モーニング娘。’19 秋ツアー新曲「Hey! Unfair Baby」ライナーノーツ

 

 

僕が現役なら歌いたい、そういう曲です。

シングルに向いてるなって思って作ったけど、ひとまずライブでパフォーマンスするということです。 

 

ただ尖ってるだけのロックって一見かっこよく見えるかもしれないけど感動が残らないように思うんです。

単なるツッパリではなく、弱気を守るじゃないけど、反抗って正義の裏返しであるってこと。 

 

なんども言うけど、自分も未来も変えられるけど、本当は過去も変えられるって知っててほしい。

偽造、捏造でなく、あったしくじりや不運も心の中で良き思い出に変えることができるのは自分だけということです。 

 

何かを求めてモーニング娘。に入ってきたはずですが、思いの外、することも多いだろうし、歴史が持ってる習わし的なそういう呪縛もあるでしょう。 

しかし、それが自分の人生にどう役立つか、よく考えた上で、今をしっかり自分のものにしてほしいなって思います。 

 

この曲はここから先10年くらいはじっくり歌い継いで欲しいとそんな曲に思ってます。

ダンスというかフォーメーションもしっかりつくって単に拳をあげてWOIWOIするのではなく、A、Bメロでは、宇宙に浮かぶ小惑星のような存在感で、サビでは宇宙の中をまっすぐ飛んでいく彗星のごとく、一糸不乱に突き進んでいくようなそんな振り付けであってほしいです。