●エリック・ストルツ 出演映画 ベスト10 | 映画いろいろベスト10 + 似顔絵

映画いろいろベスト10 + 似顔絵

まったくの独断で選んだ映画10作品。
ペイントでの似顔絵もやっています。

エリック・ストルツ 出演映画 ベスト10



取り上げるのはエリック・ストルツ。

かつてはかなり注目もされていた俳優さんですが、

それほど大きく羽ばたかずに、地道にキャリアを重ねている印象です。



1 ザ・エージェント

ロマンスとサクセスストーリーに家族愛の要素を盛り込んで、感動のシーンがふんだんに盛り込まれている秀作ドラマです。トム・クルーズの好演もさることながら相手役のレニー・ゼルウィガ-が素晴らしいし、子役もみんな可愛く、さらに人物設定も優れています。エリック・ストルツはトム・クルーズの友人役。


ザエージェント


2 若草物語

南北戦争下で質素ながら逞しく支え合って生きる4姉妹を描いた文芸映画。特に次女を演じるウィノナ・ライダーの前向きな姿に惹かれます。4姉妹がそれぞれ違う道を進み、三女の死という悲劇もありながら、家族の絆を深めて行く様がしみじみと心に染み入る秀作です。メグの婚約者という役どころのストルツ。



3 バタフライ・エフェクト

斬新な脚本と演出で、スターの出演しない作品ながら興味深い展開に結末の予想がつかず、最後までワクワクさせてくれます。いわゆるタイムトラベルものの一種とも言えますが、それが精神的な世界であり、一筋縄ではいきません。序盤の子供の頃の不思議なエピソードが、中盤以降重要な要素になって繰り返し使われる伏線となるところの持っていき方が実に巧み。エリック・ストルツは13歳の少年の父親役。


バタフライエフェクト


4 セイ・エニシング

キャメロン・クロウらしく可愛らしい青春ラブコメです。まだ幼い顔つきのキューザックが素朴な青年の役を好演。互いに好きでいながらも、父親の反対や留学を控えたことから、別れを一方的に決めてしまう優等生。互いに不器用なうえ、そして人を思いやる故にそうなってしまったふたりも、父親の逮捕という不幸をきっかけに復活。皮肉にもハッピーエンドへと向かうわけですが、それも含めて青春映画なのですね。エリック・ストルツはチョイ役での登場。



5 コンフェッション

盗作した小説がベストセラーになったことから始まる連続殺人を描いたサスペンス映画。なかなか答えが分からないミステリーにわくわくしたところもありますが、最後の部分のあっけなさは減点。説明が不足し、法廷で無罪を勝ち取るまでの過程がいまひとつ理解できなかったです。



6 パルプ・フィクション

言わず知れたタランティーノの代表作。キャスティングもかなり豪華。複雑に絡んだ人間関係と時間軸を、複雑な時間関係の中で解いていくのが楽しい作品。エリック・ストルツは麻薬の売人役。


パルプフィクション


7 ロブ・ロイ ロマンに生きた男 

いかにも伝説の人物を描くのにぴったりな物語が繰広げられる作品。裏切り、駆け引き、名誉、夫婦愛、家族愛…この中で濃厚な人間ドラマが繰広げられます。ロブ・ロイの右腕役でエリック・ストルツは出演。


ロブロイロマンに生きた男


8 シングルス

男女の恋愛群像劇をキャメロン・クロウがどことなくキュートな雰囲気の映画に仕上げています。話自体はたわいのない話。男女が離れたりくっついたりというメリハリもないストーリーですが、なんといっても女性陣、特にブリジット・フォンダが愛らしい。それに引き換え長髪のマット・ディロンの胡散臭さはなんとも可笑しさを惹き出していました。ストルツはパントマイム芸人の役。



9 メンフィス・ベル

飛び立つまでの前半は戦争に向かう若者たちの悲しみや、それを送り出す上官の葛藤などが描かれ盛り上がるのですが、戦闘シーンはやや長すぎる印象で、たるんでしまったのが残念。しかしながらどこの国でも若い命が戦争の犠牲になる悲劇は変わらないものであるということを切に訴える戦争映画として、心に残りました。そんな若い兵士の一人をストルツが演じます。


メンフィスベル


10 ザ・フライ 二世誕生

エリック・ストルツの主演作。ジェフ・ゴールドプラムが強烈な印象を残した1作目の続編と言うことで、やはり曲者のエリック・ストルツが選ばれたということでしょうか。それなりにスリリングな展開で、新鮮味は薄れるものの、そこそこ楽しめました。

ザフライ二世誕生