学童期になって字を覚え、一人で本を読むようになっても

ごく簡単な絵本や、図鑑、ゾロリ的な本しか読まない

という訴えをしばしば親御さんからいただきます。

 

 

 

①このままでいいのでしょうか?

 

②どうすればいいのでしょう?

 

③どうしてこうなったのでしょう?

 

質問という形の不安の声  ですね。

 

 

➡①ずーっとこのままでは困りますね。かと言って焦っても仕方ありません。

 

➡②まずは親がなるべく 読み聞かせをすることです。そして、本人が読めそうで喜びそうな本をお勧めすることです。

 

➡③まだ、一人で読み物を読む力がないというだけのことです。原因を探るより、出来ることをしていきましょう。

 

 

 

 

 

 

 

まず、一人読みを始めた頃は

簡単なものを読むので精一杯なのだとご理解ください。

 

字を覚えて音読もそこそこ出来るからと言っても

内容理解が充分できるとは限りません。

 

読み聞かせてもらえば十分理解できるものも

自分で読むと目で字を追うことに気を取られて、理解する余裕がなくなるのです。

 

ですから、一人読みの場合、読み聞かせの時より難易度低めの本から読み始めるのがオススメです。

 

ゾロリは一人読みの導入にはなかなかよくできていると思います。

(大人が読んで欲しがる名作ではないけどね)

 

 

 

そして、親に出来ることは、なるべく読み聞かせを続けることです。

一人読み出来るようになってもなるべく続けます。

子どもが「自分で読むから読んでくれなくていい」と言うまでです。

 

読んでもらう本は、徐々に絵本から読み物に移行していくのが理想です。

 

始めは、簡単で本人が興味を持ちそうなものがいいですね。

 

 

 

読書をお勉強と思わず

焦らず、楽しみながら がポイントですよ!