つんく♂コメント 『The Power/悲しきヘブン (Single Version) 』

℃-ute25枚目シングルです。(インディーズからの通算30枚目)

歌唱力も表現力もダンスパフォーマンス力もピカイチである℃-ute。
女性ファンも本当に増えました。
彼女達にどっか憧れるべきポイントがあるんでしょうね。
いや、あると信じ、我々も日々彼女達の更なるスキルアップを考えながら
プロデュースしてるわけです。


「The Power」
オリエンタルEDMとでも名付けましょうか。
最近何かと騒がしいアジア諸国。
それだけまだまだ力が有り余ってると思いたいです。

日本で粋がりつつもがんばってた青年が、根拠無く世界を目指して突き進んでいく。
そんな青年のケツを叩きながらも激励する女の子が主人公。
ただ、上を目指すのはいいけど、私の事を構わなかったら
仕事の邪魔しちゃうよ!って、女の子もなかなかの強者です。

オリエンタルサウンドな分、パフォーマンスも少々オリエンタル風。
まあ、この「風」ってのがポイントなんやけどね。

すごく力強い曲になったと思っているので、
大人になった℃-uteの代表曲になればよいなと思っています!


「悲しきヘブン(Single Version)」
ファンの皆さんにとってはご存知!という感じでしょう。
ライブでも盛り上がるし、この曲の2トップ鈴木、岡井の歌唱を聞けば
その実力は分かって頂けると思います。
ライブ現場で見ても感じる部分ですが、今回改めてレコーディングして思う事は
「なるほど、さすがやな。やっぱ上手いわ」という点です。
これまではCW曲でしたが、℃-uteのディスコグラフィーに
シングル曲として名を残したかったので、
いわゆる「好評につき!」という前評判ありきで
プロデューサーとしても自信作としてこの曲をお届けしたいと感じ、
今回シングル化させていただきました。

アコースティックギターと歌からスローで始まり、激しいロックに突入。
前作との違いはストリングスが入った事とギターソロが
アコースティックギターになった事によっての悲しさ率をアップさせた事です。

パフォーマンスもSingle Versionとしてさらにキレキレのダンスに仕上げてます。
メインは鈴木、岡井が唄ってますが、矢島、中島、萩原もユニゾン参加してますし、
この先もライブででも愛される曲として成長していくと信じています!


矢島:リーダーなんだが、萩原達も大人になって来た今、
ピュア感を良い意味でキープしてくれてる最年長です。
幼い頃は、悲しい歌を歌う時、よく怖い顔になってたもんですが、
最近は随分余裕も出て来たので良き表情で歌ってくれます。
まじめ一本やりな印象を持ってる人も多いかと思いますが、本当は甘えん坊。
もしかしたら構ってちゃんな部分もたくさんあるのかも。
もう一つの(というか本当の)矢島の顔を引っ張りだせばファンの皆様の勝ち!ってか!?

中島:見逃せない子です。この子は。
というのも今までエロいエロいと言われたりしてましたが、
最近さらにエロい表情、表現を持つようになったと思います。
突っ込まれてる時の照れくささが急に大人になりました。
今まではサンドバック状態な時もありましたが、
今は「いいのよ。打って来なさい。」という顔した後に
「すんません、私で」みたいな何とも言えない大人な顔をします。見逃せませんよ。

鈴木:ますます女らしさに拍車がかかってますね。女性ファンもそういう部分を
見逃さないのでしょう。歌唱力と女性らしさが彼女の良さですもんね。
未だにダジャレ王って感じもしますが、どんなにおふざけしてもエロっぽさは隠せないもんです。
プロとして更なる表現力の探求をして行く事でしょう!
そして、音楽家として、一流を目指してほしいです。
そのためにもリズムをカラダに叩き込んでほしいです。後もう少しだ!

岡井:やはりこの人は凄いです。とにかく想像の外にあるコメントをしてくれます。
笑いの神と実力と天然の3構成なんで、ほんま凄いですわ。
そのうちバラエティ番組でも活躍せざるを得ないでしょう。
あ、歌唱力もあるから面白いんやね、この子は。

萩原:名言から12年。でも、今思うのは、「萩原こそ居て楽しかった」って感じです。
当初のハロー!プロジェクトは忙しさのピークでもあったので、
そんな中の萩原は「癒し」そのものでした。
何をやっても可愛い~って感じでしたが、それはあの子が単に当時の最年少だったからではなく、
あの子の持って居る空気感がそうさせたんだと思います。そんなハギティもうすでに18歳。
最近はダンスの粘っこさが特徴ですごく個性を感じます。まだまだ伸びる気配ですね。