●アンジェリーナ・ジョリー 出演映画 ベスト10 | 映画いろいろベスト10 + 似顔絵

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まったくの独断で選んだ映画10作品。
ペイントでの似顔絵もやっています。

アンジェリーナ・ジョリー 出演映画 ベスト10




コースギリギリに変化球ばかり投げていないで

たまにはメジャー中のメジャー、

直球ど真ん中も攻めてみないと、というわけで

アンジェリーナ・ジョリー。

ハリウッド女優の中で、ここ10年で最も注目度を上げてきた人。

私生活も常に注目され大変でしょうが、

この方はいつでも堂々としていますね。

ただ作品的には、これといった作品が少ない気はしますね。




①チェンジリング

その少ない「これ」といった作品が、クリント・イーストウッド御大の下でヒロインを演じたこの作品。子供が消え、そしてまったく別の少年が自分の子供として戻ってきた母親の戸惑い、緊張、苛立ち、怒りを見事に表現。実話だけに説得力がありますし、腐敗しきった警察の体制を露にし、時代は変えても、もしかして今の時代にも通じているものがあるのかもしれません。実際にこのようなことが当時行われていたとすると、それは実に恐ろしいことです。


映画いろいろベスト10 + 似顔絵-チェンジリング



②ポワゾン

けっして評価の高い作品ではないですし、理性を感じさせる作品ではないのですが、感情のままに行動する男女と、謎が謎を呼ぶ展開は最後まで飽きさせません。ヒントとなる伏線が多く、先が読めてしまうところはありますが、私の好きなタイプのラブ・サスペンスです。アンジーのヌードも拝めます。


映画いろいろベスト10 + 似顔絵-ポワゾン



③ソルト

冒頭部分のつかみの部分はスピード感もスリルもあって、好調な滑り出し。その後の展開については、よくあるハリウッドのスパイ映画のそれと大きく変わるものではないので、さほど目新しさはありませんが、それでもアクション映画としての最低条件を満たし、多くを求めなければそれなりに楽しめるものになっていたのではないでしょうか。こういったテンポのあるアクション映画を、かっこよく、そして無理な感じがなく務め上げられるスター女優はあまりいませんので、そういう意味ではこの役が様になっていただけでも、そこはアンジーらしかったといえるのかもしれません。


映画いろいろベスト10 + 似顔絵-ソルト



④スカイキャプテン ワールド・オブ・トゥモロー

セピアっぽい映像で独特の雰囲気を出していますが、演技派の出演陣も肩の力が抜けて楽しんでいる様子が伝わってきました。時代は1939年でありながら、空に浮かぶ滑走路や遠隔操作の巨大ロボットなど、中身はSF映画そのもので、その取り合わせがこの作品の特徴でもあります。展開はこれといって目新しいものではないですが、力を抜いて気楽に観る分には充分楽しめる作品です。アンジーは謎の女艦長役。


映画いろいろベスト10 + 似顔絵-スカイキャプテンワールドオブトゥモロー



⑤ベオウルフ/呪われし勇者

ファンタジー映画にありがちな勇気と冒険といった前向きな要素のみならず、対照的な秘密や陰、欲望の面もきちんと内容に組み込まれていたので、ドラマとしても見応えがあったように思いますCGをふんだんに用い、闘いの場面、特にラストの山場の部分については、なかなか観ていてハラハラドキドキで挽きつけられるものにもなっていました。ただ、アンジェリーナ・ジョリーの登場シーンにしても、どこからがCGなのか、せっかくのセクシーなシーンもどこか興ざめしてしまう部分は、正直なところありました。


映画いろいろベスト10 + 似顔絵-ベオウルフ呪われし勇者



⑥テイキング・ライブス

アンジェリーナ・ジョリーがプロファイリングの得意な特別捜査官を演じ、広域猟奇殺人事件の謎を追うサスペンス・スリラー。最初からイーサン・ホーク演じる男の怪しさは明白だし、そんな男の子供を妊娠してしまうヒロインもまた浅はか。謎解きと言う部分では甘さは残りますが、女捜査官の愚かさと執念という人間的なドラマ面が描かれているのは評価できるでしょう。


映画いろいろベスト10 + 似顔絵-テイキンク゜ライブス



⑦アレキサンダー

オリヴァー・ストーンらしい熱のこもった作品にはなっていますが、ドラマの描き方としては平凡。アレキサンダーの生涯を順に追っていったという部分が大きく、焦点はぼやけがちになってしまいました。それでも3時間近い長尺をそれなりに飽きさせないで観させる力は感じられます。ただこの手の作品でいつも違和感を持ってしまうのは言葉の問題。英語を誰もが話している、アジアに行っても英語、山岳民族の妻も言葉に不自由なく会話が出来るといった部分はどうもひっかかってしまうのですが。アンジーはアレキサンダーの母親。


映画いろいろベスト10 + 似顔絵-アレキサンダー



17歳のカルテ

アンジェリーナ・ジョリーが注目を浴びるきっかけになった作品。精神的な病を抱える少女たちが治療に当たる病院を舞台に、個性派女優たちが演技にしのぎを削っています。アンジーは完全に主役のウィノナ・ライダーを食ってしまいました。ただこの重いテーマ、作品的にはやや狙いすぎの感あり、です。

映画いろいろベスト10 + 似顔絵-17歳のカルテ



⑨ボーン・コレクター

デンゼル・ワシントンが寝たきりの状態でありながら、捜査の指示を与えるという難しい役どころを演じたサイコミステリー。その下で事件解明のために動き回る警官をアンジーが好演。デンゼルは動きのない演技ながら抜群の存在感を見せますが、彼女も決して負けていません。ただ冷静に考えてみると、大きな機械を次々に自宅に持ち込んで、動けない警官に捜査の指揮を取らせるというのは、現実感が薄いでしょう。スーパー警察官に主人公を仕立て上げてしまっているのは、身障者という状況にあまりに頼ってしまって、結局本来の物語に説得力がなくなってしまっているのが惜しいです。


映画いろいろベスト10 + 似顔絵-ボーンコレクター



⑩マイティ・ハート-愛と絆-

テロリストによる誘拐という衝撃的な出来事に遭遇した夫と、その妻の態度を描くことで、テロに対し毅然として「NO!」と訴えかける意思というものは十分に届いてきました。やはりそれはアンジェリーナ・ジョリーに負うところが大きく、ショックと不安の中で気丈に振舞う態度と、瞬間に見せた人間としての深い悲しみ、それぞれのシーンで力の入った演技を見せてくります。ただ題材のわりに動きが乏しく単調なのが残念。


映画いろいろベスト10 + 似顔絵-マイティハート愛と絆



⑪グッド・シェパード



⑫狂っちゃいないぜ!



⑬Mr.&Mrs.スミス


60セカンズ


⑮ブロンド・ライフ


⑯ウォンテッド


⑰すべては愛のために


⑱ツーリスト


⑲マイ・ハート,マイ・ラブ


⑳トゥームレイダー