●グレッグ・キニア 出演映画 ベスト10 | 映画いろいろベスト10 + 似顔絵

映画いろいろベスト10 + 似顔絵

まったくの独断で選んだ映画10作品。
ペイントでの似顔絵もやっています。

グレッグ・キニア 出演映画 ベスト10



今回もちょっと渋い感じのところから選んでみたのがグレッグ・キニア。

2000年以降コンスタントに、中規模作品を中心に活躍しており、

一般的な知名度はそれほどではないかもしれませんが、

確固たる地位を築いている手堅い俳優さんですね。



①ユー・ガット・メール

当時はまだ電子メールでのやりとりが目新しかった時代、時代を先取りしたメール恋愛をトム・ハンクスとメグ・ライアンの黄金コンビで描いたラブ・コメディです。涙あり、笑いありのキュートで面白い作品で、メグ・ライアンが最後の輝き(?)を放っています。ライアン演じるヒロインの同棲中の恋人をグレッグ・キニアが演じます。


映画いろいろベスト10 + 似顔絵-ユーガットメール


②リトル・ミス・サンシャイン

小品ながらその年の賞レースの伏兵的な存在になったちょっと可愛らしい家族のドラマです。バラバラの家族がミスコンへ参加しようとする道中に起こるさまざまな出来事の中で、まとまりを取り戻していくというストーリー。個性の強い、変わり者揃いの家族で、騒がしい道中はやや大げさな印象もありますが、観ていて飽きません。アビゲイル・プレスリンの演技も話題になりましたが、その父親を演じるのがキニア氏。


映画いろいろベスト10 + 似顔絵-リトルミスサンシャイン


③恋愛小説家
キャラクターの描き方が上手で、偏屈ながら音は優しい小説家をジャック・ニコルソンがオスカーに相応しい抑え目の演技で好演。ヘレン・ハントも次第に女性らしくなっていく様が上手に描かれていて、チームワークの良さを感じます。二人が正直になれず不器用な愛情表現ですれ違いを繰り返し、観ている者をやきもきさせる展開は、自然に感情移入させてくれました。犬も含めた脇役の使い方も上手で、全体として温かい雰囲気の恋愛映画ですね。隣人のゲイの画家役で存在感を発揮しているグレッグ・キニア。


映画いろいろベスト10 + 似顔絵-恋愛小説家


④ラスト・ソング

複雑な家庭状況に傷ついた繊細な少女が、父親や弟、出会った恋人たちとの交流の中で成長していく物語。ぶつかりあっていた父親との関係が病気によって修復されていくのはなんとも皮肉ですが、静かな海辺の町を背景に、人の温かさ、父娘の思いやる心に触れられます。その病気の父親をキニアが演じています。


映画いろいろベスト10 + 似顔絵-ラストソング


⑤グリーン・ゾーン

すっかりアクション俳優が板についてきたマット・デイモン、この作品では特に硬派な社会派映画で正義の信念を持って行動する、ある意味美味しい役どころ。ストレートにメッセージを折り込み、作品としても挑戦的ともいえる内容で、それでいてサスペンス映画としても耐えられるものにもなっており、そのあたりの作り手のバランス感覚はなかなかのもの。国防総省のバグダッド駐在長官役のグレッグ・キニア。


映画いろいろベスト10 + 似顔絵-グリーンゾーン


⑥インヴィンシブル 栄光へのタッチダウン

日本未公開のアメフト映画ではありますが、実話を基にしているというだけに、まさにアメリカンドリーム的なサクセスストーリーは盛り上がりますし、観ていてついつい主人公を応援し、そして一緒に喜びたくなるような作品です。グレッグ・キニアはチームのコーチで快進撃のチームを導く重要な役どころ。


映画いろいろベスト10 + 似顔絵-インヴィンシブル栄光へのタッチダウン


⑦ベティ・サイズモア

レニー・ゼルウィガー、モーガン・フリーマンといった演技派俳優によるコメディ映画です。ゼルウィガー演じるヒロインの勘違いぶりが可笑しく、彼女のコメディエンヌぶりが堪能できる作品。彼女の妄想の相手であるテレビドラマの中の医師で、彼を演じる俳優をグレッグ・キニアが演じています。


映画いろいろベスト10 + 似顔絵-ベティサイズモア


⑧ギフト

サム・ライミ監督によるオカルト・ミステリー。意外にストレートな構図で、真犯人でないかと意外な人物に怪しそうな匂いをプンプンさせときながら、明かしてみれば一番ありそうな人物。最後にはオカルト色が強くなって、ちょっとがっかり。その真犯人が、キニアなんですよね。しかしそれよりも、彼の婚約者役のケイティ・ホームズ、つまりトム・クルーズ夫人のポロリの印象が強くて…


映画いろいろベスト10 + 似顔絵-ギフト


⑨ワンス&フォーエヴァー

次から次へと敵味方双方死んでいく様子は言葉にならないほど痛々しい気持ちになる戦争映画。やや過剰描写の場面もあったが、残された家族にスポットを当てた点は評価できるでしょう。戦闘シーンも迫力があり、臨場感が出ています。グレッグ・キニアはグランドール少佐の役。



⑩がんばれ!ベアーズ ニュー・シーズン

オリジナルの脚本がしっかりしているので、リメイクで観てもある程度楽しめる作品にはなっています。デイテールは現代風にアレンジしてあり、パソコンが出来たり、さまざまな人種の構成になっていたりしますが、本筋とは大きく関係しない。駄目駄目スポーツチームが生まれ変わって快進撃するという映画は古来数多あるが、それでもこうして安心して楽しめるというのは、こうした映画の持つ感情移入のしやすさ、ついつい応援したくなるような作り方が観ている側にとって心地良いからなのでしょう。敵方チームの監督をグレッグ・キニアが演じています。


映画いろいろベスト10 + 似顔絵-がんばれベアーズニューシーズン