2019年5月◆一乗谷朝倉氏遺跡の復元街並みを見学♪
「一乗谷朝倉氏遺跡をあるく」日帰りバスツアーに参加中のボキら。
次にやってきたのは復元街並だよ。復元街並は有料エリアだけど
ツアー参加者は入場料210円が200円になります。
ちびつぬ「10円お安くなるのね~」
ちびつぬ「これは一乗谷のジオラマ模型ね~」
険しい山に囲まれたこの城下町は天然の砦(とりで)になってるん
だね。日本海側の水運も担っていて経済が発達していて、
ここには多くの商人や職人が暮らしていたそうだよ。朝倉氏は
京の文化を大幅に取り入れて小京都として栄えたんだね。
すごく栄えた町だったけど5代朝倉義景が織田信長に敗北すると、
一乗谷は全て焼き払われてしまったんだって。
その後、水田になったんだけど、それがかえって町の遺跡を
良い状態で保存することになったみたい。
発掘が開始されたのは昭和後期なんだね。
一乗谷遺跡は国の重要文化財・特別史跡・特別名勝に
指定されることになるよ。
ちびつぬ「ここ、のんびりするわねぇ」
当時の町並みを再現したこちらの復原町並では約200mにわたって
立派な武家屋敷が並んでいます。石垣や基礎となる石は、
発掘されたものをそのまま使用してるんだって。
これは各家に配置された井戸。当時は共同で使用することが
普通だったんだけど、ここでは武家屋敷だけでなく町屋にも
1軒ずつに井戸を備えてます。
ちびつぬ「一乗谷はすすんでたのね~」
ちびつぬ、こっち、こっち
建物は中の見学もできるんだよ。
ちびつぬ「あら、つぬっこちゃん、いつの間に、、、」
復元建築物は柱や壁、建具なども出土した遺物に基づいて
忠実に再現されてるよ。こういうの楽しいよね~
こちらは復元武家屋敷。
ちびつぬ「人形が当時の生活を再現しているのね~」
隣の部屋では越前朝倉将棋をやってるところだよ。発掘作業で
朝倉館跡から174枚の将棋の駒が発見されたんだって。
日本最古の駒(コマ)と言われ、通称「朝倉駒」と呼ばれてます。
こちらは商人が暮らす町屋。普通、武家エリアと
町人エリアは分けられてるんだけど、ここでは武家屋敷も町屋も
同じエリアに作られているよ。それだけ経済が発達してたって
ことなんだそう。
ここは焼き物を売る商人のお家で、
お父さんが焼き物を焼いて、お母さんが売ってます。
奥の部屋から子どもが恥ずかしそうにのぞいてるね。
ちびつぬ「たのしそう~」
ここの間取りはこんな感じになってるんだよ。
井戸がおうちの中にあって便利そうだね~
ちびつぬ「こういうところが最先端の水道設備なのね~」
もっとゆっくり見たいけど、バスの集合時間もあるので、
残念だけどこれにて見学終了~
集合場所に向かいます・・・つづく(→こちら
)。