フィギュアスケート世界選手権終わりました。
つの子が推す宇野昌磨くんは
ジャンプのミスが重なり残念な結果に。
本人は、笑顔でしたけれど
こういう時、身内だったらなんて声をかけるかな?
と考えていました。
ステファンコーチは何て言ってるのかな?
試合直後のコーチの表情はさすがに冴えませんでしたけど
まずは、言葉ではなく膝をトントンと叩いて
『ドンマイ。頑張ったね』を表現。
※非言語のコミュニケーションだね。なるほど!
昌磨「ありがとう」
コーチ「こちらこそありがとう」
そして
コーチ「よく戦ったよ」笑顔
※愛のシャワーだよ、さすが!
さすがの名コーチの対応ですわ。
先日の投稿でも書きましたけれど、
上手くいかなかった時、
落ち込んだ時にかけてもらいたい言葉は
人によってとても違います。
本人の人柄やその時の様子を手掛かりに
声掛けをシミュレーションしてみましょう!
①笑顔で「失敗しちゃった~!」と
明るく言う人には
➡「残念だったね~。まあ、次があるよ」
「がんばったね」
などと、温かい気持ちで対応すればOKでしょう。
そして、なんやかやと話したそうなら
「そうか、そうか」と聞いてあげればいいでしょう。
②「めっちゃ悔しい!」
と、自分のネガティブな気持ちを吐露する人には
➡「悔しいんだね」
「そう思ってるんだね」
「そうかそうか」
とやはり、本人の気持ちを受け止めつつ暖かく対応。
どんなに、ネガティブな言動でも、
否定的な言葉は厳禁です。
③無言、もしくは、その件に関しては触れて欲しくなさそうな様子の場合
➡「おつかれさま。」
「ご飯食べようか」
など、直接傷口に触れない 自然な対応を心がけましょう。
この場合は、他人にとやかく言われたくはないのですから。
但し、ポツポツとでも話し出したら
その時は心を向けてただただ聴きましょう。
その時に、お説教などは厳禁。
「そうなんだね」
「そう思ってるんだね」
などと気持ちを受け止めるに留めます。
つまり、傾聴です。
①②③どのパターンでも
本人が話し始めたら
まずは、傾聴して気持ちを受け止める
「そうなんだね」「そう思ってるんだね」
そして、言えそうだったら
「でも、頑張ったね」
「私は、○○は良かったと思うよ」
など、こちらの気持ちを伝えます。
責任転嫁や、八つ当たりが過ぎる場合などは、必要なら
「本当にそう思うの?」
などと聞いてみてもいいですね。
子どもが失敗して落ち込んでいる時
親の多くは、叱咤激励したり
改善点をアドバイスしたり
自分の意見を伝えることばかり考えます。
けれど、まず考えるべきは
子どもの気持ちです。
今、なんて言って欲しいか
それを想像するのです。
ステファンコーチのような
言葉ではない気持ちの伝え方で
愛おしい気持ちが伝わるのは
理想的ですね。
それにしても、世界選手権で優勝した
マリニン選手の演技にはもう、脱帽。
「4回転の神」は本当に、神だった!
あんなにジャンプを跳ばれたら勝てないよw
それでも、昌磨くんの演技がやっぱり好きなのでした。