●クレア・デュヴァル 出演映画 ベスト10 | 映画いろいろベスト10 + 似顔絵

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まったくの独断で選んだ映画10作品。
ペイントでの似顔絵もやっています。

クレア・デュヴァル 出演映画 ベスト10



クレア・デュヴァルと聞いてすぐに顔と代表作が浮かぶ方は

結構な映画好きといえると思います。

若い出始めの頃からほぼ脇役専門という、

女優では珍しいタイプ。

けっして美人ではないですが、目力が強く、

それゆえに、ちょっと出ただけで強い印象を残すインパクト。

そんな彼女の出演作ベスト10です。



①ゾディアック

実際に起きた連続殺人事件を題材に、姿を見せぬ犯人と、事件を追いあと一歩のところまで追いつめた新聞記者との息詰まる攻防を描いた一級のサイコ・ミステリーです。この作品は謎解きの面白さと、それに関わる人々の苦悩をクローズアップしながらも、犯行のシーンや狙われる恐怖を見せるシーンでは、巧みに緊張感を演出し、スリリングな場面もきちんと抑えているところが優れていて、2時間30分があっという間。デュヴァルは被害者の姉役という、言ってしまえばチョイ役です。


②シーズ・オール・ザット
良くある学園ラブコメディなのですが、レイチェル・リー・クック(好きだったのですけどねー、彼女)が可愛くて、それだけでロマンティックな気持ちになってしまったものです。当時期待されていた若手俳優(出世頭はポール・ウォーカー?)が何人か出て、それはそれで華やかでしたが、その中でクレア嬢は金持ちの意地悪女の役で出ています。


21グラム

時間軸を複雑にずらし、そして交錯させながら、交通事故の被害者と加害者の心理を繊細に描いたヒューマンドラマ。俳優陣の熱演が光る作品です。ナオミ・ワッツ演じるヒロインの妹役で登場するデュヴァル。


④“アイデンティティー” 

最初はよくある密室殺人事件かと思いきや、途中からどうやら人間の仕業ではなさそうだと気付く。ところがそれも違い、実はすべて同一人物の心の中だったという意表をつく展開。短い時間であっという間にラストまで持っていく力技にやられたという感じ。非現実の世界かと残念と思いきや、最後に意外などんでん返し。モーテルに閉じ込められた10人のうちの一人の新婚妻をデュヴァルが演じています。


⑤ノイズ

ジョニー・デップとシャーリーズ・セロンが演じてSFスリラー。宇宙飛行から帰ってきたジョニー・デップ演じる主人公の様子が次第に「変」になっていく、その理由は?というお話です。今度はシャーリーズ・セロンの妹役です。


⑥パッセンジャーズ

「シックスセンス」とか「アザーズ」の系統のオチ。アン・ハサウェイ演じるセラピストは、飛行機事故で生き残った5人の担当になるのですが、そこにある「実は」がそれなのですね。事故の生存者の一人をクレア・デュヴァルが演じています。


映画いろいろベスト10 + 似顔絵-パッセンジャーズ


⑦パラサイト

彼女の代表作の一つである学園モンスター・ホラー。作品そのものはまさにB級映画の王道で、冒頭の雰囲気とはまったく別の方向に映画は展開していきます。なのにサルマ・ハエック、ファムケ・ヤンセン、ジョシュ・ハートネット、イライジャ・ウッド、ジョーダナ・ブリュースターと錚々たるメンバー!


映画いろいろベスト10 + 似顔絵-パラサイト


17歳のカルテ

⑦と並び、クレア・デュヴァル嬢の代表作。精神病院を舞台にした少女たちの苦悩を描いた心理ドラマは、ウィノナ・ライダー、アンジェリーナ・ジョリー、ブリタニー・マーフィらの演技合戦に。デュヴァルは虚言癖のある少女を演じ、強烈な印象を残しました。


映画いろいろベスト10 + 似顔絵-17歳のカルテ


THE JUON 呪怨

和製ホラーのリメイク版。日本版を観ていれば、これを敢えて観る価値はない作品ですが、監督は清水崇ということで、自作をどう米国的にするのか、当時は興味を持って観た覚えがあります。デュヴァルは夫の転勤で慣れない日本にやってきて、やがて夫ともども死体で発見されるという悲惨な役。



⑩実験室KR-13

4人の男女が契約により、密室での謎の実験台になり、間もなくその一人が博士によって殺されるという興味深い設定。そこに隠された陰謀が明らかになっていくという心理サスペンスです。真っ先に射殺されるのがクレア・デュヴァルなのですが…。


映画いろいろベスト10 + 似顔絵-実験室KR13