広島市中区
空鞘稲生神社
そらさやいなおじんじゃ
宇迦之御魂神、宇氣母智神、和久産巣日神
■ 御由緒(参拝のしおりより)
天文年間の御創建と伝わり本社である空鞘稲生神社と境内末社である幸い神社の二社がこの地に最も古くから鎮座されていると伝わる
色利氏の紫敬も驚くかなりの社領を有していた
昭和20年8月6日原子爆弾により全て廃墟に帰しましたが、昭和28年10月に復興され現在に至る
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〈2024.03.03〉
社名に「空鞘」
読み方も謂れも想像がつかなかったのですが、読みは『そらさや』、謂れは『社頭の松の大木に刀の鞘のみがかかっていた』ことによるそうです
昭和40年の町名改正まで神社周辺は空鞘町と称されていたとのこと
神社名は地名を使っているという(逆に神社名を地名に使っている?)一般的な名前だったんですね
この日、境内では、お祭りの準備?後片付けが行われていました
空鞘って、かっこいい名前だと思います
「原爆クスノキ」
原爆による被爆直後に爆心地近くの川に芽吹いたクスノキを移植したもの
すっかり大木になっています
もうすぐ戦後80年だもんな・・・
社務所で御朱印帳も頒布されていました
「空」の字がかっこいい!
広島県用に頂戴しようかとも思いましたが、そうそう来れる所でもないので…
いただいた御朱印
達筆な直書きでちょうだいしました