品ではラジオ局のプロデューサーを演じています。限られた空間での会話劇が抜群に楽しいコメディで、未だに三谷幸喜監督作の最高傑作だと思います。
2 のぼうの城
野村萬斎でなければこの映画はまったく別のものになっていたでしょうね。彼の飄々とした個性が十分に生かされた、華やかでスケール感があり、それでいてユーモアたっぷりの楽しい時代劇に仕上がりっています。特に田楽を演じるシーンは圧巻。本来の城主成田氏家の役で西村氏は出演。
3 7月7日、晴れ
観月ありさが有名アーティストを演じ、サラリーマンの男性との恋を描いた現代のおとぎ話的な恋愛映画です。映画の世界ならではの夢を見せてくれ、そしてその夢はまさにすべての男性が描く夢でもあるのです。その夢にドリカムの歌が見事にマッチして、七夕やクリスマスといったロマンチックなイベントムードを盛り上げくれました。西村雅彦はリムジンの運転手役。
4 東京家族
山田洋次監督はさすがにそつがない。超名作の元ネタに対しそれを汚すことなく、手堅くまとめ上げて生きた印象です。配役からして安心できて任せられる俳優陣を選び、それぞれ役柄に違和感なくぴったりはまっていますし、演出も元ネタへの敬意を示しながらも、現代の観客にも分かりやすくアレンジ。西村さんは一家の長男役。
5 沈まぬ太陽
一言で「力作」という言葉が相応しい作品でした。上映時間、テーマ、ロケーション、キャスト、どれをとっても邦画では稀有なスケール感で見応えいっぱい。そしてこれを観ながら、企業の中の一員として生きるってどういうことだろうと、一サラリーマンとして考えることが次々にあふれ出てくる思いでした。西村さんは会社のお偉いさんの役。
6 ジーン・ワルツ
不妊や出産という想像以上に重いテーマで、しかも今作はミステリー的な遊びの要素も全くなく、否応がなく真剣にスクリーンを観ざるを得ませんでした。そして当然ながら、いろいろなことを考えさせる題材でもあり、問題を提起しておいて答えは観ている人がそれぞれ考えてくださいというスタンスに、改めて答えを出すのに難しい問題であることを認識しました。医大教授の役の西村雅彦氏。
7 のだめカンタービレ 最終楽章 後編
もともと世界観が既に構築されている作品ですし、よくあるドラマの映画化にあたり海外ロケしましたという部分でも、テーマからしてまったく違和感はないですし、かといって吹き替えや金髪かつらをみてもリアリティを追及している作品でないことも明らかなので、ファンにとって安心して観られるものになっていたのではないでしょうか。
8 黒い家
森田芳光監督によるホラー映画はとにかく不気味。メイクや映像もそうですが、俳優陣の演技もまたかなりいってます。黒い家の一家の主人を演じる西村雅彦もこれまた怪演!目つきも言動も完全に入り込んでいました。
9 超高速!参勤交代
エンタテイメントの作品に関してはさすが本木克英監督、ツボをおささえて楽しい時代喜劇です。笑いと人情と殺陣とを盛り込んで、老若男女に分かりやすい作品といえるでしょう。実際にこんなに農民思いで人が良く、それでいて剣の腕の立つお殿様がいたら、どんなに住みやすい世になったでしょうね。西村雅彦氏は家老の役。
10 武士の家計簿
森田芳光らしいユーモアセンスがあちらこちらに散りばめられたホームドラマ風時代劇といったところでしょうか。今の時代ではほぼ壊滅寸前状態になってしまった家長としての強い責任感、子孫代々にまで財産としてお金ではない財産を残していこうという心意気、そんなものを強く感じながら、現代人もそうぃったものをまた思い出していくことも大事なのではないかと考えさせられました。仲間由紀恵演じるお嫁さん役の父親を演じるのが西村雅彦。
11 交渉人 真下正義
12 相棒-劇場版-絶体絶命!42.195km東京ビッグシティマラソン
13 桜田門外ノ変
14 宇宙兄弟
15 RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ
16 禅 ZEN
17 私は貝になりたい
18 252 -生存者あり-
19 花田少年史 幽霊と秘密のトンネル
20 猿ロック THE MOVIE