”育てやすい子”
って、どんな子でしょう。
男の子を授かった息子たちの幼馴染A子からの
勘違い発言に絶句した。
A子「男の子でも、つの子家の息子たちみたいなら
育てやすいだろうな」
つ「あらやだ! 息子たち、めんどくさい
チョロ介だったじゃない。
つの子いつも、怒り狂ってたの覚えていない⁈」
A子「ああ、思い出した!そうだったね(;^_^A」
今はすっかり大人なので、
当時の苦労は見えないでしょうけれど
ワタクシ自慢じゃないけれど
子育てタイヘンでしたの!!
言うことは聞かないし(怒)
やるべきことはやらないし(忍)
人に変なちょっかいばっかり出すし(汗)
お友だちに怪我までさせるし(涙)
兄弟の醜い争いは絶えないし(笑)
特に他人様にご迷惑になるようなことは
辛かったな。
きっと、
「あらあら、先が思いやられるわ」
などと思われていたに違いない。
だからと言って、
育てやすそうな子の親を
本気で羨ましく思ったことはない。
でも、この子さえ普通になってくれれば
とは思ってたかな。
だから、うまくいかないかったよね。
そりゃ、うまくいくはずがない。
目の前の我が子をよく理解しようともせず、
その子を別の何物かにしようとしてたんだから。
○○しなさい
××するな
どうしてあんたは△△なの!
これでは、親子関係よくなるはずがないね。
そんな我が子を
「この子でいいや!」
とまるごと受け止められるようになって初めて、
本当の我が子が見えるようになったような気がする。
ダメなんだけど、それがうちの子なんだ。
別の人にはならないんだよ。
そこからが始まり。
それからは楽になった。
そんな我が子たちが
「育てやすそう」と勘違いされるようになったのも
親の思い通りにならず、
こちらの間違いに気づかせてくれたお陰かもね。
なるほど。
結局、間違った子育て感を持った私には
丁度よい子たちだったわけだ。
素直な子なら、潰してたかもしれないんだから。
育てやすくはなかったけど
ありがたい子たちでした。