自分を知る限界とは-当たり前の世界を覗いてみる119-

 

 

自分らしく、軸のある生き方をするには、自分自身をしっかりと知る必要があります。

 

どんなことが得意で、どんなことが苦手なのか。

出来ることが何で、出来ないことは何か。

どんなことを大切にしたくて、どんな関係をつくっていきたいのか。

しかし、どんなに自分を観察しても自分のすべてを知ることは出来ません。

 

 

自分にとって当たり前だと思っていることに気付くことは難しいものです。

自分が自分であることを疑ったことがないように、思い込んでいる事柄については、認識さえしていません。

 

 

古代ギリシャのソクラテスという人がいます。

彼の有名な言葉に「無知の知」という名言があります。

これは、自分がいかに知らないのかを知ることを意味しています。

 

自分のことをよく理解して自分らしい生き方をしていく。

この考え方こそが、一番自分を見失う思い込みだということです。

 

 

そもそも「知る」ということ自体が限界があるものであり、自分らしさとは「知る」世界の中だけにあるものではないということを押さえておくことが必要です。

どんなに知っても知らないことがある。これは可能性でもあり、未来でもあります。

つまり、知らない世界と常に接しているということは、新たな可能性もそこにあるということになります。

 

 

 

自分を知る限界が分かった時、あなたは何を感じますか?

 

 

 

 

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多数のアンコールを頂き、第2弾の開催となりました。

11月23日 NohJesuマスター1day