プラモ狂四郎の話ではなく、ペイントアプリを使った簡単なプラモの改造シミュレーションのやり方についての解説です。昔からやっている我流のコラ画像の作り方みたいなものなので今さら特筆するような事でもないのですが、グーグルで「プラモ 改造 シミュレーション」などのキーワードで検索してみてもこのやり方は意外と見つからないので、書いてみる意味があるのかなと思ったわけです。興味がある方は読んでみて下さい。
私は「PictBear」という無料のペイントアプリ(親しみを込めて「お絵かきソフト」と呼んでいます)が使い慣れているのでPictBearを使っていますが、レイヤー機能があれば他のアプリでも同様のことができると思います。
例として、RGガンダムVer.2.0の胴体の赤い所を詰めて胴を縮めるシミュレーションをやってみます。慣れれば数分でできる作業です。
まず、プラモの画像(JPEG)を開きます。
ガンダムの腹の赤い部分を短くするので、赤い部分から上を下方向に移動させていきます。必要な部分だけを選択してもよいのですが、今回は画像全体を動かしてから不要な部分を消す方法で、画像の加工手順を説明します。
というわけで、画面上の「選択範囲」メニューから「すべて選択」をクリックして画面全体を選択します。選択範囲は点線で示されます。
ちなみに、右下の「レイヤー」欄で青くなっているレイヤーが作業しているレイヤーです。最初は元画像のレイヤーだけですが、この後レイヤーが増えていきます。
画像全体を選択したら「①コピー」「②貼り付け」の順番でボタンを押すと、元画像をコピーした新しい「貼り付けレイヤー」が作成されます。
「レイヤー」欄上のスライダーを動かして、貼り付けレイヤーの表示(不透明度)を50%位にして、画像全体を選択後にツールボックスの「移動」ボタンを押して画像を移動します。
この時、元の画像が透けて見える感じになるので、位置合わせやどれくらい伸縮させたかが分かります。思った通りにならなかったら「元に戻す」ボタンで納得いくまでやり直せます。今回は胴体を縮めるので下方向に移動させました。
貼り付けたレイヤーを動かしたら、表示を100%に戻しておきます。
貼り付けレイヤーの画像を移動させたら、「レイヤー」欄の「レイヤーの作成」ボタンを押して新しいレイヤーを作成し、画像全体を選択して適当な色で塗りつぶしてしまいます。
下の例では白で塗りつぶしました。
「レイヤー」欄でレイヤーの順番を操作して、「貼り付けレイヤー」が一番上、塗りつぶしたレイヤーが2番目になるようにして全て100%表示にします。
その後、画面左のツールバーから「消しゴム」を選択して一番上のレイヤーの不要な部分を消します。消した所が透明になって、塗りつぶしたレイヤーが出てきます。ここで塗りつぶしたレイヤーがあると消した所が分かりやすくなるわけです。
この時、「レイヤー」欄で青くなっているレイヤーに対して作業することになるので消すレイヤーを間違えないように気を付けて下さい。
貼り付けレイヤーのいらない部分を消したら、「レイヤー」欄を操作して塗りつぶしたレイヤーを削除または表示を0%にします。すると、一番下の画像が現れます。
元の画像の上に下方向に移動した貼り付けレイヤーの上半身の画像が重なって、胴体が縮まったようになります。
「レイヤー」欄の「イメージの統合」ボタンを押してイメージを統合すると、元の画像と移動させた上半身の画像が統合されて、これで胴体を縮めた画像の完成です。
作った画像をJPEG形式で保存するには、イメージを統合する必要があります。
レイヤーごとに分けた状態を保存する場合は「PictBear」の場合「.pbx」形式のファイルで保存します。
と、ひと通り説明したところで思ったのですが、こういうのって動画のほうがわかりやすいですよね。やらないんですけど。
要は画像をコピペして移動していらない部分を消す、ということです。
異なるキットの画像をコピペしたり、部分的に画像をコピペしたり、別のシートに貼り付けて角度を変えたり拡大,縮小したり縦横の比率を変えてから画像をコピペしたりと、応用すればいろいろな改造イメージの確認に使えます。
ついでなのでもう一つ。
お絵かきソフトなので当然お絵かきができるので、色を塗ったり線を引いたりして塗装やマーキングのイメージ確認もできます。
例えばデザートカラーのグフカスタムを作った時は下の画像のような塗り絵を作ってイメージを確認しました。
▼こんな感じの部位ごとの塗り絵のレイヤーの上に線画のレイヤーやマーキングのレイヤーを重ねています。これは絵を描いたのでそれなりに時間がかかりましたが、一度描いてしまえばコピーしていろいろなパターンで塗って比べられます。
他にも自作デカールの元絵を描いたり簡単な図面を描いたりと、なんだかんだプラモにお絵かきソフトを活用しています。今どきだと生成AIや画像加工アプリを使った方が効率がいいのかもしれませんが、使い慣れたソフトでやりたいことができているのでもうしばらくお絵かきソフトのお世話になりそうです。








