つんく♂コメント 『プラチナ 9 DISC』

M-9 「情熱のキスを一つ/高橋愛・新垣里沙・田中れいな」
高橋、新垣、田中の3人で歌ってます。
サウンドテーマは「スパニッシュR&B」
歌詞のテーマは「情熱」です。
18歳を超えたこの三人が少しずつ大人の歌を自然に歌うようになってきました。
いつも少し高めのハードルを用意するのですが、
最近は僕の想像を超えて、素直でなおかつ色気があり、
説得力のある歌を歌ってくれるようになりました。
こういうのって、本当に楽曲を制作していて楽しいと感じる瞬間なのです。

ライブのパフォーマンスでも、色気あるセクシーな3人が見ることができると思います。


M-10 「.It's You /道重さゆみ」
サウンドテーマは1980年代のR&B。
ちょっといい意味懐かしいのですが、この時代のサウンドって、
とっても粘りっけがあって、今の道重が歌うことによって、
なんとも言えないかわいい色気が出るように思うのです。
かなり背伸びしてセクシーに歌う。
すごくいいですよね。
もちろん、歌唱力バリバリで、黒人の歌手が歌うと
雰囲気出まくるとは思うのですが、やっぱ、若干の変化球でないと
面白くないでしょ!
道重のように無心で向かってきてくれると、曲が新しい方向に進んでくので、
すごく燃えますよね。
最初、本人に曲を渡して「ソロで歌うよ」って言ったら喜びながらも
不安がってたように思いますが、レコーディング当日は本人も
めちゃ歌う気だったようで、何人かの歌を録る予定でしたが、
「今日は私が歌う順番、一番最後にしてください」って
自分で言ってきました。


M-11 「女に 幸あれ」

シングル第34弾
この曲もライブで盛り上がります。 
みなに幸あれ!ってね!
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M-12 「片思いの終わりに /亀井絵里」
テーマはそのまんま「片思いの終わり」です。
片思いの後「良い結果」になるか「悪い結果になるか」
その辺がテーマです。
実際は大学生や専門学生ではないので、そういった意味では、
実感がないのかもしれませんが、亀井に疑似学生になってもらい、
その気持ちで歌ってもらいました。
学校での恋って、いつ切り出すかってすごく難しいですよね。
もし、だめだったらそのあとも毎日顔を合わせるのに、どうしたらいいかとか
思っちゃうからね。
亀井はモーニング娘。内でもナンバー1のダンスパフォーマンス力を持ってますが、
今回のこの曲は歌を歌うことに集中するために、こういったミディアムな
ちょっとかわいげのある曲にしました。
亀井がどんな表情で歌うかライブの方も楽しみにしておいてください。


M-13 「悲しみトワイライト」
第33弾シングル
卒業メンバーもいるちょっと懐かしいナンバーになったね。
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