つんく♂コメント 『愛はいつも君の中に/
普通、アイドル10年やってらんないでしょ!?』

Berryz工房35枚目のシングルです。
いままで、Berryz工房はいろんなタイプの曲にチャレンジしてきました。
それに対してよく応えてきたと思います。
チャレンジこそがBerryz工房らしさではないか、とも思う程です。
だからこそこのシングル曲もチャレンジです。
今回も今までにないBerryz工房を楽しんでいただきましょう。

「愛はいつも君の中に」
既出曲の中でも硬派というか男前というか、そういうイメージナンバー1な曲になったと思います。
私事ですが、現在病気療養中ですが、この作品は病状が判明する以前に曲と歌詞を仕上げたものです。
当時はまさか自分が大病であるとか想像もせず、
単なる検査をする目前といった状況の中で仕上げた作品なのですが、
ただ、今読み返してみると、なかなかズシっと重く突き刺さるフレーズでもあるなぁと思ったり・・・不思議です。

さて、そういう諸事情は別としメンバーはとても力強く歌ってます。
発声の仕方もかなり男前ですね。
それに伴ってダンスパフォーマンスもかなり男前に仕上げました。

ただ、バックトラックがゴリゴリうるさいわけでなく、
淡々と冷静だからこそ、ズシっとココロに突き刺さってくる重さみたいな
そういう男前なサウンドになってると思います。

同じ時期に同じような時勢の中で入ってきたハロー!プロジェクトキッズ達も
一人一人本当に個性が強く、そして成長と共にさらに個性が強くなっていきました。
特にBerryz工房のメンバーは個性が強いですね。
大人から見たら同じように見える面々も本当に個性的だよという話。

どんなに個性的であっても愛の思し召しを受けるのはみんな平等であってほしい、
そういう願いでこの曲を書き上げていきました。


「普通、アイドル10年やってらんないでしょ!?」
ご存知の通り、彼女達は結成10年を迎え、すでに11年目に突入しております。
いやぁ~、これは本当にリスペクトするに値する結果だと思いませんか?!

まあ、確かに10年の間にはいろいろあったとは思いますが、
でも、良くやって来てくれたと思います。

アイドルに限らずこの芸能という世界は成功するのはほんの一握り。
さらに、それを長く続けるのがまた難しい。

そんな中、彼女達は10代前半から良くやって来たなと思います。
だって1年間の価値が20歳とも30歳とも40歳とも違いますからね。

10代の1年の濃さは計り知れないわけです。

この数年、ちまたはアイドルブームなんて言われて、猫も杓子もアイドル。
地方にもたくさんアイドルが出ましたが、
アーティスト風に変に変貌を遂げる事なく、アイドルという形でやって来た
彼女達へのエールを込めて書いた曲ではありますが、
世の中にはこれと同じように、誰かに強烈に褒め称えられるわけでもなく、
日の目に当たる事もなく、それでも愛を持ってやり続けている人たちもいますよね。
収入に見合わないがんばりが必要な職業というか・・・
ま、もちろん自分で選んで進んだ道なんで仕方はないんだろうけども、
それでも10年続くとしたら、やはりそれってリスペクト出来る事だよなって
思ったので、そういう方々へのエールも込めて仕上げています。
皆様の中にもそういう職業の方いると思いますよね?!


清水:年齢的にもかわいこぶったままではいけません。それも本人は良くわかってます。
数年前から髪を伸ばし始め、良い意味で余裕が出てきました。
(シングルのリリースの直前に髪の毛を切ったらしいが)
ここらで少々わがままになっていいんだと思う。

嗣永:バラエティに出たり、色々してますが、大人になっていく自分を
バラエティに出て、おふざけして精神的にバランスを取っているんだろうなって思います。
それでいいと思います。
ここ数年の中では一番色っぽく見えますしね。

徳永:色気がない色気がないと言われて来たのかもしれません。
でも、違います。大人になり、個性も強くなり、今までの徳さんではありません。
とにかく今は小さな目標を見つけ、宣言し、それに向って進んでほしい。
2年先が見えたいですね。

須藤:いっつも驚いた目をしてますね。そこがかわいらしさです。
少々太っても愛くるしさは消えないのは、この子のココロの中身がそのままだからだと思う。
この子が無邪気に戯れてる時の表情は真似しても出来ないでしょうね。

夏焼:歌唱力、スピード感、色気、貫禄、いろんな意味で完璧です。
精神的バランスも大人になりました。今は攻め時だと思います。
本人もそれはわかっていると思います。遠慮は無しでイケイケどんどんでお願いします!

熊井:未だに身長にはコンプレックスがあるのだろうか・・・
この特徴は完全なるアドバンテ-ジである。世の中的にみても絶対的に有利である。
この事に本心から気がつく時がくれば、Berryz工房は変わるんだと思う。

菅谷:ここに来てようやくプロらしい顔つきになったなと思います。
それまではどっか末っ子感オーラを出しまくってたんですがね・・・
声量もあるので、ここで力さえつければ怖いものなしです。