つんく♂コメント | 『ワクテカ Take a chance』 |
ついに51枚目のシングルの登場です!
今回のテーマはファンキーロック。
いかにまっすぐ突き進むか。それがテーマです。
惚れた異性に対して躊躇せずまっすぐ愛せ!
という感覚ですね。
ただ、単に恋愛の事だけでなく、人生観としてもまっすぐに!という気持ちです。
以前にブログで歌詞の世界観は今時版の「All You Need Is Love」と書きましたが、
とにかく「伝わるまでぶつかり続けろ!」
そういうまっすぐな気持ちを歌にしました。
今回はミュージックビデオの撮影当日にケガ人が出たり、
その後にもけが人が出たりと少しイレギュラーな出来事もありましたが、
それでもライブも無事幕を開き、皆さんの前で披露する事も出来ました。
入って1年足らずのメンバーもいる中で攻めの姿勢で音楽づくりをしていますが、
本人達も真剣に体当たりしてくれているので、アスリートさながら
少々の負傷もするのかと前向きに考え突き進んで行きたいと思います。
そんな中で難しい課題を毎回乗り越えて行ってくれる彼女達を誇りに思います。
今回のカップリングは4種類。
田中、佐藤、工藤が歌う「普通の少女A」
この曲は少しタンゴの雰囲気漂う中、
女の子の心の葛藤を歌にしました。
大人になりたい⇔子供のままが良い。
心の中で行ったり来たり。
田中れいながよく言ってます。「私大人になりたくない」って。笑
なので、れいななりにまっすぐ歌えたと思う。さすが!という感じで雰囲気も出てました。
歌を上手に粘っこく歌ったりも出来るようになりました。さすがです。
佐藤にとってはすごく難しい曲へのチャレンジでしたが、
田中によく食らいついていったと思います。
この子も理屈なく感覚で覚えていくタイプですね。
工藤も声がずいぶんと落ち着いて来たので、素直に歌う事が出来、
良いバランスに仕上がりました。何よりガッツがありますし。
「大好き100万点」。
100万点という単位がどれほどのものか!?って話ですが、
なんせ大好き!というのを表現すると100万点だったんでしょう。
音域が少し広いので、この曲を起用しようかどうか迷ったんですが、
歌詞をあててみてもすごく良い出来映えだったし、
軽く歌ってみて沈むとこが気になるので、メロを書き換えるのもありかな?とか
思ってましたが、問題なく進みました。
譜久村と石田のデュオです。
譜久村は与えられた課題に対していつもアレコレとテーマや設定を考えてくるので、
その甲斐あってか良い歌が歌えました。
石田はもともときっちりした性格ですが、最近はちょっと砕けてきて、
性格も少し和らいだように思います。歌にもそういう柔らかい部分が感じられます。
「信念だけは貫き通せ!」を歌ったのは、道重、生田、鞘師、鈴木、飯窪。
パワー系のロックナンバーですが、メッセージソングです。
色々迷う事もあるだろう。思い通りに行かない事もあるだろう。
それでも信念だけは貫けと。
元気よく5人で歌ってもらいました。
道重はリズムも良く、声も良く通るので、こういうロックは本当に上手です。
呼吸や間の部分もすごく良くわかってて、良い所にはめてきますね。
生田は自分なりの正解を持ってます。生田論まだまだ貫いてほしいですよ!
鞘師もずいぶん性格も砕けてきました。もう少しアドリブが利くといいけど、
こんなのは経験がものを言うのでそのうち良い部分が出てくるでしょう。
鈴木はいつも自分の言葉で自分なりに話してくれます。
今回の歌もそういう感覚であいつなりに表現してくれました。
飯窪はまっすぐな奴です。今回の歌も丁寧に歌ってくれました。
ピュアな奴が歌うと本当に歌詞の意味もピュアになって入って来ます。
「Loveイノベーション」
通常盤のCWはこの曲です。
学生時代は本気で「自分で魔法が使えたら」なんて考えたもんです。
そんな非現実が実は青春のド真ん中にあるような気がして、
そういうテーマで曲を仕上げました。
全員での歌唱です。この彼の部活は何部かな?とか、
何が理由で落ち込んだのかな?とか考えながらこの曲を
聞いてあげてください。
メンバーそれぞれが持ってる世界観も違うとは思いますが、
リスナーのみなさんの世界観もどんなのか気になるところです。