図書館読み聞かせのグループでは

小学校の授業の時間をいただいて

おはなし会をしている。

 

 

 

今日は支援級にお邪魔した。

 

かなり楽しいプログラムにしている。

 

 

・プログラム・

①手遊び歌「はじまるよったらはじまるよ」

②大型絵本「のりものいろいろかくれんぼ」

③大型絵本「せんろはつづく」

④手遊び

⑤エプロンシアター「これはわらぶきやねのいえ」

⑥パネルシアター「カレーライス」

⑦わらべうた「さよならあんころもち」

※この情報がみなさんに求められているかどうかは疑問だけど、載せてみたよ

 

 

 

「これはわらぶきやねのいえ」

”積み上げ話”と言われる言葉遊びになっている。

 

これはわらぶき屋根の家


 

これはわらぶき屋根の家に住んでいるおじいさん


これはわらぶき屋根の家に住んでいるおじいさんが飼っている牛

というように、言葉が積み上がっていく詩のようなもの。

 

 

 

子どもたちは、順々に出てくるものを覚えてしまって

みんなで一緒に言うのも楽しいのだ。

 

 

 

 

 

積み上げ話といえば有名なのは、この二つ

「これはジャックのたてた家」(マザーグース)

 


「これはのみのぴこ」

谷川俊太郎 作 和田誠 絵  サンリード




「これはのみのぴこ」は谷川俊太郎さんの傑作。

しかも長い。

15文も積み上げるのだ!

 

 

それでも、子どもたちは覚えてしまって

みんなで大合唱ということもある。

 

 

 

日本語の詩としてはマザーグースよりも

谷川さんの「のみのぴこ」に軍配が上がる。

 

一文一文が面白い上、次どうなるかという面白さもある。

 

おまけに、日本語が滑らかで口にしやすく覚えやすい。

 

これ以上の積み上げ話は聞いたことがない程の出来だ。

谷川俊太郎の詩の出来映えを語るなどおこがましいったらないが...

さすが谷川さん!と言いたくなる。

 

 

「これはのみのぴこ」

是非読んでみて欲しい。

 

大人も子どもも大好きになること間違いなし。

 

 

みんなで、積み上げ話を作るのも楽しいでしょう。

 

 

 

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さて、本日の帰り際には

子どもたちが何度も挨拶しに来てくれて

 

「また来てね~!」

 

と送り出された。

 

 


おはなしおばさん冥利に尽きる瞬間だ。

 

「また来るよ~!!」