今日は奨学金にまつわるお話
こちびは公立大学に通ったのですが、
もともと家が貧乏だったので、両親は大学進学には反対。すぐにでも働いてほしいという願いでした。
そんなこともあり、手に職をつけて生きて行くべく、高校で介護福祉士国家資格を取りました。
しかーし…
好奇心旺盛なこちび、高校生活で素敵な保育士さんに出会い、興味をもってしまったんです
当時は、絶対に保育士になる！と決めていたので、大学進学を希望。
家族からはもちろん反対されたわけですが、
公立大学で、
唯一受験できそうなAO入試のみ一回限り
且つ合格したら、すべての経済活動は自分で賄うならというお許しが。
もともと高校の専攻が進学クラスではなかったのでそもそもセンター試験を受けられる科目は履修できてなかったので
一か八かのAO大学受験に挑戦しました
結果は、18倍の倍率をすり抜けて奇跡の合格
高校でたくさんボランティア活動しててよかった！
そんなこんなで私のキャンパスライフが始まるわけですが、
はい。ここで、10行前に戻ってください
そう、合格したら、すべての経済活動は自分で賄う条件だった
！
そんなこと言っても、合格するまでのやる気を奮い立たせるための話だろうなんて思っていたら、マジでした
アパート代、授業料、生活費…。
援助してもらったのは、家で作っているお米の現物支給のみ
私がそれでもと思って受けたんですけどね。どこかに甘い考えが残っていた自分に気付かされたときは泣きたくなりました
生活のほとんどを奨学金で賄い、足りないところはバイトをし、学生ならではの？貧乏節約生活のおかけで当初満額で借りた奨学金は大学3年生の時に半額を停止。
卒業後から地道な返済生活が始まりました。
今思えば、両親の愛のムチたぶん…のおかげで、授業料半額のために成績上位者に選ばれ続けたし、お金の大切さも知れて、バイト経験もたくさん積めました
そして、そこまでして取った保育士には就かなかったけど、社会福祉士として10年、働き続けることができています
こんなケース稀かもしれないけれど、お金がなくても奨学金でどうにか生き抜けた人もいるのだと誰かの参考や励みになれば嬉しいです
長文をお読みいただき、ありがとうございました
そんなこちびもついに…
