●タクシー運転手の映画 ベスト10 | 映画いろいろベスト10 + 似顔絵

映画いろいろベスト10 + 似顔絵

まったくの独断で選んだ映画10作品。
ペイントでの似顔絵もやっています。

タクシー運転手の映画 ベスト10



色んな客を毎日乗せ続け、自由に動き回れるタクシー運転手は、

映画の中によく登場します。

閉鎖された空間において、一日中独りで車を運転し続けるタクシードライバーの孤独、

そこからくる精神の鬱屈感が起こすドラマ。

あるいは華麗なカーアクションで悪者を追い詰めるアクション映画。

とにかくそんなタクシードライバーが活躍する映画を10本並べてみました。



①夜の上海

女性ドライバーを演じるのがヴィッキー・チャオで、その恋の相手役が本木雅弘。上海の都会を舞台に、言葉の通じない二人が惹かれ合っていく過程をロマンティックなムードを味わえる素敵な作品になっています。なんといってもヴッィキー・チャオのキュートさが印象的!


映画いろいろベスト10-夜の上海


②コラテラル

ジェイミー・フォックス演じるタクシー運転手とトム・クルーズ演じる殺し屋の息のつまる攻防が見応えのクライム・アクション。ト゜ム・クルーズの冷徹な悪役がなかなかはまっていますし、ジェイミー・フォックスもまた見事な熱演。おかげで緊張感の途切れない作品に仕上がっています。

映画いろいろベスト10-コラテラル


③彼女は最高

エドワード・バーンズ演じるしがないタクシー運転手を中心に弟や父親、新妻や元フィアンセらとのゴタゴタを描いた、まあラブ・コメディといっていいでしょう。特に男たちのだめさ加減の中にやるせなさや哀愁を感じ、不思議に味わいがあります。大してジェニファー・アニストン、キャメロン・ディアスといった女優陣の生き生きしていること!


映画いろいろベスト10-彼女は最高


④陰謀のセオリー

メル・ギブソン演じる変わり者のニューヨーク・タクシードライバーの活躍を描いたサスペンス・アクション。ヒロインはジュリア・ロバーツ。ミステリーあり、アクションあり、ロマンスありと娯楽に徹した正統派の作品です。


映画いろいろベスト10-陰謀のセオリー


⑤タクシー

父親に誘われタクシーの形を借りて人種差別強盗殺人を繰り返す仲間の青年との純愛。社会派ドラマ,サスペンス,ロマンスなどを盛りこんだ青春映画という感じデス。結末も強烈。



⑥ジム・キャリーはMr.ダマー

ピーター・ファレリーにジム・キャリーとくれば、お世辞にも上品だとはいえない全快コメディ映画。とにかくジム・キャリーのタクシー運転手ぶりがはちゃめちゃ。まあ、現実にはこんな運転手はいないでしょうからいいのですが…。いかにもアメリカ的で荒っぽい逆が多いかな。でもキャリーらしいです。


映画いろいろベスト10-ジムキャリーはMr.ダマー


⑦タクシードライバー

ロバート・デニーロ主演の秀作ドラマ。タイトルどおり主人公はタクシードライバーですが、次第にエスカレートしてくる狂気が衝撃的。さらには殺人のあと何ごともなかったように仕事に戻っていく様子には、冷たい恐ろしさを感じます。13歳の売春婦役でジョディ・フォスターが残した強烈な印象もたびたび話題になります。


映画いろいろベスト10-タクシードライバー


⑧タキシード

ジャッキー・チェンが自分に自信のないタクシードライバーを演じています。しかし秘密のタキシードを着るとあら不思議、というたわいもないアクション・コメディです。ハリウッドのジャッキーはどこか大人しい感じですね。見所はジェニファー・ラヴ・ヒューイットの胸の谷間でしょうか。


映画いろいろベスト10-タキシード


⑨TAXi

シリーズ化され話題になったフランスのアクション・コメディ。頼りない警官の友人を見事な走りで助ける主人公のスピード狂タクシードライバー。キャラクターも色んな人が登場してきて楽しい作品ですが、シリーズを重ねるごとに、アクションよりも笑いが優先されるようになってきたのはちょっと惜しいところ。恋人役のマリオン・コティヤールがキュート。



⑩靴に恋して

いろんな悩みを抱えた女性に向けての応援歌的映画です。それぞれ生きていく上での悩みを抱えながらも、その中にささやかな生きがいや希望を見出そうとする姿に共感を覚えるかどうかがポイントになりそう。そんな女性たちの一人にタクシーの運転手をしている女性が登場します。


映画いろいろベスト10-靴に恋して



このほか主だった作品ですと、「ナイト・オン・ザ・プラネット」(完全にタクシー運転集をテーマにした作品)、「ひとめ惚れ」(マギー・チャンがシングルマザーのタクシードライバー)など。

またベスト10には邦画が入っていませんが、「月はどっちに出ている」(ルビー・モレノが各賞を獲得)、「たどんとちくわ」(役所広司のキレっぷりがすごい)、「BORDER LINE」(李相日監督作)、「ねこタクシー」(すみません。これから観ます)などの作品もありますが、個人的に好みでないので、ここで触れるにとどめておきます。