●郵便配達員の映画 ベスト10 | 映画いろいろベスト10 + 似顔絵

映画いろいろベスト10 + 似顔絵

まったくの独断で選んだ映画10作品。
ペイントでの似顔絵もやっています。

郵便配達員の映画 ベスト10


人と人を結ぶ手紙というものは、
映画の中で重要な役割を果たすことが多く、
それを運ぶ郵便配達員もまた
ドラマの中心になることがあります。
今回は、郵便配達員が中心に登場する映画を特集します。



①イル・ポスティーノ

イタリアの小島での詩人と、純朴な臨時の郵便配達人の関係、そして恋が、島の風景に溶け込んで心地よい物語になっています。突然主人公の死後、詩人が島を再訪する場面はなんともいえないせつなさがこみ上げてきました。


映画いろいろベスト10 + 似顔絵-イルポスティーノ


②山の郵便配達

中国の山間地帯を回る郵便配達の父親が、息子に仕事を引き継ぐために、二人で過酷な山道を歩く道中を描いた作品。ゆったりとした時間を味わうことができます。近くでいるようで実は「父さん」とも呼ばない遠いも父と息子の関係、それが一緒に歩く事で次第にほぐれていく様子がいいですね。


映画いろいろベスト10 + 似顔絵-山の郵便配達


③ジャンク・メール

他人の郵便を開けて見てしまういい加減な郵便配達夫が、ある女性が郵便受けに忘れたキーホルダーを拝借し、部屋に忍び込んだことから事件に巻き込まれていくサスペンスであり、ラブロマンスでもあり、ブラックコメディでもあり。最後のはっきりしない不思議な結末が、この映画独特の雰囲気を作り上げているともいえそう。


映画いろいろベスト10 + 似顔絵-ジャンクメール


④ディーバ

好きな歌手の歌をバイクで聞くことが楽しみな18歳の純朴なしがない郵便配達員。その彼が自分に無関係なところで事件に巻き込まれ、翻弄されていく状況を描いたサスペンス。しかし事件がきっかけで訪れるラストがなかなか素敵。


映画いろいろベスト10 + 似顔絵-ディーバ


⑤エリックを探して

日々の生活に追われる男手一人で、別れた妻の連れ子を育てる郵便配達員を主人公に、家族の絆を感じさせてくれる温かい作品です。子供を想い、別れた妻を想い、孫を想い必死になる姿は、けっして器用でなくても、魅かれるものがあります。作品としては気持ちよく観られました。


映画いろいろベスト10 + 似顔絵-エリックを探して


⑥恋の風景

恋人を亡くし香港から青島へやってきた女性が、そこで出会った郵便配達をしながら絵本作家を目指す青年との交流の中で、ゆるやかに癒され、そして惹かれていく様子を描いた純愛映画。作りすぎの最後がちょっと残念なのですが、カリーナ・ラム演じるヒロインの可愛らしさと青年の素朴さが、静かなラブストーリーの中でいい感じです。

映画いろいろベスト10 + 似顔絵-恋の風景


⑦ポストマン・ブルース

堤真一演じる郵便局員、堀部圭亮演じるヤクザ、大杉漣演じる殺し屋。その3人がとにかく必死で自転車で走り続けるというSABU監督らしいナンセンスコメディ。

映画いろいろベスト10 + 似顔絵-ポストマンブルース


⑧ジャニスのOL日記

契約社員として自動車メーカーで働くヒロインがデートに誘われた郵便配達夫の男。しかしその男はなんと産業スパイだったというお話。ごく短い90分足らずの中に、ロマンス、サクセス、親子愛、友情、サスペンスといろいろ詰め込んで飽きさせず、肩肘張らずに気楽に見られるコメディです。


映画いろいろベスト10 + 似顔絵-ジャニスのOL日記


⑨ポストマン

近未来の無政府状態になった米国を舞台に、ケヴィン・コスナー演じる主人公が、郵便配達に成りすまし手紙を届けだす中で、決闘を制して新リーダーに収まるというコスナーの俺様映画。無慈悲な殺戮シーンも多く、観ていてちょっと不快感も覚えましたが…


映画いろいろベスト10 + 似顔絵-ポストマン


⑩ポストマン

同タイトルですが、こちらは長島一茂が郵便局員を演じた日本映画。しかし一茂のポストマンには違和感たっぷり。これでもかという押しつけの演出にも、作り物っぽさを感じます。まったくリアリティを感じることができませんでした。

映画いろいろベスト10 + 似顔絵-ポストマン